花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

タケニグサ(茎、葉)

2020-07-30 | 近所
タケニグサの茎や葉にスポットを当ててみると!細かなことが見えてきました。
葉の形はカシワの葉を思わせるよう 茎は白く株が大きくなるにつれ太さを増してきていました。
茎の中は空洞 それが「竹」に似ているため 「タケニグサ」になったそうです。











上から見た葉の形

▼葉の上に花がら落ちています!


葉裏も茎と同じように白い
裏返してみると面白いそうなので早速試してみることに(*^。^*)



白い毛が密生し 想像以上に見ものだと感激!
ふかふか やわらかそう フェルトみたい 様々な言葉で形容したくなります










今後日にちの経過と共に様相を変えていくのでしょうから まだまだお楽しみ続きそう
子房を膨らませた後 平べったい果実はどのように見える?
空が明るく青く 太陽燦燦 カラッとしたきれいな空気の流れ そんな日が早くきますように♪

タケニグサ(雌しべ1コ 雄しべ多数)

2020-07-28 | 近所
タケニグサのひとつの花の単位=花弁ゼロ ガク片2枚 雄しべ多数 雌しべひとつ
ごちゃごちゃして見えるけれど どれがなにと分かるとなんとかなりそうです。





縮れたように見える雄しべ 「カクっと」曲がったところがありました。

陽に透かしてみると透明感あり! 寒天とかところてんを思い浮かべました。


▼白っぽくよく見えている雄しべ1本は花粉を出している最中で
ほかのうす茶色に見える雄しべは花粉を出し終えているのかもしれない







すっかりしおれ役目を終えた雄しべたくさん♪


雌しべはなんて可愛らしいのでしょう メロメロになりそう
ハートマークにも見えるし こけしを思わせるようにも!!!
雌しべは柱頭が2裂する





ハートはなんこ? ハート探し (*^。^*)


花粉をいっぱいつけている雌しべ


あの枝も♪ この枝も♪ 迫ってみれば撮り甲斐ありました。



葉や茎の様子はどんなでしょう・・・

タケニグサ(ガク片2枚、花弁なし)

2020-07-26 | 近所
タケニグサのつぼみ 初々しい若緑色なので一番新鮮さを感じました。
つぼみはつぼみでも これは「ガク」だそうで・・・長さ1センチ弱くらいで2枚ついています♪ 
しかもこのガク片は開くとたちまちのうちに落ちてしまう 
1枚だけでも残ったのが見えたらいいのに 実態をあきらかにするのは難しそう



ガクの表情色々見てきました。緑色から進むと次のステップは淡いオレンジ色に! 
控えめでシンプルな色合いに目を細めます。



もっと近くに迫ってみると付け根のピンク色にこっちの頬も染まりそう♪


更に進むとオレンジ色が濃くなるようです。
少し開いているような・・・なんとなく雰囲気を感じます~



ガクの先を別の角度から見たところ


ガク片2枚が開いている場面ってないのかしら・・・
と思いあちこち探し回りましたが・・・そんなのは見つからず
「なんとなく」開くような・・・というのを少し見ることができました。







これはうすらボケながら・・・少しは増しかもしれません~
中に雄しべがいっぱいつまっているのがのぞいていますl!


▼以前に撮っていたガクが開き始めそうな1枚 まだ緑色しているのにフライング?

様々な角度から探ってみると! まだまだ奥は深そうです♪

タケニグサ

2020-07-24 | 近所
タケニグサがたくさん咲いてきています~
5、6年前に取り上げたことがあり それ以来のことです。
近くで見ることができるためなんとかしたいです!
遠くから見ると淡いオレンジ色と後ろの緑の木々とのバランスが微妙にいいように思いました。
ケシ科 タケニグサ属





青空をバックに♪  
もっと晴れたら・・・贅沢はなし これくらいが丁度身の丈に合っているのかも♪







株の下の方




咲き始めってこんな風になるみたい
あちこちめぐりながら探してみたのです。もっと分かりやすいのがあればいいのに♪



これからどんどん花を咲かせそうです



タケニグサはアカメガシワと同じく先駆植物(パイオニアプラント)なのだそうです。
不思議がいっぱい 見どころ満載 奇妙 難解・・・追求してみたくなります♪
のんびり楽しみながら! 随時整理できますように♪

エビヅル

2020-07-23 | 近所
少し足を伸ばしてみたら! エビヅルがたくさん生えている場所に着きました。
ブドウ科 ブドウ属  雌雄異株  雌株は両性花


エビヅルの葉  葉先にトゲがありました。始めのうちは表面に細い毛いっぱい生える








つぼみはお菓子みたい  大きくしてみたら手毬のようにも見えます~






雌株があればいいのに  このときもとうとう雌花にはお目にかかれず・・・とても残念
花弁はすぐに落ちてしまうそうです。雄花の雄しべはすごく長い







これはどうなっているのでしょう・・・
花序の上の方を見ると花弁みたいなのが残っているようにも見えるけれど
  ※推測 これから花弁はそり返りまもなく落ちる 雄しべはもっと長くなる※





