この法則、政治、経済も物事も、淘汰も、分かるものだ。
この世は、宇宙ではないが、法則がある。
「パレートの法則とは、「結果の80%は、たった20%の原因から生み出されている」という考え方で、「80対20の法則」とも呼ばれています。自然現象や社会現象にも当てはめられ、
「売上の80%は、たった20%の顧客が生み出している」(マーケティング)
「社会全体の富の80%は、たった20%の富裕層が所有している」(所得分布)
「社会全体の富の80%は、たった20%の富裕層が所有している」(所得分布)
などと言われることも。
とはいえ、たった2割の要因が8割に影響力を及ぼしているだなんて、にわかには信じられない方もいるかもしれません。そこで、「売上の80%は、たった20%の顧客によってもたらされている」という仮説を、日常における身近な例として「街のケーキ屋さん」でイメージしてみましょう。
ケーキ屋さんにしょっちゅう立ち寄るという人は少ないと思います。ケーキ屋さんに行くのは、誕生日やクリスマスなどの特別な日くらい、という方がほとんどではないでしょうか。なので、「ケーキ屋さんの顧客の80%は、年に2回しか訪れない
【一般客】である」と仮定してみましょう。
あるケーキ屋さんに全部で100人の顧客がいると仮定した場合、
【一般客】は80人です。80人×2回=160回なので、
【一般客】は1年間に160回来店するということになりますね。
残り20人の顧客は、このケーキ屋さんのことが大好きな
【常連客】で、週に1回というハイペースで来店するものとします。ということは、1年間でおよそ50回。20人×50回=1,000回なので、
【常連客】は年間1,000回も来店する、という計算です。
8割にあたる
【一般客】が年160回しか来店しないのに対し、たった2割しかいない
【常連客】は年1,000回も来店する。つまり、1年間に来店する顧客のうち、【常連客】は実に約86%を占めているという計算になります(1,000/1,160)。とても単純化した例ではありますが、「売上の大部分は少数の顧客によって担われている」という感覚を数値的に理解することができるでしょう。
とはいえ、パレートの法則はあくまで経験則。いつも厳密に80:20の割合になるというわけではなく、70:30になることもあれば、90:10になることもあるかもしれません。重要なのは、80:20という数字よりも、「原因の大きさと結果の大きさは必ずしも釣り合わない」「小さな原因によって大きな結果が生み出されることもある」という考え方なのです。
パレートの法則は、さまざまな事例に当てはめられます。例をいくつかご紹介しましょう。
- 売上の8割は、2割の従業員が担っている。
- 売上の8割は、2割の商品によって生み出されている。
- 住民税の8割は、2割の富裕層によって納められている。
- Webサイトのアクセスの8割は、2割の重要ページに集まっている。
- 仕事の成果の8割は、労働時間の2割によって生み出されている。
ほかにも、「上位2割のものが大きな影響力をもつ」という構造であれば、ほとんど何でもパレートの法則を当てはめることができるでしょう。」
考えると、どこに場所、いるか。そして、組織、仕事。問われる。
惑星、の映像見たくなった。
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想像を超えた宇宙の広さ、地球のちっぽけさを体感してください