あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

レアすぎると、売れない

2020年08月04日 01時00分00秒 | 写真

  

もう聴かなくなったCDを売ろうと思った。

最初「メルカリ」にしようと思ったのだが、

単価の安い物は、手数料、送料など

を差し引くと、ハードオフあたりで売った

のとたいして、値段の差がないのだ。

なので、会津若松市のハードオフ

に持ち込んだ。

  

けっこうな数、持って行ったのだが、

「買い取りできません」という物が、

数枚あった。

汚れてなどないし、品質には自信があった。

レンタルの傷だらけのCDとは、違うのだ。

スタッフに聞いてみると、本部と繋がって

いる端末で検索できる「本部が決めた、買い

取り金額の基本データーベース」にないか

ら、値段をつけられない、ということだっ

た。

そう、店舗のスタッフの裁量では、A級、

B級くらいを査定するくらいしか任されて

いないのだ。

基本となる金額のデーターは、本部の

データーを参照しているのだ。

  

では、どんなものが値段がつかないのか。

まず、これ。

これは、台湾から直接買った、テレサテン

のCD。

世界中のCDのデーターをすべてそろえる

のは、最初からムリである。

従って洋盤は「データーがない」という場合

がけっこうある。

まあ、これはある程度理解できる。

  

次に、これ。

裏も、見ていただく。

最後に、おそらく買い取りできるであろう、

というCD。

これの裏面。

さて、何が違うのか。

片方のCDは、売れないクラシックのCDを

安くしてなんとか売ろうとした、イレギュラ

ーなCD。

もう片方は、正規のシングルCDとして、

リリースされたもの。

よく見てください。バーコードが印刷されて

いる。

このバーコード、けっこう大きな意味があ

る。

詳しくはわからないが、音楽業界が定めた

番号で、本のバーコードと同じようなもの

だと思われる。

リリース時点で、業界のデーターベースに

詳しい内容が入力されているのだろう。

  

バーコードがあれば、スキャナーで一発で

検索でき、かつデーターがある場合が多い。

バーコードがないと、データーがないか、あ

ってもスタッフがうまく検索ワードを入力で

きずに探せない場合があるのだ。

写真を例にすると、

「ショパン ルービンシュタイン エコーイ

ンダストリー」と入力しなければならない。

そして、数枚表示されたデーターから、幻想

即興曲が入っているCDを見つけなければなら

ない。

興味のない人間が、ここまで入力できる

ということは、まずないと思う。

モチベーションの低いバイト君だったら、

なおさらのことだ(失礼)。

   

ちなみに、買い取り業者が違えばデーター

ベースも違うので、買い取りできるかも

しれないのだが、ハードオフのスタッフに

よると、「私どものデーターベースにないも

のは、他の業者さんでも、ないと思います

よ」とのことだった。

やっぱ、あまりにもマニアックなものは

データーにないんだね。

 


2 コメント

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Unknown (ベレー帽のララさん )
2020-08-05 20:34:58
レア物で値段を付けるのですから鑑定士のなんでも鑑定団に写真応募して値段を付けてもらい買い取り価格と売却価格が成立すれば欲しがっているファンが大事に取り扱ってくれると思います!
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Unknown (abechan)
2020-08-06 14:28:23
コメント、ありがとうございます。
メルカリでも、「わかる人には、わかる」
的なことが、よくあります。
かなり、それで助かりました。
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