条文知識を押さえよう。

2017-08-17 11:39:21 | 司法試験関連

「条文が重要」というのはもう耳にタコができるほど聞かされていると思いますが、では「どうすればよいのか」という点については悩みが多いようです。

基本的なスタンスは、「日々、何かとあれば六法を引く」ことです。在り来たりの条文でも「とりあえず引いてみる」、という姿勢が重要です。「慣れる」には時間がかかります。これとは別に「記憶を目的とした」集中読み込みも短答対策には必要です。この負担がだいぶ軽くなりましたね。

よくあるミスが、普段条文をひかない人が、この1度や2度の集中読み込みで「これでなんとなる」と思い込む、という勘違いです。集中読み込みは「細部を詰める」作業であって、「0から叩き込む作業」ではありません多くの短答敗退組が陥いっているミスです。いくら「集中」したって1度や2度読んだくらいで覚えられるはずがありません。また、集中作業でいう、1度や2度というのは通読の意味であって、もちろん何度も何度も読み返す条文がたくさん出てきます(これは個人差が大きいですね)。

「直前期に詰め込んでなんとかなる」人は、普段からの蓄積がそれなりにある人です。純粋に直前期だけの追い込みでなんとなるものではありません。やはり何事も普段の努力の積み重ねが重要なのです。まだまだ時間はあります。地道にやりきりましょう!

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