花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

栂池(8/13)終わりに♪

2019-09-30 | 信州
ウメバチソウの咲き始めを目にしてきました。

仮雄しべと丸い腺体 もっとくっきり写ればよかったのに・・・


タテヤマウツボグサ   普通のウツボグサに比べるとすごく大きいです。


タマガワホトトギス 行きのときはもっときれいだったのにとても残念


ヤマブキショウマ


カニコウモリ これはどうしても撮っておきたかったのにうまくいかず・・・

▼カニコウモリの葉  カニの甲羅みたい? 


タテヤマアザミではないかと思っているのですが・・・


下の2枚は・・・葉の形がタテヤマアザミとは違うような個性なのか・・・?マークにしておきます。




小難しいセリ科  後のため役に立てばと思い♪ ミヤマシシウドでは・・・と




これはミヤマセンキュウでいいと思います。




下の3枚はオオバセンキュウ・・・かも





栂池自然園の最後は消化しきれずに終わることになりました。
苦手なセリ科がとても多く頭の体操にはよくてもなにかがつっかえているようでどうにもならない
後に引きずりそう!!!これがまたいいのかもしれません。
このことが次のための発奮の土台になってくれればいいです。
長くお付き合いくださりありがとうございました。
翌日は栂池散歩コースを歩きその後「落倉(おちくら)自然園」へ行ってみました。

名前に「クロ」とつく栂池自然園で見られる植物

2019-09-30 | 信州
「栂池」のことを思う度「クロ」から始まる植物のことが頭をよぎります。
すべてこの目で栂池で見ることができれば最高ですがほかの場所での出会いを含め
ここに記しておくことにしました。
クロトウヒレン      キク科トウヒレン属



クロツリバナ  花と果実と! 花は7月に行ったとき見てきました。ニシキギ科ニシキギ属




クロクモソウ      ユキノシタ科チシマイワブキ属




クロウスゴ  果実  偶然隅っこに写っていました。
花はまだ一度もお目にかかったことがないです。ツツジ科スノキ属



クロミノタケシマラン  白駒池で見ました。   ユリ科タケシマラン属


クロバナロウゲ  尾瀬へ行ったときに見た花です。栂池でもいつかは♪
つくば実験植物園でも見られます。     バラ科クロバナロウゲ属



クロマメノキも栂池にはあるはず 
昔坪庭で見てきたクロマメノキの花      ツツジ科スノキ属


楽しかった木道歩き(栂池8/13)

2019-09-28 | 信州
木道歩き 出口が近づき・・・なんとなく寂しい気がしていました。
その心を反映するかのように・・・
オオレイジンソウの花は結局どこでもこんな感じですでに終わりを迎えていたのでした。



出口近くのオニシモツケはきれいな咲き方♪




翼果ができていたオガラバナ


帰りになったらワタスゲの穂がちらほら見え始め落ち着きました♪






ヒロハユキザサの果実


タケシマランの果実


帰りのロープウェイ乗り場までの道のりにて♪
ハゴロモグサに花が咲いているのに気がつきました。







ゴマナがきれいなとき~




帰りにもう一度しっかり見てきたオニ同士 左オニシモツケ 右に立っているのはオニシオガマ

▼オニシオガマ

ロープウェイに乗る前に帰りに撮っておこうとした植物をもう少し見てきました。

クロクモソウほか(栂池8/13)

2019-09-26 | 信州
クロクモソウがあったらどうしても見たい!
これも見たい植物の上位だったので行きのとき確認でき「やった~!」って感激でした。
帰りにゆっくり撮ることにしたあこがれのクロクモソウ!!!
ユキノシタ科チシマイワブキ属  (別名 キクブキ イワブキ)




まあるい特徴のある葉なので見分けやすい






待ち望んだ花だからもっとよく撮りたいのに・・・これで我慢になりました。




ズダヤクシュも一緒に咲いていました。   ユキノシタ科ズダヤクシュ属


見上げる位置にあったオオバタケシマラン 葉は茎を抱く   ユリ科タケシマラン属


これはなにかな~と後で調べたらミヤマセンキュウでいいと思いました。
葉は細かく切れ込んでいます。      セリ科ミヤマセンキュウ属




小花序の苞が糸状で長い

木道足元にもミヤマセンキュウ




くるくるが可愛らしいクルマユリ ミヤマバイケイソウと♪

帰りの楠川(栂池8/13)

