最近になって、ちょっとずつ現代アート作家の作品を見るようになってきた。
大々的な展覧は圧倒的ですばらしいものがあるけれど、
こうして今現在作品を作る事に一生懸命な人達からも
時としてものすごく元気を頂ける事がある。
日々の暮らしにちょっと近い世界観も嬉しい。
美術館に入ったら、向こう側に行ってしまうから。
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出光の琳派展の二期の会期中に起こった東日本大震災の影響で会期末を待たずに中止となった事は
誠に残念な事だった。幸い一期二期とも鑑賞を終えていた私はただ安堵する思いだった。美術館にとっての所蔵品管理はどんなに大変な事だろうと、安易に想像するばかりだが、その出光美術館の再開の時がやってきた。ことにやきものなどの工芸品の地震対策は細心の注意があるに違いない。出光ファンとしてはともかくも出かけて鑑賞する事が応援になると思いたい。 . . . 本文を読む
震災の影響下、美術館の展覧会も春休みにビッグな展覧会をずらり企画されていたが、あっという間に延期、中止のニュースが飛び込んで落胆された方が多かったろう。その落胆は企画していた美術館関係者にもさぞ大きかったただろうと察するにあまりある。4月になってようやく障害を乗り越えての再開の知らせに安堵と嬉しさにワクワクさせてもらった。 . . . 本文を読む
MOA美術館を訪ねるのは何十年ぶりだろう?
まだ親元で暮らしていた社会人3年生ぐらいの時だったろうか。
なんと仰天なエスカレーターに延々と連れて行かれ、天井のお宝群に
ただただ驚嘆したのを今のように思い出す。
この日は、久しぶりに母との美術鑑賞に熱海までひとっ走り。 . . . 本文を読む
アートブログつながりで知り合ったあおひーさん、今年も銀座ART POINTでの展覧が始まりました。
個展状態では今年が初めてで、それ自体が彼の作品への思いの蓄積。堆積になるまでの時間が詰まっています。 . . . 本文を読む
「写楽展」早速行ってきました。なにしろテレビで特集されると即混雑必至になる事を恐れ。
それと、東博がときどきフェイントサービスをしてくれます。
月曜日も開館。その情報をのんびりすごしていた月曜日のお昼にたまたま見つけた私は、嬉々として上野に駆けつけたのでした。 . . . 本文を読む
GWのこどもの日、5月5日にいつもお世話になってるMr,Takさんの主催でアート好きな人たちのための
それも義援金チャリティー企画が突如沸き上がりました。
各自お宝な図録を持ち寄ってその収益金を義援金として被災地への応援をしよう、という元気な企画です。
私も嬉しくなって参加してきました。
この会のおかげで私まで元気になったことをお礼申し上げます。
その感想を再スタートの記事としたいと思います。 . . . 本文を読む
一月以上もブログをおいたままに過ごしてきましたが、ようやく気持ちがアートに向かえる力が湧いてきました。
この大惨事を目の当たりにして、いつ起こるともわからない天災への恐怖と、被災地の人たちに対する気持ちを思うとなんとも落ち着かない日々を過ごしていました。
その間、息子は中学を卒業し、高校に入学し、夫はずっと被災地への仕事に追われて暮らしていました。
どんなに悲惨なことが起きても時は過ぎていき、そしてできることをやっていくしかないことに気がつくのです。元気な人たちからパワーをもらい、そしてやっぱりアートに触れることによって私自身が元気になることを実感できるようになりました。
あべまつ行脚、再開致します。 . . . 本文を読む