花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

ウラギク

2020-11-30 | 葛西臨海公園
ウラギクの花の盛りをまたしても逸してしまったのですが
それでもなんとかまだ咲いている株がありました。
キク科 シオン属









舌状花には雌しべだけつく




筒状花も開き始めています




花の終わり頃  この頃の冠毛はまだ短い




冠毛 ぐんぐん成長し だんだん長くなってくる







まん丸の綿毛になるまでもう少し時間かかりそう その頃を狙い確かめに行ってみたいです。
▼ウラギクの茎 がっしり太くたくましい

レッドデータでは「準絶滅危惧種」に指定されていると載っていました。
この地でずっといつまでも生き続けてほしいという願いを込め見守っていきたいです。

トベラ

2020-11-29 | 葛西臨海公園
とべら~  べとら~  とべら べとら? 
べとべとの感じ 糸を引いているし
トベラ科 トベラ属



ゼリー状の透明な液体が 「とろ~~~ん」


トベラの果実


果実は3つに割れ 中には真っ赤な種子!


横から

色が黒っぽくなった終盤
臨海公園ではトベラがすごく多く生え いたるところで目にします。





ツルソバが咲いていました!
タデ科 イヌタデ属









なにかのツルに絡みつかれているツルソバ


ツルソバの葉

アオツヅラフジ 果実

2020-11-28 | 葛西臨海公園
こんな風にアオツヅラフジがひとかたまり横に広がり生えていました。
ツヅラフジ科 アオツヅラフジ属









まだ緑色した実もいっぱい!




実が生りすぎなんじゃないのって 思えるほど




若い実と


しなびている実と


イソギクが花を添え♪
臨海という言葉がぴったりの地でそこにふさわしい大らかな生を紡いでいる植物たち
見ているこっちも生き生きしてくるようです。

ヤノネボンテンカ

2020-11-27 | 葛西臨海公園
敷き詰められた石の間から生えてきていたヤノネボンテンカ
今までここで見たことがなく 
長い年月たまに通った中で初めて目に留まったのでした。アオイ科で花はとても小さい
アオイ科 ヤノネボンテンカ属



帰化植物図鑑によると
南アメリカ原産 高さ50~70センチになる落葉木本 茎は直立しよく分岐する



葉は有柄 互生し葉表は艶がある


花はとても小さく 朝に開き 夕方にはしぼむ 一部に閉鎖花をつける場合がある








艶ありのとっても美しい葉


茎の表面は灰色を帯びた毛でおおわれる


花が散った後 萼片の花を咲かせたよう♪

ヤノネボンテンカには格別な思いを抱いているのです。
ずっと前にまだブログを始めて間もないころ 「なかなか先生」から特別授業を
たくさん受けることができそんな中で ヤノネボンテンカのことも色々教えていただいたのでした。

”動く雌しべ” 昆虫が来てくれないとき 或いは閉鎖花のとき 
花柱がくるんと曲がり柱頭を雄しべにつけ 受粉することもそのときに知ることができました。
そのことが「植物ルーム」に説明されています。詳しく知りたい方は 
※「ヤノネボンテンカ」 ※「動く雌しべ」などをキーワードに調べられたらいいです。

夕菅さんがこの「動く雌しべ」の実態を「モミジアオイ」で分かりやすく見せてくださいました。
モミジアオイ 動く雌しべ

ハマボウ 紅葉

2020-11-26 | 葛西臨海公園
ハマボウの若木 堤防に種子が運ばれてきたのでしょう
ひとかたまりの大きな株に成長し このような幼木が何本も生えています。
アオイ科 フヨウ属



左の方にディズニーランドの建物見えています♪




ハマボウの果実や紅葉を眺めてきました。
これはまだ小っちゃいのに 一人前に葉を染めて♪




ところどころ葉を朱く染め♪








シャリンバイとお隣りあわせ♪

ハマボウもきれいに紅葉するんだ! 今まで見逃してきただけのことだったのです。

シャリンバイの果実 アップだと 「リンゴ」 みたい





ハマゴウ果実

2020-11-25 | 葛西臨海公園
ハマゴウは花が終わり果実に! 紅葉もしていました。
シソ科 ハマゴウ属











イソギクとハマゴウ


赤みが強くなっていたハマゴウの葉




ハマゴウの葉には虫こぶがすごく多い
ハマゴウハフクレフシ




花の時期は見逃してしまい とても残念 来期にはきっと♪ 訪れたいです。

イソギク

2020-11-24 | 葛西臨海公園
イソギクの咲き具合はどうでしょう・・・もっと盛りになっていると思っていたところ
つぼみから咲き始める段階 これから旬を迎えるようでした。
キク科 キク属





少し内陸寄りに群生しているイソギク


白が際立つ葉の裏側


ツマグロキンバエ 忙しそうです~










海寄りでは葉の色づきそろそろといったところでした。







イソギクの紅葉 これからとっても楽しみにできそう♪

葛西臨海公園

2020-11-23 | 葛西臨海公園
まずまずのお天気になりそうな日 葛西臨海公園へ行ってみました。


海べりでは一番似合いそう!!! ナツメヤシ





▲熟した実がいっぱい落ちていました。
▼ナツメヤシにちゃっかり同居するシダ植物



黄色くなったイチョウの葉 その向こうには観覧車 


ヒヨドリがいました♪


赤く染まっていたマユミ


ツタに絡みつかれている木々



ここはオリンピックの競技場として整備されました。
行われる競技は カヌー(スラローム)かもしれません。
会場も周辺もしっかり整備整い 後は開催を待つのみ




大分ご無沙汰していた葛西臨海公園 
オリンピックのことで様変わりした場所も いままで通りの場所も懐かしく 一歩一歩に感激!

