食品衛生法の改正に伴い自然薯の加工商品において、
保健所へ「総菜製造業」の「営業許可申請」をせねばならなくなった。
そのために保健所から加工部屋へ三カ所の洗い場が必要とされた。
工事は水道設備工事のみなのだが少しでもコストを抑えるため、
主要備品はネット通販で購入することにして、
昨日までに入荷した。
写真左は既存のシンクです。
真ん中が購入した自然薯を最終洗浄するシンクです。
右がレバー蛇口式の手洗いボールです。
準大手の国産品を選んだがそれでも6万円くらいした。
問題・課題はここから。
当初犬山市の農業者支援制度にある
「付加価値向上補助金」を使おうとしたが、
募集受付期間が6月の1ヶ月のみで終了しており、
今年度は対応出来ないとされた。
それに新しい付加価値商品を生み出す必要があった。
やむなく粛々と備品を揃え水道工事に入る段取りをしていた。
私のSNSを見ていてくれたS議員が担当課と話をしてくれ、
未だ予算が残っており来週から再募集することになった。
昨日市の担当課と話し合ってきたが、
1.補助の対象は申請前に購入済の物を除くとあるため、
今回は水道工事のみとなる。
よって購入した6万円分は対象外となってしまった(涙)
2.新たな付加価値商品を開発することが条件であるため、
これは味付き冷凍すりおろし自然薯を作ることにした。
3.新商品に貼るシール類も補助対象のため、
現在ネットでデザインを考案中です。
以上紆余曲折あったが、
保健所対応と市役所対応を10月中には終えねばならなくなり、
これから水道工事の見積もり等をしていくことにした。
70代も半ばになり人生の後始末を、
そろそろせねばと思っていたのに、
後何年やれるか新たな挑戦に入ることになってしまった。
つい先日高校時代のクラス仲間が急死したと訃報が入った。
元気そうでも人生の幕は一瞬で閉じるやも知れない歳です。
日々生きていることに感謝しながら精進するしかないかな。
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