2019-09-24 | 信州
もうすぐ楠川というあたり エンレイソウにつやつやの果実がついていました。


サンカヨウ きれいな果実付きやっと目にできました。


シラネアオイ 花のときたくさん見たのに・・・目に留まった果実はこれだけ♪


クルマユリ

下のほうにつく葉が車輪みたいに車状につくのでした。


楠川は行きよりもっと水が減ったよう・・・ひと月くらい前と大違い 
カラカラで少ない貴重な冷たい水とみんな戯れています~



橋のたもとにはミソガワソウ! 
行きに見ていて帰りにどうしても撮っておかなくっちゃって思っていたのでした。





気持ちよく周りが開けてきました! 思いっきり深呼吸♪




妖艶 クロトウヒレン


カオジロトンボかもしれません。 後ろからなので顔の白いところが見えなくて


果実になり始めのイワショウブ  赤がとてもいいです♪




ヤマハハコ  初々しくてきれいでした。

帰りの木道歩き♪(栂池8/13)

2019-09-22 | 信州
歩きやすい木道は楽しい 
チングルマの出来立ての果穂を見ながらだと尚更楽しくてどれも素敵な表情を見せています~









ダイニチアザミの花や葉の部分をここで撮ることができました。  キク科アザミ属




ダイニチアザミと白い花はシラネニンジン(セリ科)




ハナカミキリのなにかが・・・


大きくしてみたら! カクムネヒメハナカミキリではないかと・・・


咲きっぷりのよいミヤマアキノキリンソウ   キク科アキノキリンソウ属


モウセンゴケびっしり~      モウセンゴケ科モウセンゴケ属




小さく白く見えるのはモウセンゴケの花のつぼみ♪  青いつぼみはタテヤマリンドウ


ハナチダケサシ 小葉の先はとがり気味     ユキノシタ科チダケサシ属
   ※覚えのために・・・チダケサシは葉先は丸みがある※
    見た目はハナチダケサシのほうが華やかな感じがします。




あと少しで楠川に着きます!!!

ヤセ尾根終わり(栂池8/13)

2019-09-19 | 信州
看板の右のほうから下りてきました。これから左に進みます~
木道が新しくなり歩きやすいです! 途中取り換え工事がどんどん進んでいました。
年数を経ると木が腐りぼろぼろになるのを目にしてきました。それを取り換えるのは大変
  ※ここに来る途中 栂池最初のとき姉が滑って転んだのでした。グンナイフウロを見つけ
   うれしさのあまり「すってんころりん」ってなりました※
「ヤセ尾根でグンナイフウロを見る」 楽しみにしていたのにとうとうお目にかかれずとても残念





ヤグルマソウの残り花     ユキノシタ科ヤグルマソウ属


ミネカエデ 翼果        カエデ科 カエデ属


モミジカラマツ(キンポウゲ科モミジカラマツ属) トンボつき アキアカネ(?)




ゴゼンタチバナ 果実が赤く色づくのも間近♪    ミズキ科




アオジクスノキ(ヒメウスノキ)果実 枝には4陵ありジグザグしている
液果の先端は臼のようにへこむ       ツツジ科スノキ属





ヒカゲチョウ?
白竜(はくりゅう)さんから教えていただきました。ヒメキマダラヒカゲという名前でした。
このチョウはたくさん飛んでいるのを見ました。



ギンリョウソウ     ツツジ科


シシガシラ      シシガシラ科


ミヤマホツツジ      ツツジ科ホツツジ属


開けたところへ出ました! 楠川まではしばらく楽ちんな木道歩きです~

ヤセ尾根のお花畑(栂池8/13)

2019-09-18 | 信州
ヤセ尾根でのハイライト!
この場所は新しく作られたみたいです。絶景を腰かけて見られる最高の場所♪





ソバナ シモツケソウ オヤマボクチ ハクサンオミナエシ オオバギボウシ などなど (*^。^*)

ピンク色はシモツケソウ  青紫色はソバナ




ハクサンオミナエシ(コキンレイカ)  オミナエシ科 オミナエシ属



葉だけ見るとモミジカラマツにも似ているよう




見ているときは全然気がつかずにいた「イワオウギ」 写真は全くよく撮れてなくて・・・
見たかった上位の高山植物のため 記念として残しておきたいです!   マメ科 イワオウギ属



ソバナと一緒♪


ヤマルリトラノオ(多分)と一緒♪


黄色の花のタマガワホトトギスも一緒に!!! イワオウギの果実(節果)が写っていました。


イワオウギに似た花は何種類かあり  果実を見ればいいそうです。

時間などお構いなくずっとここで過ごしたい♪  そんな気にさせてくれるところでした。

ヤセ尾根の下り始まり(栂池8/13)