ミズネコノオ

2020-11-21 | 水元公園
久しぶりの水元公園だったのでどうしてもあの場所へ行ってみなければ!
野草園の近くの水気の多い水田みたいなところ
陽に照らされすごく見ずらいけれど 目的の草は命をつないでいたのでした!!!
シソ科 ミズネコノオ属



以前はすぐ近くまで行かれたのに・・・大分荒れていてとても近寄れない
遠くから見るだけで不満がつのります。
花の最盛期は過ぎているため仕方ない  でもなんとなく雰囲気だけは残っていてくれました。



水がすごく多いところに生える


横に倒れ込んでいたリしていました。




枝分かれしている様子も見えます。




枯葉の上にクモがいました!


緑色が残っている株もちょっとだけあり!




タコノアシが生えるのと同じような環境に生える
絶滅に瀕しているところもあるそうです。
ともかくもまだここで生き残れそうだと! ほっとひと安心♪
始めに見たときより株数はすごく多く見えました!!!
多分ボランティアの方たちが懸命にお世話されているお陰かもしれません。


以前この場所で初対面できたときのこと

水元野草園

2020-11-20 | 水元公園
水元公園へ行くときには必ず「野草園」をチェック♪
このときもあれこれ咲いていたのでまずまずといったところでした。
ホトトギス     ユリ科 ホトトギス属



陽に透かされると中が透き通って見え意外でした。
果実は先が尖った三角柱状の蒴果だそうです。





サルトリイバラに赤い実がついていました。     サルトリイバラ科(ユリ科) シオデ属




ヨメナ ひっそり静かに咲いています
キク科 シオン属







ヒドリガモがいっぱいでとてもにぎやかな池

運よく!!! こっちを向いてくれました。

サデクサ

2020-11-19 | 水元公園
サデクサが 「撮りやすい位置にあるはず」 と思い行ってみたところ
どうにかまだ残っていました。
枯草やほかの草に紛れながらもなんとか「サデクサ」を写せたらと粘ってみます。
タデ科 イヌタデ属



サデクサの特徴  丸く広がり大きめの托葉の形が可愛らしい~~♪






べたべたの腺毛






つい余分に撮りすぎで・・・小っちゃい虫がついていたりしました。




花はあまり開くことなく 咲いた後はこんな風






葉を染めたサデクサ





水元ではタデ科の植物が多く 秋ともなればそれを目当てにちょくちょく行きたくなるのです。
水元のタデ科 色々

ちなみに 「アキノウナギツカミ」は別名で →「ウナギツカミ」となったそうですが・・・

ラクウショウ

2020-11-18 | 水元公園
威風堂々 水元のラクウショウ大将
このラクウショウの姿に出会う度 畏怖の念 尊敬の念 を抱いてしまう
それほどデンとして格式高くいつも鷹揚に構えていてくれる気がしているのです。
ヒノキ科(スギ科) ヌマスギ属


隙間もないほど 葉をびっしり生い茂らせ「密」の度合いは計り知れない




ラクウショウの並木


光と影と






サッカーボールみたいな果実いっぱい見えます!


若い果実も!




ラクウショウの葉は  互生

ラクウショウやメタセコイアの花 見たいとずっと思っているのに
まだそのときが来てくれない    雄花に雌花 いつかは撮ってみたいです。

ゴキヅル

2020-11-17 | 水元公園
ゴキヅルがありました。場所は以前見ていたところと別で新規に根付いたのかも~
ともかくも消えたと思っていたゴキヅルと再会できうれしいです。
ウリ科 ゴキヅル属







花はとっくに終わっているけれど
まだ緑色の果実もついていたりしてラッキーでした。







ふたが割れ半分だけ残っていたリ♪


これは変形しておかしな形

ゴキヅルの花はとてもきれいなので来期には!と期待が高まりました。
前に見ていたゴキヅルの花

葉を染めた モミジバフウ ピンオーク

2020-11-16 | 水元公園
モミジバフウ 少しずつ色を染め♪






水元公園で初めて知ったピンオーク 落ち葉びっしりでした。




ピンオークも赤くなり! 初めて紅葉した葉を見ることができました。




サイカチは ”ブーメランみたいなでっかい豆のサヤ” たくさんつけています~



サイカチの花はどうだったかと前のことを調べてみるとしっかりと見ていたのでした。
サイカチの花

ラクウショウ2種

2020-11-15 | 水元公園
タチラクウショウという名札がついていました。




セミの抜け殻がついていたり前年の実がついていたりしています。

タチラクウショウの葉


もう1種は シダレラクウショウ


雄花のつぼみ これから開きそうです。


シダレラクウショウの葉


風の強い日だったので風向きになびいています~



どっちも雌雄異花 花はこれから咲かせるようなので見られたらいいです♪

今季初のマガモ 目にすることできうれしかったです。