果実ができているのもあるのに・・・雌株は目に入ってこない







エビヅルの雌花を目の当たりにできるのはいつ? と希望は抱きつつ見ていきたい (*^^)v

マルバツユクサほか

2020-07-22 | 近所
広めの葉 縁はふりふりしたマルバツユクサ 少しだけ花を咲かせていました。








植えられたユリだと思われます・・・オウゴンオニユリ?かもしれません。




サルトリイバラ  ツルの様子に見とれ撮っておきました。
虫に食われた跡もなく美しい葉のまま大らかに歌うように伸びていました。










アカメガシワ(7/12)

2020-07-20 | 近所
7月に入り晴れる日をを待ちわびつつ待機していると・・・
ようやくなんとか!という日になりアカメガシワのところへ行ってみました。
場所により咲き進み具合は微妙に違っていました。



子房につく突起はなんとなくすっきりしているよう! 日にちを経るうち星状毛はとれていくみたい




アカメガシワとは切っても切れない縁で結びつき合っているアリが来ています♪
蜜腺から出る美味しい蜜をなめに来るのだそうです。


アリが来るのは芽吹きの頃のごく早い時期だけ・・・そう思っていたのです。
気がつけばアリの姿をあちこちで見ることになり認識を新たにすることになりました。
    ☆早春の頃からずっとアリは蜜腺から出る蜜を求めやってくる 
     その結果としてほかの昆虫がウロウロするのを防ぎ
     葉を食べられないよう見張る役目を担うことになる☆ ということらしいです。
アリとアカメガシワのウィンウィンの関係を目の当たりにすることができました。



星状毛生えているのを見ることができました。もっと早い時期から撮ってみたいです。




近い場所でも咲き加減は色々でした。







今後も変わりゆくアカメガシワと付き合っていかれたらいいです!

ナワシロイチゴ ムクゲ

2020-07-18 | 近所
ナワシロイチゴ 美味しそうに熟し始めていました。
花はすでにひとつもなく どれもがイチゴになりそうだったり完熟だったり♪
バラ科 イチゴ属











葉の形忘れないようにしたい♪




ムクゲの木のそばに到着~ムクゲに来るときのお目当ては♪ 
パンダ顔に見えるあの可愛らしい ☆ラミーカミキリ🐼
(可愛く見えても結構な「ワル」だそうで たくさんいると大きな被害を受けるそう)
まだ一度も見たことがないです。  花を見るだけでこのときも終わりになりました。
アオイ科 フヨウ属



花粉いっぱい!!!
雌しべは先端が5つに分かれているそうです。


うまく撮れていなかった柱頭


雌しべに直接雄しべの葯がくっついているように見え一帯になっている感じ
(多数の雄しべの花糸がくっつき筒状になり花柱を包み込んだかたちになっている)



花弁になりたい なりたがり屋さん?
雄しべが花弁化? 雄しべが花びらのようになり八重咲きみたいになっています!




オオバノトンボソウ

2020-07-17 | 近所
花を咲かせているでしょうか オオバノトンボソウのところへ!
何か所かにわたり生えています。 でも薄暗い場所のためうまく写ってくれない
フラッシュ使ったりしながら撮ってきました。6/29撮影
ラン科 ツレサギソウ属











正面顔撮りたいのに・・・うまくいかず全く処置なしでした。





折角の野生ラン やぶ蚊が多く腰を据え落ち着いて撮れないのがなんとも悔しい
なんとなく雰囲気からトンボが飛んでいるように思うことにして! それでいいかなと♪

アカメガシワ続き

2020-07-16 | 近所
アカメガシワの続き♪
コロコロした子房が膨らんで! 
子房にはトゲ状の突起 星状毛や腺点などもあるそうで複雑・・・でも 興味津々 (*^^)v
萼片が分かるようなのを撮りたいのに・・・思うようにはいかず
こんな程度しか写ってくれなかったです。
トウダイグサ科 トウダイグサ属



柱頭3つに分かれていたり


こっちは4つに分かれています。


子房にはトゲ状の突起がある 突起には星状毛があり腺点がある



突起の部分を大きくしてみたところ▼

▼花柱には「乳頭状突起」というのがあるそうです。それも大きくしておきました。


6月下旬ごろ 膨らんだ子房が目立つように! 花柱はしおれてきています。



7月に入ってからも様子伺い 進みつつあるその後を見ることができたのでいずれ・・・

アカメガシワ

2020-07-14 | 近所
パイオニア植物でもあるというアカメガシワの追っかけを始めたのが6月の中旬
その頃の雄花
トウダイグサ科 トウダイグサ属





雄花よりはやっぱり雌花が面白いので 写真も雌花が多くなりました。
咲き始めたばかりの雌花



葉の表裏にも茎にも星状毛いっぱいつけるのです!
星状毛をよく見るためにはもっと早く新芽の頃から本腰入れなければならない
細かな毛がいっぱい! それは今季は見逃したので来季に望みを♪

