花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

オオカメノキ(栂池7/7)

2019-07-31 | 信州
オオカメノキ(ムシカリ)の花がまだ咲いていて! ラッキーでした。
霧は時折まいてきてあたりを幻想的に見せてくれます♪   レンプクソウ科 ガマズミ属







まさに開花のときをじっくり見ることができ大満足!


両性花には少し赤みが! こんな状態初めてです
始めの頃? それとも終わりごろ? は赤みがつくのかしら・・・





この先展望湿原までには時間がかかりそう・・・
ロープウェイの最終時刻が心配  やむなく戻ることになりました。
別のルートなども少し歩きながら出口に向かいました。
イワナシの花が咲いていました。   ツツジ科イワナシ属
実は梨のような味がするそう!!! 味わってみたいです。







これは・・・ミヤマカラマツにしておきます♪




この顔は・・・キバナノコマノツメ! あったらいいな♪という期待が報われました。







楠川を渡ってから(栂池7/7)

2019-07-30 | 信州
楠川を渡った後すぐに 旬のように咲いているシラネアオイがたくさん出てきました。
ここはシラネアオイ通り♪









大ぶりの花のシナノキンバイ




途中雪渓が! 初めて栂池へ来たときと同じ場所に同じように雪が残っていて♪
最初のときはここでみんな雪を踏みしめる感触を味わったのを思い出します。
時期は同じくらいなのにそのときより雪の量は少ない気がします。



オオヒョウタンボクのつぼみだと思います。


ベニバナイチゴ 上に伸びています!   バラ科キイチゴ属 落葉低木
下の方にはオオヒョウタンボクの木が写っていました。



このサンカヨウはすでに果実ができていました。
同じ栂池でも場所によりところにより進み具合は様々



コヨウラクツツジ・・・かもしれません。


歩を進めるたび植物の種類は次々変わり楽しい♪ コイワカガミ




たっぷりの露をまとったミツバオウレン

チングルマほか(栂池7/7) 

2019-07-29 | 信州
楠川の方へ向かって行きます!
この頃になるとチングルマが元気になったみたい 上を向いて咲いていました。





これはミヤマカラマツ?




うわぁ~  ピンク色の花が! もしかしてハクサンコザクラ?って胸が高鳴りましたが・・・




ユキワリソウみたいです (*^。^*)




楠川にかかる橋の手前 なにかあるみたい (*^_^*)


コイワカガミがあったのでした。 
ここのは淡いピンク色  花が落ちたり 花の中がよく分かるよう上向きに咲いていたり
階段の両側はコイワカガミだらけになっていました。







マイヅルソウ 少し開いていました。


楠川の流れ 思ったより水量は少ないような気がします。




上流からの流れ このあたりで水が飲めた記憶があるのですが変わったみたい


リュウキンカが花を添えていました!

ミヤマメシダほか(栂池7/7)

2019-07-28 | 信州
ミヤマメシダというのを初めて知りました。黒いものがいっぱいついているシダで
これはなんだろうと思い撮ってきました。







いっぱいついている黒いものは「鱗片」なのだそうです。
柔らかそうに見える葉身と対照的に黒い鱗片がいっぱいついた姿に目を留めました。
食べられるそうです。コゴミに似た味がするそう おひたしや天ぷらあえ物などもいいそうです。
高山帯にあるミヤマメシダ   イワデンダ科メシダ属



こっちは黒い鱗片なし 名前は分からないですがよく見るシダだと思います。


誰かが何かを折ったのか 自然に折れたのか それとも食べられたのか
先が面白い形になっていました。







風穴に着きました!!!冷たい空気を感じます。




ズダヤクシュがそばで咲きました。


楠川方面へ行きます!



サンカヨウ(栂池7/7)  

2019-07-26 | 信州
キヌガサソウと一緒に咲いているサンカヨウ
マイヅルソウの小さな葉もいっぱい見えます!
散策開始の頃出てきたサンカヨウは 果実になったのが多く 花はもう終わり?って不安でした。
ところがまだまだ花の盛りも多くほっと一安心♪            メギ科サンカヨウ属








サンカヨウの葉は大小で2枚  花は小さい葉につける♪


つぼみのサンカヨウも多かったです。


キヌガサソウと並んだサンカヨウの花は濡れているよう♪
こうなるとガラス細工みたいな花の様子に期待が高まって!!!



