晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

歴史ロマン

2023-09-11 06:03:03 | 地域の文化や出来事
昨日の朝は年に2回当番が回って来る墓地掃除でした。
区から長寿クラブに委託され毎回5~6人で組まれている。
西側は綺麗だったが東側は吹き溜まりになっており、
落ち葉が堆積している。
それに猪が悪さして山側のあちこちが掘られている。

この古びた石像は五輪塔といって、
愛知県史によると室町時代の応永20年(1413)に建立されたとある。
刻銘に「性忍禅尼」とあり、
曹洞宗関係者の夫人であったと思われる。

当時は入鹿池の築造(1633年)より200年近く前で、
今の湖底に入鹿村があった時代です。
菩提寺である禅宗の福昌寺が開基したのが1508年だから、
その前は曹洞宗だったてことか。
どんな歴史的事情があるか計り知れないが、
これも歴史のロマンですね。

そう遠くない日にこの墓地へ入ることになるが、
そうなれば先人たちに765年に入鹿村の発足以来の、
歴史ロマンを聞ことが出来るかもしれないね。

いや日本書紀によれば536年の安閑天皇の時代に、
「入鹿屯倉」の記述があり、
村発足以前の歴史も気にかかる。

< 五輪塔歴史ロマン抱く刻銘 >
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする