晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

鶺鴒鳴(せきれいなく)

2023-09-13 05:58:50 | 季節のたより
9月13日からは七十二候の一つ『鶺鴒鳴(せきれいなく)』です。
鶺鴒鳴とは鶺鴒が鳴きはじめる頃のこと。

我が里で出会えるセキレイは、
一番数が多いのが「ハクセキレイ」で、
次に「セグロセキレイ」で、
ほとんど見かけないのが「キセキレイ」かな。
ハクセキレイの繁殖力が強くて、
他のセキレイの居場所を奪っているようです。

奈良時代に完成したとされる「日本書紀」には、
イザナギとイザナミに男女の交わりを交わそうとした時に、
その仕方を教えたのが鶺鴒とされています。
それはセグロセキレイだったようです。

日本書紀と言えば先日紹介した「入鹿屯倉」 も載っています。
なおほぼ同時期に執筆されたのに「古事記」がある。
その違いを調べたら、
「日本書紀」は宮廷の人が編纂し主に外国(中国)向けに日本を紹介する。
「古事記」は歴史家が国内の人向けに日本の歴史を知ってもらう。
どちらも歴代の天皇を中心とした歴史や逸話が書かれているとのことです。

我が家の庭でやっと酔芙蓉が咲きました。

夕方にはほろ酔いの姿に変身していました。

秋ですね。

< 神の使い国興しの鶺鴒 > 

コメント
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