あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

駅舎亭

2013年08月26日 06時54分37秒 | グルメ

 

今回は猪苗代町にある駅舎亭です。

野口英世博士記念館そばの交差点を天鏡台方面へ曲がり

しばらく進むと姉妹店のそば屋「いわはし館」があります。

そこを通り過ぎてしばらくすると、上り坂になります。

すると右手に釣り堀や水族館などが集まったエリアがあります。

駅舎亭はその中にあります。

近くには大河ドラマ「八重の桜」のオープニングでピンクの和傘が

いっぱい広がったシーンの撮影に使われた町営磐梯山牧場があります。

なお「いわはし館」については去年の私のブログに記載がありますので、

よろしかったらご覧下さい。

20130825112638235


建物は旧国鉄の翁島駅をそのまま移築したそうです。

昭和天皇が皇太子時代に猪苗代を訪問されたとき翁島駅を利用

したそうで、猪苗代の人にとっては大切な駅なのかもしれません。

20130825110411224


店の中は当時の駅の状態がきれいに保存されています。

当時の列車時刻表なども貼ってあります。

20130825110425140


メニューは観光客向けに会津の郷土料理がセットになったものも

ありますが、ここは迷わず天もりそばを注文です。

そばがきました。

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そばは猪苗代の地粉で十割、石臼挽きのようです。

食べログでは5分挽きと書き込みがありましたが、私の見た感じ

では7分挽きくらいのようです。

色も5分挽きの色ではありません。

石臼挽きなので少しザラっとした感じがあります。

そこがいい、と言うひとが多いのですが、近頃私はロール挽きの

つるっとしたのもいいな、と思うようになりました。

いわはし館と姉妹店なので同じところで打っているのかもしれません。

 

天ぷらは一般的なネタでしたが、久しぶりに謎の葉っぱが出ました。

山都あたりのそば屋さんでは「こしあぶら」という葉っぱがよくでます。

しかし、栽培マイタケでうまいものに当たったことないですねぇ。

つゆも会津独特の甘めですが、思ったほど甘くなくいい感じでした。

全体的に普通にうまいそば屋さんでした。

 

ここで残念ポイント発見。

 

観光施設の中にあるせいか、「うまいそば屋」のオーラがない。

いくつかある食事処のひとつくらいにしか見えません。

スタッフもメンクイよりは観光客相手のほうが得意みたいで、

そばに関するうんちくはないようです。

会津に観光にきて、「有名な会津のうまいそばでも食うか?」

くらいでしたら十分合格点だとは思います。

 

ついでに淡水魚の水族館を見てきました。

うーん、淡水魚というコンセプトに無理があるような・・・

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*町営磐梯山牧場は一般の方は立ち入り禁止ですので、

 近くの道路などからご覧ください。

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1年ちょっとで浮気

2013年08月23日 08時35分47秒 | 写真

 

スマホを新しくしてしまいました。

まだ月サポが10回くらい残ってましたので、約23,000円

捨ててしまいました。

バッテリーの減りが我慢ならんくらい早かったんですよ。

今までのはF-05Dというものでした。

新しくしたものはF-06Eというものです。

Cimg0416


新しくなった項目を比較してみましょう。

 

-------旧機種----------------新機種---------

   ワンセグTV       フルセグTV

      720X1280ドット     フルHD

  デュアルコアCPU        クアッドコアCPU

その他にも第2世代のおサイフケータイに対応したり、

ハイスピードLTEに対応したり細かい部分でチューンアップされています。

特にバッテリーの容量が現行機種では最大クラスというのが魅力です。

本当に減らないですよ。

そのかわりバッテリー交換は自分ではできなくて、docomoショップへ

持ち込まなければなりません。

たぶんバッテリーというよりは、防水パッキンの関係だと思います。

 

でもどうでしょう、冷静に考えて

「それだけのことで買い換える動機になるか?」

と言われれば微妙ですけどね。

まぁ、斬新な機能が追加されたわけではなく、各スペックが

アップしただけなんですけどね。

とりあず、使ってみます。

 

Cimg0417


フルHDの動画です。きれいですね。

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色の話 その3

2013年08月16日 03時44分48秒 | 写真

 

正しい色を追求するとキリがない。

 

みなさんのカメラはデジカメですか?

