面白かった、ソフトボールの決勝。
いや、考えさせられる。
なにか、一つは、人材の選び方。
そして、育成も、問われる。
「<東京オリンピック(五輪):ソフトボール・日本2−0米国>◇27日◇決勝◇横浜スタジアム
日本が米国を下し、前回実施された08年北京五輪に続く金メダルを獲得した。4回に渥美万奈内野手(32)の内野安打で先制すると、
5回には藤田倭投手(30)の右前適時打で貴重な追加点を挙げた。
投げては先発上野由岐子投手(39)が、6回途中無失点の好投。7回もリエントリーで無失点に抑えて米国を沈め、頂点に立った。
13年たっても上野はすごかった。
宇津木監督が手を合わせて祈る中、最後の打球が捕手の我妻のミットに収まると、両手を挙げて喜びを爆発させた。
宇津木監督と涙を流して抱き合った。
その後、3度の胴上げで宇津木監督が宙に舞った。
初回から捕逸でピンチを招くなど不安定な立ち上がり。
5回まで1安打ながら、内容は悪かった。6回無死、2安打目を許したところで、後藤に交代。それでもやはり最後は上野に託された。
「途中リリーフで投げてくれた後藤が顔面蒼白(そうはく)で投げてくれていたのをみて、自分がやってやるんだって奮い立たせてくれた。気持ち強く投げられて、本当に良かったと思います」。7回にリエントリーで再びマウンドに戻り、3者凡退で締め、胴上げ投手になった。
08年の金メダル後、燃え尽き症候群のようになることもあった上野。「13年っていう年月を経て、最後にあきらめなければ夢がかなうとたくさんの方々に伝えられたと思う。ソフトボールは次回からなくなるが、諦めることなく、しっかり前に進んで行けたらいいなと思う」。13年間の思いを乗せた魂の投球で、悲願の金メダルに輝いた。」
後藤選手のことが、少ない。
本当は、予選、決勝も、後藤選手だろう。
彼女がいないと、勝てない。
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NHKの記事。
「
ソフトボールの決勝でアメリカに勝ち、13年前の北京大会以来となる金メダルを獲得した日本。
21日の初戦から7日間で4試合に先発し、大黒柱としてチームを引っ張ったエース、上野由岐子投手のインタビューの全文です。
ーーー金メダルをつかんだ今の気持ちは。
本当に感無量です。
ーーー最後の瞬間、マウンドではどんな気持ちだったか。
途中、リリーフで投げてくれた後藤(投手)が顔面蒼白で、いっぱい、いっぱいで投げてくれたのを見て、逆に“自分がやってやるんだ”と奮い立たせてもらった。そのおかげで最後、気持ちを強くもって投げることができて、最終的に皆さんの期待に応えられて本当によかった。
ーーーどんな思いで先発登板したのか。
これが自分が背負ってるものだと思っていたし、このマウンドに立つために13年間、いろいろな思いをしてここまで来られた思う。そういう意味では“投げられなくなるまで、絶対投げてやる”という思いで先発マウンドに立ちました。
ーーー13年ぶりの金メダル、重みは。
前回の金メダルと違って、地元開催でプレッシャーが大きかった。近くで(宇津木)麗華監督の姿を見ていて、日に日にプレッシャーに押しつぶされちゃうんじゃないかと思うくらいの姿だった。少しでも力になりたいと思ったし、最後にこうした恩返しができてよかった。ーーー今後のソフトボール界にもつながる「金」になるか。
13年という年月を経て「最後まで諦めなければ夢はかなう」ということを、たくさんの方々に伝えられたと思う。ソフトボールはまた次回(のオリンピック)からなくなってしまうが、また、諦めることなく前に進んでいけたらと思う。」
上野選手もいいが、後藤選手だろう。
この大会、一番の貢献者は。後藤選手がないと、等に、予選で終わった。
メダルもらう順番も、一番、若いから、最後のもらうが。
一番の功労者だろう。
抑え、窮地の場面に、登板するのは。
リリーフは、抑えは、本当は、才能だろう。経験ではなく。
境地に出てくる、人が、変えるものかもしれない。
五輪の野球、どうなるか。
ソフトボールの監督ではないか、人材、選んでいるのかと、問われる。
ソフトボールのアメリカの監督の失敗かもしれない。
あんに、3人の投手がいるのに、決勝の3投手と、前日の3投手。
同じように、起用の失敗。
選手は、すごい選手が多い、速い球の投手もいる。
考えると、女性も、女の野球するより、ソフトボールすることだ。
速い、そして、正しい、戦略しいないと。