葉の縁には細かな毛がいっぱいでした。






花茎にも毛が多い


露に濡れたときのサンカヨウの花! なんとか堪能することができました。
透けて見える花びらの美しいこと♪ じっくり楽しめたことは言うまでもないです。
ガラスのように透けて見えるには条件があるそうで
 ※しとしととした弱い雨に長時間あたりずっと濡れ続ける必要がある※


透明度はイマイチでしたがまずまずと思うことに (*^。^*)





キヌガサソウほか(栂池7/7)  

2019-07-24 | 信州
栂池で見たい花のひとつ ベニバナイチゴ 下向きに咲くため撮りにくいです。
紅色がとてもステキ♪  木道のすぐそばでも見ることができました。     バラ科イチゴ属









階段左下にはサンカヨウやキヌガサソウが ( ^)o(^ )


キヌガサソウと一緒のベニバナイチゴ


このあたりからキヌガサソウ通りと言っていいような雰囲気~
右を見ても左を向いてもキヌガサソウ群落のオンパレード!!!







キヌガサソウの芽生えの頃など姿の色々揃っていました。

1本の茎から1個の花を咲かせる♪


キヌガサソウはそれぞれ 「みんな違ってみんないい」 個性的で見飽きることがないです。
葉の枚数 花被片の枚数 色々でした。  
日本固有種   シュロソウ科(メランチウム科) ツクバネソウ属(キヌガサソウ属)



葉の枚数 花被片の枚数 少ない・・・


葉や花被片の枚数すごく多い ( ^)o(^ )



栂池を代表する植物と言ってもいいと思っているキヌガサソウ
あふれんばかりに揃っていて至福のときを過ごしてこられました。

クロツリバナほか(栂池7/7)

2019-07-23 | 信州
風穴のある場所までの道のりで♪
高山植物次々に現れるので胸は高鳴る一方!!! 
ダケカンバがあると雰囲気的にも高いところに来た! という気持ちが強くなります。
コバイケイソウの株はすごくいっぱい!  花がついていないとコバイケイソウなのか
バイケイソウなのかはっきりしない。栂池には両方あるそうです。


▼コミヤマカタバミ 露に濡れているので開かないまま♪
右と左端に見えるのは黒い鱗片がついたミヤマメシダ


▼エンレイソウ  思った以上にたくさんありました。





▼コバイケイソウの葉に寄り添うように・・・キヌガサソウがいよいよお出ましに♪


タカネザクラ 咲いていました♪






こんな足元すぐ近くにクロツリバナが! 確かこのあたりと気を付けながら
歩いていました。 栂池以外では見たことはないです。 ニシキギ科ニシキギ属


意外にも大きい葉ということが分かりました。









イワイチョウほか(栂池7/7)

2019-07-21 | 信州
湿原内は様々な花たちで彩られていました。
ミツバオウレン コイワカガミ イワイチョウなどなど♪







イワイチョウ  ハート型した葉で厚みがあります♪
ミツガシワ科イワイチョウ属   イワイチョウ属はイワイチョウだけだそうで 1属1種





ミツバオウレン びしょ濡れになっている三つ葉


リュウキンカがまだ咲いていたのです

果実(袋果)があればと探してみてやっと!


チングルマがたくさん咲いているのに・・・露に濡れほとんど下を向きうなだれているよう




エンレイソウ


花が少し咲いているユキザサが♪ 緑色っぽい花が咲いていました。
ヒロハユキザサ?・・・とも思えますがなんとも悩ましい限り
名前は色々複雑らしく茎に陵があるかないかとか通り一遍ではとても理解できないです。





うわっ! まだシラネアオイが咲いています!


池塘って大好き♪ ミズバショウもまだ花をつけいい感じ♪
たまに苞葉2枚つくのもあるそう♪  そんなのをいつかは見つけてみたいです!



