Like Previn!/Andre Previn
(Contemporary M3575)
(Contemporary M3575)
コンポーザー,アレンジャー,音楽監督,指揮者、ピアニストなどマルチな才能を示すアンドレ・プレヴィンはジャズ界だけでなくアメリカ音楽界で最も成功したのヨーロピアンかもしれませんね。クラシックピアノの卓越したテクニックに裏付けされたピアノは泥臭さはまったく感じられませんがテクニカルで明快なタッチは安定しており駄作が少ないのも特徴ですよね。本日はコンテンポラリーに吹き込まれたレギュラートリオの演奏です。
録音は1960年2.3月。全曲,新曲,勿論プレビンオリジナルと言う構成はこのアルバムにかけるプレビンの意気込みすら感じますよね。メンバーはPrevin(p), Red Mitchell(b), Frankie Capp(ds)のトリオです。この時期プレヴィンにはビネガー+マンのトリオ作品もありますが,このセットと甲乙つけ難いスイング感を味わえます。特にプレビンに"Close to the ideal trio drummer"と言わしめたCappのスティックさばきも聴きものです。ロイ・デュナンのクリアな録音でプレビンのメかいなタッチを引立てているも見逃せません。さすがコンポらですね。
所有盤はコンテンポラリーのモノラル・オリジナル盤、Promotional Copyです。以前にもアップしたコロンビア盤や他のコンポラ盤などにも白人美女がジャケを飾っているのがありますよね。このアルバムのモンロー風の美女ジャケが印象的です!