『ソウルボート航海記』 by 遊田玉彦(ゆうでん・たまひこ)

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底が抜けて・・・

2011年06月19日 15時59分21秒 | 核の無い世界へ
そこ抜けに、という表現があります。限界を超えたということ。今までになかったような状態で、腹を抱えて笑うなら、底抜けに可笑しいと言います。

福島第一原発は、その、底が抜けたようです。100トンの放射性物質がメルトダウンから、メルトスルーし、一番底の鋼鉄が1500度で溶けていて、冷やすことができないでいる。つまり、地下水へ流れ出そうとしている。最下部のコンクリート層が溶解すれば、土中に流れ出る。自然界に放射能が垂れ流し状態ということです。政府も東電も現況でそれを止めることができないでいる。

7時のテレビニュースで発表しないままですが、どうもそうなっているらしい。この東京も福島と変わらない放射能が検出されているという情報もあります。放射能の拡散は、気象状況でモニタリングが追いつかないレベルで拡散しているのではないか。人為で対処できるレベルを超えているかもしれない、いや、そうなっていると。

このブログで、今回の原発事故について書き始めたことは、関東以北東北の行政地図が変わってしまうということでした。地図がかわるということは、人の生活が変わるということで、この東京も、もう住む場所ではないのかもしれません。それでも、正式な報道、発表がなきままなので、未だ、多くの市民はわけがわからないままでいるのです。このままでは癌患者が増え続けるばかりだ。子どもはもっと深刻です。どうしますか?

下記のネットをご覧下さい。テレビでも放映されています。

テレビ朝日
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/16/tv-asahi-jun16/


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