ほとんどの方はそうだと思います。

では、撮影した写真はどうしてます?

そのままカメラ屋さんでプリント?

一般的にはそうでしょうね。

今回は自分でプリントする場合を例にとって説明します。

 

まずカメラで撮影しますよね。

そしてカメラの液晶画面で確認して、「よし採用」となるわけです。

その時はカメラ内ですでに画像になっているわけですが、

キャノンやニコンなどの色見本を使って色を再現しているわけです。

そしてパソコンに読み込み、画像を表示します。

その時はパソコンの液晶モニターの色見本をつかって表示します。

この段階で「こんな感じだっけ?」という色になる場合があります。

当然ですよね、色見本が違うんだから。

そしてプリンターで印刷するわけですが、この時もエプソンや

キャノンの色見本を使って印刷されます。

ここでも、モニターの色と違ってくる場合があります。

困りましたよね。

せっかくパソコンで調整してもこれでは意味がありません。

 

何か統一された色見本があれば便利ですよね。

色見本のことをカラープロファイルと言いますが、実は統一色見本があるのです。

一番多く利用されているのがsRGBカラープロファイルと呼ばれているものです。

カメラ、パソコン、プリンターそれぞれが同じsRGBカラープロファイル

という色見本を使えば色のずれがなくなるのです。

このRGBカラープロファイルというのは色見本の基本みたいなものですので、

初期設定ですでにRGBカラープロファイルになっているデバイスがかなりあります。

自分で確認してみてください。

 

sRGBカラープロファイルより広い範囲の色を再現できるのが、

Adobe RGBカラープロファイルです。

だったらみんなこれにすればいい?

ところがAdobe RGBカラープロファイルに対応するにはコストが

かなりかかるんです。

ですからモニターでもプリンターでも上位機種のみ対応という状況です。

 

これでめでたく問題解決?

 

いえいえ、設定はできてもちゃんと正しい発色をしているか

確認しなければなりませんよね。

そこでキャリブレーションという作業が必要になります。

専用の測定器をモニターにあてて、色を読み取り調整します。

時間もかかりますし、測定器も結構な値段です。

 

今度こそ問題解決?

 

いえいえ、部屋の明かりは蛍光灯?LED?

前にも話しました通り、被写体の色は光源に影響されます。

人間がモニターを見るときにも光源の影響を受けるのです。

ですから専用の高価な蛍光管に交換しなければなりません。

 

どうですか、正しい色を追求すると大変ですよね。

でも写真が印刷物に掲載されるプロはちゃんとやっているんですよ。

我々アマチュアはカラープロファイルの統一くらいでいいと思います。

 

おまけの話

 

フォトレタッチソフトの代名詞的なAdobe Photoshopは、今では

Mac版、Windows版がほとんど同時にリリースされます。

しかし以前はMac版の方が早くリリースされたため、印刷所の

多くがMacのデーターしか受け取れないということがありました。

設備投資の関係もあり、いまだにこの様な印刷所がけっこう存在します。

ですから「印刷関係はMacじゃないと仕事にならない」という話ができたのです。

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色の話 その2

2013年08月15日 01時13分40秒 | 写真

 

昨日の話、むずかしかったですか?

要は照らされる光によって物の色は変化する、ということです。

今回は作例で説明しましょう。

 

先日に行ったスパリゾートハワイアンズの写真をつかいます。

まずこの写真を見て下さい。

Img_3220


映画の出演者のサイン色紙ですが、これだけ見れば普通ですよね。

カメラがそのまま吐き出したいわゆる「撮って出し」というやつです。

あえて加工しないようにカメラを設定しています。

わたしは見本くらいにしか使いませんが、普通ならこれで十分です。

実際、私の目にもこのように写っていました。

しかし被写体が白熱電球に照らされていますよね。

ですから画面全体が赤くかぶっています。

光源の色温度が低いためです。

みなさん、ここからが重要です。

ですから「低い光源で正しく発色させるため、撮影時の色温度設定を下げます」

それが、この写真です。

Img_32202


どうです?

