老舗で充実のお蕎麦ランチを仕込んだ我らオバサンズ3名は
歩いて歴博へ行く気力など毛頭なくて、
タクシーを呼んでもらって、いざ、民博。
あっという間の車移動に感謝です。
(しかし、ギラギラ太陽、暑すぎる!!)
という枕を抱いたまま、
いざ、初歴博潜入です。
一人はすでにここに来たことがあって、
何処にナ二があるって事をぼんやり覚えていたようです。
歴博、中庭から。
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シーボルト展が佐倉の歴博 国立歴史民俗博物館で開催されていることを
NHK日曜美術館で知って、
佐倉の歴博に未だにいけていないことも手伝い、
旧友オバサンズ3人で行ってみることにしました。
佐倉、という所を千葉県民経験者でありながら
川村美術館があること程度で、他は何も知らないことに愕然とするのですが、
生まれも育ちも市川住民の旧友と
京成電車の特急に乗り込んで、あっという間 . . . 本文を読む
今月の28日まで、千葉市美術館で
「河井寛次郎と棟方志功」展 日本民藝館所蔵品を中心に
という企画展が開催されています。
千葉市美は毎回、質量で降参する展覧会を開催してくれます。
今回も、盛りだくさんの展示に、負けないよう、
ランチをしっかり食べて、いざ!と会場入りしてきました。
入場者がまばらで残念でしたが、
見る方としては大変ありがたく、独り占め状態を堪能しました。
今 . . . 本文を読む
暑くなり、夏になると、やきものの世界は涼しい色の染付のものが似合う季節となります。
テーブルでも、どってり土っぽいものよりも、
白と藍色でせめてもの涼を感じたくなります。
その染付展が我が家の割合近く、千住大橋駅すぐの石洞美術館で
開催されています。
こちらの特に古染付の収集は群を抜いていて、
これまでもあちこちで開催された染付展会場で
思いがけず、「石洞美術館蔵」 . . . 本文を読む
川端康成のコレクション、と聞いただけでそわそわしていました。
彼の目に叶ったものがどれだけ桁外れであったか、
古美術ファンならば垂涎ものを 易々と手に入れていたようで、
そのグレードの高さにも目眩を覚える方がいると思います。
いつか、その全貌を、鎌倉の旧宅で展示された様子を目にしたいと
願っていますが、もはや、叶わないことなのかも知れません。
とはいえ、そのコレクション . . . 本文を読む
あべまつ行脚、久しぶりの更新です。
一年余り、関わってきたことがようやく幕が下りる時を迎えました。
詳細をいずれ、と思いつつ、
告知などもブログ、Facebook開設などをしてもらっていたので、
そちらにゆだねていました。
少し、落ち着きが戻ってから、総括できればと思っています。
さて、多忙の中にも寸暇を拾って見てきたものがあったのですが、
感想をTwitterでぼそぼそあげ . . . 本文を読む
オートクチュール、憧れの世界です。
母が文化服装出身であり、私自身も服飾業界で働いていたこともあって、
服飾の持つ魅力からいまでもなお、心躍らされています。
イヴ・サンローランの映画公開を楽しみに見に行ったり、
毎年春秋に発表されるブランドハウスの作品をネットでみたり、
人を美しく魅せてくれる、物作りの文化の蓄積にリスペクトを捧げます。
遠く、パリに思いをはせていた時代から
今 . . . 本文を読む
年末恒例のアート鑑賞のベストテンを挙げようと思いつつ、
年が明け、松が取れてしまいました。
遅まきながら、2015年を振り返りたいと思います。
2015年は特別な一年でしたので、
行動範囲が限られていて、至近距離の美術館ばかりでした。
数年来の中で一番少ない展覧鑑賞となりましたが、
美しくも麗しい芸術品を見ることができました。
アート鑑賞の他では、文楽は東京公演はほとんど見 . . . 本文を読む
秦の始皇帝、その時代が紀元前3~2世紀、という果てしなく遠い時代のもの。
その圧倒的力の歴史的宝物が中国からやってきました。
兵馬俑の軍団が整列している姿は一度見たら忘れられません。
現地でその凄味に触れたいと思いはしますが、
現実的ではないこともなんとはなしに思っていました。
10月27日から東博で
兵馬俑の一部と、その時代の宝物の大々的な展覧会が開催されています。
会期は . . . 本文を読む
これからの美術館事典。
国立美術館コレクションによる展覧会という、サブタイトルは
つまり、この展覧会は国立美術館の所蔵品で構成される、
そういうことのようです。
英語で NO MUSEM, NO LIFE?
人生に美術館がなくて大丈夫かっていわれると
優先順位からしてどうなのかと
突っ込みを入れつつ、
豊かな時間を過ごすためには不可欠。
恵まれた環境下においては身近に . . . 本文を読む