『ソウルボート航海記』 by 遊田玉彦(ゆうでん・たまひこ)

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だれのオーダー?

2010年04月18日 18時29分24秒 | 2012年説
ニューワールドオーダー(新世界秩序)という言葉が、欧米のニュースやペーパーで流れ始めている。知ってますか? 以前は、この言葉は「陰謀論」の代表的なキーワードでした。表立って、マスコミで使われることはなかった。地球温暖化が国際問題として取りだたされて久しいが、先日のCOP15が開催されるに及んで、はっきりしてきたようである。

ニューワールドオーダーとは、つまり、国際銀行家らが創る超国家である。各国の自治権を超える秩序の采配である。そのシナリオは、世界経済の崩壊と共に、ニューワールドオーダー誕生ということらしい。ハリウッドでは、国際犯罪に関する様々な映画が作られているが、唯一、作られていないものがある。国際銀行家が黒幕のニューワールドオーダー物である。そんな映画があるなら、教えて欲しい。

結局、2012年クライシスは、かれらが描くシナリオのようである。ニューワールドオーダーの前に、旧世界が終わる必要があるからだ。そのクライシスは、自然災害などではなく、世界経済崩壊である。今回の100年に一度といわれる世界金融危機は、意図的に創り出されたようだ。ゴールドマン・サックスもいよいよ解体され始めている。

ニューワールドオーダーは、われわれのオーダーではない。究極の社会主義的な、0.000000046%の人間に支配された、まったく不平等な小さく四角いネズミ小屋生活など誰も望むわけがない。陰謀論などといったちゃっちい段階はとっくに過ぎている。われわれのオーダーではないと、ハッキリいわなければ、あれよあれよという間に、世界が変えられてしまうだろう。

さて、私はここで、この話を現実のものだと云っているのではない。こんな事が実現する筈などないと思っている。だから、これは私の小説「世界は不条理を笑う」のあらすじだとお考え頂きたい。無いものを書くのが小説(妄想)家の真骨頂というものです。


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