   とこの段階ではそう思っていたけれど・・・日にちを経るにつれ    思っていたこと 実際のこと 
   色々ずれや間違いが多くなり反省することも多く ますます終わりなきアカメガシワに・・・
   アカメガシワにもこっちの頭の程度にも複雑な事情が色々ありすぎるため 先がまだ見通せないでいます。



雌花の色は個体差があるようで微妙に色が違ったりしています






10日くらい後に 同じ場所へ再び行ってみると花は大分咲き進んでいました。




左には柱頭まだ開いていないのも見えます。


柱頭は3裂あるいは4裂するそうです。

柱頭の形がヒトデに見えてきておかしい~

咲き進んだ様子 この次に続く・・・続けたい♪
  たとえ混乱状態に陥っていても見たまま 感じたままを
  まとめればいいや(*^_^*) そんな気持ちでリラックスします・・・自分で自分をいたわってる?

トウネズミモチ

2020-07-13 | 近所
ネズミモチより遅く咲いてきたのでトウネズミモチでいいと思います。
葉を透かして見られればよかったのですが よく見えず・・・
モクセイ科 イボタノキ属

   ネズミモチ トウネズミモチとなると葉脈が透けて見える様子を写すのが定番になっているよう 
   それに倣い試みようとしたものの 光不足でした。



花茎には陵があるように見えます。


花が落ちたあと こんな風になっていました。


カナブンみたいな虫が集まっています!


後日(7月始め頃)裏から撮った葉




小学校の近くのここは小川が流れているのですがいつもよりずっと「きれい」になっていました。
小学生たちが頑張ったようです!



この新芽の「きれい」な葉はなんでしょう♪  
そばにクズの葉も見えますが虫食いもなく「きれい」なまま♪


▼10日くらい後の様子


カニクサの「きれい」見つかりました。新芽の美 やがて胞子を付けるでしょう


可愛い小さなカマキリ

カンザシイヌホオズキ

2020-07-11 | 公園・植物園
ハコベホオズキと戯れていたのち 目にしたのは 「カンザシイヌホオズキ」 でした。
カンザシイヌホオズキは「テリミノイヌホオズキ」の一形態とされているそうです。
ナス科 ナス属





カンザシイヌホオズキの花 下向きに咲く


カンザシイヌホオズキの果実は上に向くのです♪  とっても分かりやすい
株数はよく見られるものの・・・
最近は草刈りのため大きな株になっても整理されてしまい楽しみが少なくなりました。


前にも見ていたカンザシイヌホオズキ
このときの記憶はあいまいになりどうしようもないです。反省してもしきれない
「球状顆粒」ーーー種子とは異なる小さくて丸い粒

ハコベホオズキ 

2020-07-10 | 近所
何度か取り上げているハコベホオズキ 
このときはアオツヅラフジやシオデなどのツルに自身のツルを絡ませながら
コラボしている場面から始まりました。
ナス科 ハコベホオズキ属





あっちこっちと場所を変え見ていると!
撮りたいと思っていた姿についにお目にかかれ幸せ~~~やっと巡り合えた「いとしのきみ」
花冠が落ちると赤茶色の子房がちらっと見えとっても感じがいいのです(*^_^*)
これが見たくて長いこと探し続けていたのでした。




階段のところで撮れるのでそこに居座りのんびりお付き合い♪
お陰でなんとかなったようです~
どこもかしこも毛深い・・・そんなこともこのとき初めて認識できました。


募らせていた執念と言ってもいいくらいの気持ちはこのときついに成就となり
想い続け 追いかけてきてよかった そんな感想です。

この美しい赤い色を見ることができるのはそう長くはないと想像します。期間限定かもしれない
「ハコベホオズキの果実の色は淡いクリーム色 しかも果実ができるのはごくわずか」




果実の始まりがこの先も見られますよう祈りたい 

6月下旬散歩2

2020-07-09 | 近所
散歩の続き このときはオオバノトンボソウが少し開きかけているのを見ることができました。
日蔭の斜面なので暗いのが難点  まだまだ咲き始めたばかりという感じです。
ラン科 ツレサギソウ属







雨の後泥がはねたのでしょう 土が点々とついていて見栄えが悪い


ヒメヤブランは前に見ていた以上に咲きっぷりがよく株数も多くなっていました。
キジカクシ科 ヤブラン属









ハナニガナ 冠毛と花と♪
キク科 ニガナ属