2019-09-17 | 信州
名残の白馬大雪渓を目にとどめ・・・


木製の階段の左右の景色を眺めながら下っていきます!白い花はノリウツギ




ハート形っぽい池塘


きれいなのでつい撮りすぎ・・・オオシラビソ球果




だんだん下のほうの景色が近づいて見えてくる~


これはダケカンバの葉なのかしら・・・虫こぶいっぱい
ダケカンバにも膨れた形の虫こぶできるそうですがそれとは違うし・・・







冬の厳しさを実感させられるよう・・・


下りてきた階段


これから下りる階段 そこでは花園が待っていてくれたのでした。
ここの階段も新品になりヤセ尾根全域新しいのに変わりつつありました。




展望湿原から10M上のピークへ(栂池8/13)

2019-09-15 | 信州
展望湿原の標高は2010M すぐそばでオオシラビソ見られるなんて幸せです




ハナアブのお客様が♪  ナミホシヒラタアブかもしれません。可愛い(*^▽^*)


果実ができていたオオカメノキ  この美しい葉は大好き!   レンプクソウ科ガマズミ属




もう少し先のピークを目指す途中の眺め 白馬大雪渓!


標高2010Mから2020Mへ! あと少しというところでテングノコヅチがまた出てきました。
   ※絡まずに這うように生えること 茎頂(けいちょう)に普通1コの花を咲かせる※ 
などがツルリンドウとの違いだとのこと     リンドウ科ツルリンドウ属









栂池自然園のピークへ到達しました。標高は2020M
ここでゆっくり景色を眺めることができるようになっています!



手前はモウセン池 ずっと向こうに歩んできた道とビジターセンターなどが見えます


今一番高いところでくつろいでいるのは!!!キアゲハ ただ1頭のみ
止まっている木はオガラバナかもしれません。葉だけだとミネカエデとの区別が分かりにくい
調べを続けた結果 「ミネカエデ」が正しそうです。


ヤッホー

この後はヤセ尾根を下って行きます~ ”人生下り坂 サイコー” 気分味わえるのかしら♪

展望湿原 (栂池8/13)

2019-09-13 | 信州
やっとのことで展望湿原まで登ってこられました。まずやることは!!!
☆ここで白馬大雪渓を眺める☆ でも雲の動きは速く瞬時に山を覆い隠し中々思うようにならない・・・
この日のハイライトはグレーのまますっきりとはならなかったものの一瞬チラッと見えたのは幸いでした。





目の前にある池塘の周りの湿原には豊富な高山植物がびっしり生えています!




展望湿原を望む場所は以前より狭くなったような気がしています。
材木が新しい感じ でも長椅子はなく階段状になりました。面積もやや小さくなったかもしれません。
初めてのときは広くてゆったりして素敵な憩いの場所という感想 
「あれが白馬大雪渓だよ」と義兄や姉に言われ眺めたのでした。


▼こんな風に・・・(記念撮影なのでこっちを向いていますが)
(雲に隠れているけれど)白馬大雪渓とその前に広がる湿原を眺めるのです♪



目の前の湿原には! 
遠いのでなんとなくしか分からないものの多種多様な高山植物がふんだんに詰まっていました。
以下は展望湿原を見晴らしたときの大群生の様子



ヒオウギアヤメ     アヤメ科アヤメ属


タテヤマリンドウ     リンドウ科リンドウ属






エゾシオガマ     ハマウツボ科シオガマギク属




ヒオウギアヤメの下のほうにもエゾシオガマ!


果穂ができているチングルマ     バラ科ダイコンソウ属




栂池でも高いところではコバイケイソウ(ユリ科)まだ咲いていました! 
白い花はモミジカラマツ(キンポウゲ科)


丁度12時に着いたのでお昼ご飯済ませた後もう少し探索しました。

やっとモウセン池 (栂池8/13)

2019-09-11 | 信州
えっちら おっちら やっとのことでモウセン池に着きました!
あと300mで「展望湿原」!!!
モウセン池を眺めながらの休憩  長椅子が何か所かありここで一息入れ休みます


誰しもぐったり気味・・・


池に写る景色を眺めていると少しは楽になれたよう♪





トリミングしておきました。


イワイチョウの花と果実 




これは「竜神様」なのか・・・




そして こっちはこの地に遣わされた「象神様」なのか・・・


池の周りをウロウロしてきました。オヤマリンドウ  色のいいのもありました。




オオシラビソの球果 できそこないみたい♪


これは 始めツルリンドウって思ったのですが・・・からみついていないことと
シラビソなどが生える亜高山帯ということから「テングノコヅチ」でいいと思います。
何枚も撮ったのにみんなボケてボツになりました。



並んでいたのは ゴゼンタチバナ


ミヤマアキノキリンソウ


カンチコウゾリナ


そしていよいよ!!! 展望湿原 到着~~~

ミヤマトリカブトほか(栂池8/13)

