『ソウルボート航海記』 by 遊田玉彦(ゆうでん・たまひこ)

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佐渡ふたたび

2012年02月11日 19時54分42秒 | 航海日誌

去年の初秋に続き、今週前半は、佐渡島へ行って来ました。食楽という雑誌の取材です。佐渡は、去年、世界農業遺産に登録されました。500年続く伝統的農業(棚田)と、自然と芸能など文化遺産が継続されるエリアとして認められたからです。

朱鷺を育む里山で作られたお米は旨い。寒ブリ、南蛮エビ、ヤリイカ、鮑、八幡芋、タラの肝、ああ、どれも珍味で、それを島の小さな酒蔵、金鶴印の濁り酒のあてにして、もう、私は竜宮の浦島太郎でございました。泊まった宿も旅館・浦島ですから、できすぎです。

写真は、その蔵の麹。菌が繁殖してお米を取り巻いたところ。善玉菌がものをおいしく仕立ててくれる。身体にもおいしい菌類が宝です。これからの世は、こうした菌類が生命に重要な存在だと明言できます。日本人は、アメリカ辺りから来るおかしなものは食べず、醗酵食へ戻って、大和魂を蘇らせましょう!


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