雪が残っていました。


風穴のほうへ行きます!

湿原散策(7/7栂池)

2019-07-19 | 信州
散策開始 すでに午後になってしまったため時間をたっぷりとれないのがなんとも・・・
霧が時折やってくるのでそれが小雨と感じる程度  雨のことは気になりませんでした。



歩き始めてすぐにトゲトゲのハリブキが目に留まりました。

▼右のほうに小さなズダヤクシュが見えます


ミネカエデ


オオバユキザサ これからきれいに咲きそう
ユキザサといっても色々あるそうで見分けがどうもよく分からないです。



サンカヨウ!!!花が咲いています!


次に見たのは・・・もう果実になっていたサンカヨウ
期待をしているガラス細工みたいな花はどうなのかと不安がよぎります。



カラマツソウ まだつぼみ


ウラジロナナカマド

ナナカマドとの違い ウラジロナナカマドは葉の裏側が白っぽく葉の付け根は鋸歯がない(全縁) 


コバイケイソウ群落 咲き始めようとしていました。









コバイケイソウの周りにある葉  どこでも多かったです。  
こんな葉をした植物は・・・オオレイジンソウ? トリカブト? どっちにも思えてはっきりしないです。 
最後までこの葉で悩んでいました。

栂池ヒュッテ、ビジターセンター周辺(7/7)

2019-07-17 | 信州
家から直接栂池自然園に来たため時刻はすでにお昼近くになってしまい
散策はお昼を食べてからということになりました。
お昼前に見ていた花たち コイワカガミ



タニウツギのつぼみの色のいいこと!


ミヤマキンポウゲ




マイヅルソウとゴゼンタチバナ


ランの花が色々咲いていました。名前は自信ないのもあり・・・多分 ノビネチドリ


ハクサンチドリ  ツンツンした花に特徴あるなって思っています。




多分・・・テガタチドリ


ベニバナイチヤクソウ


名前が分からないなにか・・・後で調べてみると栂池の本に載っていました。
水滴満杯にまとっているこのひとかたまりは「ハゴロモグサ」でいいみたいです。
本州中部以北の高山植物 日本では白馬岳で最初に発見されたとあります。
つぼみがつき花が咲くのはもう少し後になりそう  バラ科ハゴロモグサ属





ツマトリソウ


ミツバオウレン


ショウジョウバカマ 終盤の花が残っていました。


ハクサンチドリと白い花はカラマツソウ

お昼の後いよいよ栂池自然園散策(*^。^*) 目的地の展望湿原まで行かれるかどうか・・・

栂池自然園へ(7/7)

2019-07-15 | 信州
7/7 当日になってからもまだ行き先はっきりさせないまま
栂池の天気予報をずっと調べ続け 今日より翌日のほうが雨の確率高いという予報
「小雨くらいだったら栂池へ行く」と決めました。  ゴンドラリフト乗り場 



もやがかかる山の様子


小雨が降るような降らないような 曖昧なお天気
ゴンドラリフトを下り次はロープウェイ乗り場に向かいます♪
この間も植物散策のお楽しみが待っていて楽しい~



タニウツギが緑に似合っていい感じ




楽しみにしていたツルアジサイ! 花がついていました。




シモツケそうはまだつぼみが固く・・・


栂池でしか出会ったことがない「オガラバナ」 今回も花が咲いていました。
カエデ科カエデ属  別名ホザキカエデ







ヤグルマソウはこれから旬を迎えそうです。


ここからもう少し歩くと赤い屋根のヒュッテとビジターセンターへ着きます♪

初めて栂池へ行ったのは 2002.7.12  その次は 2016.7.04 今回で 3度目でした。
同じくらいの時期でもその都度それぞれの感動を覚え何度でも行きたい!
と思わせてくれるところです。

イソヒヨドリ

2019-07-13 | 近所
家の近くにいつもやってくるイソヒヨドリの男の子
この日はじっくりここで羽の手入れに余念がなかったです。









ちょっと場所を移動してみたり


また元の場所に戻り羽のお手入れのつづき ( ^)o(^ )




