さて、今日も猪苗代町でそばを食べようと思いナビをセット。
「今時、舗装されてない道を行かせるか?」と思いながら
ポンコツナビの指示通り運転。
約45分で開店時間ジャストに到着。
しかし多くの人が車の中で待機している。
店の扉には「本日は都合により40分開店時間を遅らせます」
の張り紙が・・・
だからみんな待機していたのか。
でも、開店しても人数がすでに店のキャパをオーバーしてるぞ。
並ぶのかよ・・・
私は、そばは食いたいが並んでまで食うもんではない、という
変な考えの人間なのですぐに他の店をチェック。
今回は遊山というお店に行くことにしました。
国道115号線と平行に走っている県道2号線を土湯方面に運転
していると左側に見えてきます。駐車所が広いです。
お店に着いたらびっくりしてしまいました。
私だけではなく、みんなびっくりすると思います。
立派すぎます。
重厚な門構え、7500坪の日本庭園。
でもご安心を、普通のそばの料金です。
そばの売り上げだけで維持管理できるんですかね。
他人事でも心配してしまいます。
それとも、オーナーはホテルも経営してるので道楽なんでしょうか。
駐車場にはオーナーのものと思われる高級外車もあったことだし。
違うかな、でもいいんです、あくまでも見た感じ、イメージですから。
違ってたらごめんなさい。
ではさっそく店の中に入りましょう。
店は門をくぐって石段を何段か上がると右手に見えます。
中は、50~60年代のアメリカンオールデイズでいっぱい。
モンローやコカ・コーラーのポスター、キャデラックの模型やら、
古いジュークボックスなど。オーナーの趣味らしいです。
やっぱり貧乏人ではできない趣味ですよね。(すごい偏見)
では、さっそく天ざる蕎麦を注文です。1580円です、安心したでしょ。
を使っているとのこと。
地下400メートルからくみ上げた水を使用と説明されていますが、
勉強不足のため、水のうまさまではよくわかりません。
小さい子供なんか連れてこられないですよね、こんな貴重な食器では。
つゆは何ともいえない不思議な味です。
かつを節というより、昆布系だしのほうがはるかに強いです。
かえしもまろやかで、これはこれでうまいですよ。
天ぷらは山菜が中心で塩で食べます。エビが大きいです。
しかしBGMのダニー・ボーイを聞きながらそばをすするってのも、
なんか不思議な感覚です。
自身のホームページ以外では一切広告活動をしていないとのこと。
そーいえば「そば暖簾の会」の会員ではないですね。
猪苗代町内でも広告のたぐいは見たことないです。
すごい自信です。うまければ口コミで自然に広まる、ってことを
言いたいんでしょうか。
「じゃあ、なんでお前、知ってるの?」
はい、宣伝はしないけど取材には応じるみたいで・・・
雑誌に載っておりましたです。
しかしまぁ、そば屋さんらしからぬ佇まいをしております。
でも確実に言えることは、女性に受けますね。
「いやーん、すてきぃー! こんな店知ってるんだぁ」ってなりますよ。
そーゆー意味では、あまり有名になって欲しくない店ですね。