藤田美術館の至宝
国宝 曜変天目茶碗と日本の美
この展覧が六本木で開催されるとは、本当に歓喜しました。
早速前期のうちに行ってきました。
明治時代、関西の二代事業家、藤田、白鶴、が不同の位置を誇っていました。
その藤田家、藤田傳三郎が収集してきた
至宝が119件大阪から運ばれてきました。
何度も大阪に出る機会があっても
なかなか藤田美術館まで足を伸ばすことが叶わな . . . 本文を読む
東京のホテルの伝統、ホテルオークラがこの9月から
建替え工事に入ることとなったそうです。
アメリカ大使館の直ぐ側で、
日本の中枢に近い場所で要人たちに最高のサービスを提供し続けています。
その建物の日本的なテイストにどうにかそのまま素晴らしい意匠などを
残して欲しいとの声も世界中の著名人から上がっていることも
その建物の持つ重要な存在を証明していることだと思います。
こちら . . . 本文を読む
蔡國強というアーティストをなんとなく気になる人として
インプットしていたので、
久しぶりに横浜美術館まで出かけてきました。
北京オリンピックの開会式で会場に花火でつくられた足跡が
ずんずん進んでいく空中ショーに魅せられたことが新しい記憶でしょうか。
某テレビ番組でたけしさんと共演し、たけしさんも作品創作に加わったりして、
火薬を使って火の燃えた跡を絵画に使うといったら、
蔡國 . . . 本文を読む
せっかく京橋にでたので、
頑張ってブリジストン美術館まで足を伸ばしてみました。
ちょっと時間が限られていたので、
ざっくりの鑑賞になりましたが、
5月17日の会期末後は数年にわたって新築工事のために休館するようなので、
再度足を運びたいと思います。
ブリジストンのコレクションは両親の世代にジャストフィットで
コレクションも時代性があるとつくづく実感します。
幼い頃、一 . . . 本文を読む
年明け早々、様々なことが舞い込んできて落ち着かない日々を過ごしていますが、
年初に見てきたもの、とりあえずメモ代わりに残しておきます。
草月の私の先生が赤坂でいけばな展示を約一月年末年始に展示していました。
そのお陰で早朝からのお手伝いがあり、
仕事から解放された後、意外にも彼方此方立ち寄ることができました。
*岡部嶺男 火に生き 土に生き 展 菊池寛実記念智美術館
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悩ましい年一度のベストテンの年末恒例イベントを越年してしまいましたが、
印象の強かった展覧を思い、振り返りたいと思います。
10 内藤礼 信の感情 東京都庭園美術館
リニューアルで休館中だった庭園美が戻ってきたそのうれしさを
建築のもつ歴史と暮らした人の歴史と内藤礼さんの目を通して
空間の内と外の光をみつめる静謐な共鳴が表現されました。
新館のスマートさ . . . 本文を読む
この日は庭園開放された紅葉と、国宝展を再訪し、
東洋館、本館、法隆寺館、そして
表慶館で開催中のエルメス展を見る、というまるまる東博を
楽しんできました。
本当に体力と気力さえあれば一日中遊んで暮らせます。
そこで、見てきたものの画像をアップして見てきたものを
記録しておこうと思います。
きっとこの日が今年最後の東博になるのかもしれないのですが、
この一年、相変わらず沢 . . . 本文を読む
錦秋の紅葉を感じるまもなく、晩秋にはいってしまいましたが、
ようやく根津美術館に行ってきました。
新旧あわせての友人たちとのカフェタイムを楽しくすごし、
ゆったりと鑑賞した後、先を急ぐ友と別れ、残った旧友と庭園に繰り出しました。
こういった庭園環境を持っているところは
やはり日本美術の生まれたところはうつりゆく自然であると改めて感じます。
誰が袖図、としての展示品は17点です . . . 本文を読む
トーハクの国宝展が会期末となり、金印展示も終わったので
もしや、入場に隙間が生まれているかも?と出かけていったのですが、
噂ににきいていた「エルメス」の展示があるということを
東洋館本館を見て歩いた後、ひょっと思い出して行ってみました。
入場のためのエルメスサイトの案内も何も見ないで
直撃受付すると、再度入場をしてチケットを手にしてきて欲しいとのこと。
(下記にサイトをリン . . . 本文を読む
根津美術館、新創開館5周年記念特別展として、
「名画を切り、名器を継ぐ」と題して
美術にみる愛蔵のかたち の展覧会が開催されています。
この極上の名品たちに心躍らせて行ってきました。
なぜか若い頃から古美術が大好物で、そのものが歴史を生き抜いてきた、
それだけでぽうっとなってしまいます。
この展覧会は根津美術館でなければできない企画展です。
この後、巡回もないのです。
出 . . . 本文を読む