江戸時代後期の江戸の絵師、谷文晁の展覧がサントリー美術館で始まっています。
この文晁という人の画業のことは漠然としていてわからないのですが、
展覧会で江戸絵画が紹介される中で、いちいち引っかかっていました。
しっかりとした画業を裏付けるようなぶれのない、淡々とした表現に
同時期の奇想絵師や、琳派の継承者達の中にあっても
クールさが際だって逆に印象に残るのです。
先月東京江戸博物 . . . 本文を読む
今、有り難い事に東日本大震災の応援にプライス御夫妻による
プライスコレクションが東北を巡回中で、
鑑賞したみなさんは大いに元気をもらっていることでしょう。
そのコレクション収集の素晴らしさを東京国立博物館で
心底驚嘆したことを思い出します。
プライスさん御夫妻のように、アメリカの日本美術愛好者である、
ファインバーグ御夫妻のコレクションを展覧する展覧会が東京江戸博物館で開催されまし . . . 本文を読む
トーハクの東洋館を見た後、本館に行ってみました。
ここは何年通っても底が知れないとは毎回驚かされ続けます。
今回も面白いモノ続々発見でした。
*国宝室には「法華経一品経」(慈光寺経)
美々しい料紙に美しい文字が並び、さぞ高位の方のものだと
感じ取れます。
平家納経に続く鎌倉時代前期の装飾経典の代表とされているそうです。
*宮廷の美術
こちらには「鳥獣人物戯画断簡」
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先週、久しぶりに東京国立博物館の東洋館に行ってきました。
やはり時々見に行かねば、とまた強く感じました。
以前の東洋館へも時々見に行ってましたが、
今年年明けにリニューアルされた東洋館を拝見して、
展示の美しく見やすくなったことの
衝撃が大きかったこと、思い出します。
それで、またカメラOKのところで撮影してきました。
中国の展示に時間を割いてみてきました。
どれも横川民輔氏、 . . . 本文を読む