67camper's Blog

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こんな黒人混声コーラスはいかが?

2008-01-24 04:24:32 | jazz & vocal
Now! Here!/Andy And The Bey Sisters
(Prestige 7346)


 混声グループのコーラスはジャジーな魅力あふれるランバート・ヘンドリックス&ロスを筆頭に、この白人版のザ・グループ、デュオのジャッキー&ロイ、クラシックの香りがするスィングルシンガーズ、アカペラが有名なシンガーズアンリミテッド、新しいところではマンハッタントランスファーなど人数構成、目指すところも多種多様ですよねぇ。中でもアーシーな魅力があるのがAndy And The Bey Sistersのコーラスですよね。プレステッジに録音が多く、有名ジャズメンをサイドメンに加えジャズスタンダードやブラジル曲をシャウトしながら行く手法は、ソウルフルでアーシーな魅力にあふれなかなかに聴き応えがありますよね。今日は彼らのプレステッジからのファーストアルバムをアップいたします。

 元々はジャズピアニスト兼シンガーのアンディとサロメ、ジェラルディンのブルース指向の3人の黒人姉弟からなる混声グループです。ブルースやゴスペル的なフィーリングは彼らならではのもので選曲もきわめて魅力的です。A面の"Willow Weep For Me", "A Taste Of Honey", "Quiet Nights Of Quiet Stars", "Sister Sadie", "Since I Fell For You", B面の"Besame Mucho", "September In The Rain", "Smiles"などインストファンにもおなじみの曲が並びます。アンディのピアノもさることながら、全編に参加するJerome Richardsonのテナーとフルートも好演です。"Willow~”のオブリガートを聞けば納得でしょうね。またKenny Burrell、Richard Davis, Osie JohnsonのセットとBarry Galbraith , Milt Hinton, Jo Jonesのセットの伴奏が聞かれます。

 所有盤はプレステッジのステレオ盤、ブルートライデントです。こういうコーラスもたまにはいいですね。