2019-09-09 | 信州
「モウセン池」を目指すも・・・まだまだ道のり遠くやっと歩いているという感じ
途中「水場」とか「銀名水」などただ通り過ぎてきただけになりました。
そんなときにトリカブトがあるのが見えました! まだつぼみ でも栂池で初めて目にした
トリカブトなので撮っておかなくっちゃ♪ これはミヤマトリカブトでいいと思います。





まだ花は開いていなくてがっかり 栂池には2種類のトリカブトがあるそうです。
ひとつは ヤチトリカブト=茎に対してまっすぐに生える開出毛がある
もうひとつは ミヤマトリカブト=茎に生える毛は曲がった短い毛(屈毛)


オヤマリンドウ  栂池のオヤマリンドウの感想は♪
「とってもおとなしそうで優しいリンドウ」でした。ほかの山ではたくましく強いという感じなのに!





これ以上平開しないそうです。


こんなところにもオニシオガマがありました♪




オニシオガマの葉と 花が咲いた後の長い雌しべ




周りが開けてくると気分上昇!!!ここではオオシラビソを眼下に♪


息子は自分のと私のと前後にリュックを抱えています。リュックの中を軽くしておいてよかった♪


オオシラビソの下のほうに雄花がついているのが見えました!
※雄花は小枝の下部に垂れ下がるように開花し 
雌花は自家受粉を避けるため時間差で小枝の上部に上向きに開花する※ と載っていました。





今度は下っていくと・・・


モウセン池見えてきました (*^^)v やっと休める~

もうせん池を目指して!(栂池8/13)

2019-09-07 | 信州
オオシラビソの雄姿を鑑賞しながら「もうせん池」を目指します。
途中はアップダウンの連続で相当参っていました。
リュックはとっくに息子に預け身軽になったのに   つ・か・れ・る
色々目に留まっているはずでも気持ちに余裕がなく 体はますます重く一歩の踏み出しがきつい


オニシモツケの大群生 イブキジャコウソウイブキトラノオも咲きっぷりがきれいでした。
本当ならもっと色々見たいのに ただただ上に向かい歩くのみで注意力は散漫に・・・





これはなんのつぼみ? 始めは分からなかった サラシナショウマでした。








木道の右も左も花があふれ夢のようでした。
平坦な道だと快調・快調 足も腰も何事もなかったようにす~っとしました♪
オニシモツケをアップで撮りたいのに・・・
ともかく目的地へたどり着かなくてはという気持ちに譲り ここは我慢 我慢

後で思うに・・・すっごく損した オニシモツケは結構咲いた後がたくさんあったのに
それをよく見てくればよかった・・・もう後の祭り 麗しのオニシモツケの果実ができていたかもしれない
「とんとんさん」からそのことを聞いて以来またしても「見たい見たい病」発症中




写真を探したところなんとなく果実らしいのが・・・ブレブレだけれど雰囲気だけ


これは多分・・・ダイニチアザミではないかと思っています。
花は下向き 葉の形も似ています。



せり科のこれは・・・オオハナウドかもしれません。

オオシラビソほか(栂池8/13)

2019-09-05 | 信州
楠川の近く 7月には石がごろごの登山道も水で濡れていたのにすっかり乾ききっていました。


ノウゴウイチゴにイチゴが生っています♪  バラ科オランダイチゴ属


標高上がったせいなのかこのあたりではコバイケイソウが終盤を飾っていました。
ユリ科シュロソウ属



ヒオウギアヤメもまだまだ♪   アヤメ科アヤメ属


オオヒョウタンボクの美しい果実がここでも♪ 花は2つずつ咲いたので 実も2つずつ仲良く♪
スイカズラ科 スイカズラ属





ガラス細工を思わせる花を咲かせていたサンカヨウ 青い果実をつけていました。
メギ科サンカヨウ属



こんなところにイブキトラノオ   タデ科イブキトラノオ属


オオレイジンソウ あちこちで咲いていたのに1枚もうまくいかなかったです。
キンポウゲ科 トリカブト属



ミヤマホツツジ 咲いていました。花柱がぐん!って上を向いています♪
ツツジ科 ホツツジ属





アップダウンを繰り返すうち視界が開けてきました!
途中小休止・大休止 ちょくちょくとりながら息も絶え絶え・・・気持ち悪いし吐きそうだし・・・
半分死んでいたと思います。そんなときに開けた景色を見て一気に元気が出たよう (*^。^*)



絶景! 絶景! オオシラビソ(アオモリトドマツ)に目を見張りました。
苦労して後 ご褒美の光景 ここに来るまでは目にできなかったです。球果の美しさは格別!
悠然と崇高に高くそびえ 凛として! いくら形容してもしつくせない優美さに圧倒されました。
マツ科 モミ属





松ぼっくりのサファイア色がとてもきれい♪ 遠目だと光って見える松ヤニがいっぱい!