鳥たちの新年

山里の冬の景色を眺めていても、
今年は野鳥の姿をとんと見かけません。
常連だったモズ、メジロ、ツグミ、ジョウビタキ、ムクドリ、ハクセキレイ・・
餌が少なくて森の中へ引っ込んでしまったのだろうか。
それとも日本に渡って来ていないのか。

畑の中の梅の木あたりを歩いていたら、
景色に同化している小鳥をやっと見つけました。
スズメかなと思いつつレンズを向けてみました。


顔柄や胸の色からスズメではなさそうです。
野鳥図鑑で調べても一致する鳥がいません。
ホウジロ、ツメナガホウジロ、クロジ、アオジ、ヒバリ・・

番いなのか二羽で行動していました。


電柱の上で相変わらずのトビが支配エリアを監視しています。


野鳥にとって日本の冬は過ごしやすかったはずです。
新年を迎えても姿を見せないとなると、
何か異変を感じたのか妙な胸騒ぎすら覚える冬の景色です。

＜　鳥来ぬは異変感じてか冬日本　＞