あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

蕎麦物語 遊山(ゆうざん)

2012年05月28日 20時31分45秒 | グルメ

さて、今日も猪苗代町でそばを食べようと思いナビをセット。

「今時、舗装されてない道を行かせるか?」と思いながら

ポンコツナビの指示通り運転。

約45分で開店時間ジャストに到着。

しかし多くの人が車の中で待機している。

店の扉には「本日は都合により40分開店時間を遅らせます」

の張り紙が・・・

だからみんな待機していたのか。

でも、開店しても人数がすでに店のキャパをオーバーしてるぞ。

並ぶのかよ・・・

私は、そばは食いたいが並んでまで食うもんではない、という

変な考えの人間なのですぐに他の店をチェック。

今回は遊山というお店に行くことにしました。

国道115号線と平行に走っている県道2号線を土湯方面に運転

していると左側に見えてきます。駐車所が広いです。

お店に着いたらびっくりしてしまいました。

私だけではなく、みんなびっくりすると思います。

立派すぎます。

重厚な門構え、7500坪の日本庭園。

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「いったいいくら取られるんだ?」って思います。

でもご安心を、普通のそばの料金です。

そばの売り上げだけで維持管理できるんですかね。

他人事でも心配してしまいます。

それとも、オーナーはホテルも経営してるので道楽なんでしょうか。

駐車場にはオーナーのものと思われる高級外車もあったことだし。

違うかな、でもいいんです、あくまでも見た感じ、イメージですから。

違ってたらごめんなさい。

ではさっそく店の中に入りましょう。

店は門をくぐって石段を何段か上がると右手に見えます。

中は、50~60年代のアメリカンオールデイズでいっぱい。

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モンローやコカ・コーラーのポスター、キャデラックの模型やら、

古いジュークボックスなど。オーナーの趣味らしいです。

やっぱり貧乏人ではできない趣味ですよね。(すごい偏見)

では、さっそく天ざる蕎麦を注文です。1580円です、安心したでしょ。

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猪苗代町は本州一のそばの生産地なのに、ここは山都のそば粉

を使っているとのこと。

地下400メートルからくみ上げた水を使用と説明されていますが、

勉強不足のため、水のうまさまではよくわかりません。

Cimg0037

使っている食器は大正時代のものらしいです。

小さい子供なんか連れてこられないですよね、こんな貴重な食器では。

つゆは何ともいえない不思議な味です。

かつを節というより、昆布系だしのほうがはるかに強いです。

かえしもまろやかで、これはこれでうまいですよ。

天ぷらは山菜が中心で塩で食べます。エビが大きいです。

しかしBGMのダニー・ボーイを聞きながらそばをすするってのも、

なんか不思議な感覚です。

自身のホームページ以外では一切広告活動をしていないとのこと。

そーいえば「そば暖簾の会」の会員ではないですね。

猪苗代町内でも広告のたぐいは見たことないです。

すごい自信です。うまければ口コミで自然に広まる、ってことを

言いたいんでしょうか。

「じゃあ、なんでお前、知ってるの?」

はい、宣伝はしないけど取材には応じるみたいで・・・

雑誌に載っておりましたです。

しかしまぁ、そば屋さんらしからぬ佇まいをしております。

でも確実に言えることは、女性に受けますね。

「いやーん、すてきぃー! こんな店知ってるんだぁ」ってなりますよ。

そーゆー意味では、あまり有名になって欲しくない店ですね。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
へ~ (yuki)
2012-05-29 04:52:44
へ~
こういうお店あるんだぁ 
行ってみたくなります 
興味そそります
返信する
yukiさん (abechan)
2012-05-29 17:09:01
yukiさん

少なくともガソリン代かけるくらいの価値はあると思います。
返信する

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