「あぁ、なるほどね」って感じました?

たしかに太陽の下で見るとこんな感じになるはずですよね。

白い壁がちゃんと白いでしょ。

これがホワイトバランス調整です。

できれば撮影時に行えればいいのですがね。

ちなみにやり方は、市販の反射率18%グレーのボードを最初に撮影し

きれいなグレーになるように調整します。

なければ、なるべく中間的なグレーの壁などを撮影し調整します。

 

最後に、これは調整のやり方を説明したもので、必ずやらなければ

ならない、というわけではありません。

あくまでも撮影者の意図が最優先されます。

勘違いしないように。

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色の話

2013年08月14日 06時34分45秒 | 写真

 

写真のブログですので、そばの話ばかりではなく少しは

写真の話をしようと原点?に戻り、今回は色の話を

してみたいと思います。

 

自然界には約3億色の色があると言われています。

当然すべての色を再現するのは不可能で、現在は約1670万色

くらい再現できるようです。

すべての色を3原色と呼ばれる色の濃淡で再現しているわけです。

よく勘違いされるのですが、3原色とはRGB(レッド、グリーン、ブルー)

ではなく、写真や印刷で使用される3原色はCMY(シアン、マゼンタ、イエロー)

を指します。

 

フルカラーは一般的に24ビットで表現されますから、

一つの点(画素)を3つの色それぞれ256(00~FF)段階の濃淡の組み合わせで

表現しています。

真っ白はすべてのビットが1ですから「FFFFFF」

真っ黒はすべてのビットが0ですから「000000」

となります。

24ビットにアルファチャンネル8ビットを加えた32ビットをフルカラー

と呼んでいる場合もあります。

 

色の温度がある?

みなさんは同じ炎でも赤い炎と青い炎では温度が違うのを

知っていますか?

青い炎の方が温度が高いんです。

このことを応用して光が持っている色のことを「色温度」と

呼んでいます。

白いシーツを蛍光灯と白熱電球で照らした場合どうでしょう。

両方とも白く見えますよね。

露出の話の時にも書きましたが、人間の目は脳とつながっているので

シーツは白いはずだと認識しているので白く見えるのです。

実際は白熱電球で照らした場合は赤っぽく、蛍光灯で照らした場合

は緑っぽく写っています。

カメラはそのまま写してしまうので、「何か違う」と思ってしまう

ような仕上がりになってしまいます。

 

人間の目は太陽光で照らされた状態を正しい色と判断するようです。

その太陽光で照らされた状態をデーライトと呼んでいます。

でも具体的に数字で表現してもらわないとわからないですよね。

そこで先ほどの色温度が登場します。

太陽光で照らされた状態を5,500k(ケルビン)という数字で

白熱灯で照らされた状態を4,500k(ケルビン)という数字で

表現しています。

どちらも”約”ですけども。

ですから白熱灯で照らされた状態の写真を正しい色に補正するには

フォトレタッチソフトの色温度変換で5,500k近くにすればいいのです。

これを「ホワイトバランス」と呼んでいます。

 

昔は現像上がりまで仕上がりがわかりませんでしたから、撮影時に

高価なカラーメーターを使って色温度を調べて、ゼラチンフィルター

で補正してました。

それでも保険の意味も兼ねてフィルターを変えて何枚も撮っていました。

今は便利になりましたよね。

 

ただし、写真の表現の一部としてあえて色かぶりを残す場合が

あります。

夕日などは多少赤みが強い方がいい場合が多いですからね。

 

プリンターって3色以上あるんだけど?

それはプリンタードライバーのしわざです。

プリンターに渡されるデーターに5色や6色のデーターが

あるわけではありません。

より再現性を高めるためにプリンターメーカーが各色を

解析して割り当てる色を決定しています。

昔のプリンターは「黒」を表現するのに3色すべてのインクを

重ねていました。

理論的にはそれで正しいのですが、きれいな「黒」には

ならなかったのです。

だったら「黒」のインクを作ってしまえと・・・

そういう歴史があったのです。

 

 

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