こんなところにも立ち止まっておすまししてみたり


別の日に  やっぱりここが気に入っているみたい
鳴き声で知らせてくれるので来ていることが分かります! 
すぐに飛び立ってしまったり ここでくつろいでいるときもあり、気分次第のようです。







玄関前にはクワガタのお客様




鉢植えの多肉植物 セダムの仲間が咲きました。
随分昔に姉の家からひとつまみ持って帰ったのです。







小さい多肉植物の世界  
よく見れば雄しべが先に熟し  遅れて雌しべが熟す雄性先熟のようです。
葯が開く前の雄しべは赤くきれいに目立つのでその頃も撮ってみたいです。
いつでも撮れると思うとついつい後回しになって・・・


オトメフウロ(鉢植え4月中旬〜)

2019-07-12 | 近所
お友達のところからやってきてくれたオトメフウロは
今年花付きがよく今までで一番よく咲いてくれました。





スズメノエンドウなんかもいつの間にかちゃっかり出てきています


オモトの鉢にも種子がいっぱい飛んできたようで初めて花を咲かせました。
オモトと一緒だと茎は太くたくましくなったので驚きます!







すごく太く丈夫そうに見える茎の部分


果実もいっぱいできました (*^。^*)




いつどのように? 
出自の謎が多いトウダイグサは毎年芽を出し花を咲かせます。







とても気に入っているノハラムラサキ 今年はことのほか美しく咲きました。
そのときどきをもっと撮っておけばよかったと反省しきり・・・




ママコノシリヌグイ(南房総 沖ノ島6/1)

2019-07-05 | 房総半島
ママコノシリヌグイがもう咲いていたのでびっくり!  タデ科タデ属
この花を最後に見て沖ノ島での植物はやっと終わりにできます♪









道の駅がどこかにあればいいのに・・・途中で「渚の駅たてやま」を見つけそこへ行ってみました。
今までいた沖ノ島を見晴らすことに!



渚の駅の展望台から海を見ています!ずっと海の上を橋で渡れるようになっていました。
橋は渡らなかったものの景色抜群!







「渚の駅たてやま」は海鮮料理のレストランや売店 さかなクンのギャラリーつきでした。
「館山ふるさと大使」のさかなクンの解説がずっと流されているので
自然にさかなクンの世界に引き込まれてしまいます。



さかなクンを象徴するフグ♪  いつもいつも笑っている顔しています(*^。^*)
ここにじっとしたままず~っと愛嬌ふりまき愛らしいったらないです。




今考えてみるともっと色々探索しておけばよかった♪
楽しいさかなクンの世界は素晴らしかった! 
沖ノ島の植物たちも素晴らしかった!  胸を未だに熱くしています

ツメクサほか(南房総 沖ノ島6/1)

2019-07-04 | 房総半島
小さくて可愛いツメクサ これは葛西臨海公園にもある「ウシオハナツメクサ」と同じみたい♪


びっしり! ぎゅうぎゅう詰め状態で生えています。




果実になったヤエムグラもツメクサもごちゃ混ぜ


ウシオハナツメクサ




ツメクサ


果実いっぱいつけたヤエムグラ




海岸沿い特有の テリハノイバラ  バラ科バラ属
花の下にハマエンドウのふっくらしたサヤが見えます!





ここではハマボッスはもう果実ができ茎に赤みがついていました。
日当たりはすごくいい場所なのかもしれません。



土もないような岩の間からツル状の草が勢いよく出ています!
名前は調べてもさっぱり分からず・・・気になっていて・・・もしかして・・・イワダレソウ? 
葛西臨海公園のイワダレソウと葉を比べてみたら葉の幅が広すぎみたいなのでやっぱり不明。

この草のことが分かりました!やっぱり「イワダレソウ」でした♪
お友達から写真付きで教えていただけました。
よく目にする「ヒメイワダレソウ」と比べると地味系だと思えるものの雑草好きにとしては
格段の差でこっちに軍配をあげたいです (*^。^*)







葛西臨海公園で咲く「イワダレソウ」