花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

ビヨウタコノキ(つくば2018.10月)

2019-10-30 | つくば実験植物園
ビヨウタコノキ   雌雄異株
「美葉蛸の木」あるいは 「美容蛸の木」とも書くそうです。
属名パンダヌス属 その中で一番葉や姿がきれいだからという理由らしいです。


ビヨウタコノキの雄花 咲き始めはもっと白いかもしれません。
ベニヒモノキの赤い色とお互い引き立て合っているよう♪









竹みたいな節がつく変わりもののカンキチク「寒忌竹」(寒さが嫌い) 
赤い果実もついていました。    タデ科の多年草







これからが旬という感じだったヒスイカズラ






バナナの房が長すぎて入りきらない




これも生りもの パパイヤ

幹生花(つくば2018.10月)

2019-10-28 | つくば実験植物園
カカオの花と実 両方見ることができました。
幹から直接花を咲かせたり結実したりする形態のことを「幹生花(かんせいか)」というそうです。







2018年3月に行ったときにはカカオの実はなく花だけ見てきていました。
美味しいチョコレートになる元 花も大好き♪





2018.3月のとき もう1種類の幹生花を見てきました。 ナガバノゴレンシ
スターフルーツの親戚筋とか・・・
ナガバノゴレンシはゴレンシより小さい緑色の実をつけ熟すと黄色っぽくなるそうです。






見れば見るほど・・・美しすぎ~






ナガバノゴレンシの大きな木 左のほうにある明るい色の木がそうです。 
近くに鬼ユズ似のレモンポンテローザが生っていました。



久々の夕焼け空 10/26

つくば温室(2018.10月)

2019-10-26 | つくば実験植物園
上から覆いかぶさるように下がっていました。サルオガセモドキ
小さな緑色の花を咲かせるそうです。咲いたときに出会ってみたい♪




あのスターフルーツ! まだ食べたことはなくいつかは!




レモンポンテローザ  普通のレモンとは違い過ぎ・・・鬼ユズを思わせるよう!


これは「アメダマノキ」だそうです。まん丸でスタンダールカラーのあめ玉♪




夢の島の熱帯植物園では木が高過ぎ花の様子を間近で見るのは無理だったバニラ
ここでは目の前に超豪華な花を見ることができました。  ラン科バニラ属 
花はまさにランを思わせ気品に満ちているよう♪





名札を見るのを忘れ名前は不明・・・長く伸びているのは葉なのか果実なのか・・・
くるくるの上には赤いものがつき不思議です。




ワイヤープラント(つくば2018.10月)

2019-10-24 | つくば実験植物園
これもすごく変わりもの~ 温室近くの休憩所の前にありました。
なにかよく分からずに撮っていたワイヤープラント 
落ち着いてよく見れば面白そう! もっと真剣に撮ってくればよかったと反省しきり・・・



葉も花も実も小さく 「ごちゃらごちゃら」 でよく分かりません~


咲いていく過程もはっきりせず・・・雌しべの柱頭(始めは白い)は3裂して見えます。


右の方には白く透明に変身した花の中に果実が見えます!

▼左の下のほうにも透明感が出てきた白いのが!


花が咲き終わるといったん花弁(或いはガク)は閉じるのかしら・・・
雌雄異株あるいは雌雄同株という記述もあり 
雄しべの存在感うすくいったいどこに?(子房の下部周りに8コあるとも・・・)
子房が熟し始めると花被片(ガクかもしれない)は徐々に透明感が出るみたい





最後は白く透けた中に収まったすてきな果実♪

変わった植物(植物園)

2019-10-21 | つくば実験植物園
1年あまりそのままになっていた珍しくて変わった花たちの出番! 2018.10.28 つくばにて
ナス科の常緑樹






花を見た瞬間 なんてすてき♪って思いました。
花の時期はきっと遅かったのだと思います。葉は随分枯れきたなくなっていました。
名前は グロブラリア・サルコフィラ・ブルー・アイ    オオバコ科 常緑低木
まだ少しいい花も残っていたので撮ることができました。美しくてほれぼれです~









追記 オオバコ科ということで拡大してみたらこんなのが見えました。
雌しべが先に熟すみたい



温室の近くでは!


お馴染みのメリケンカルカヤも見えます!




ふわっふわ♪ ぎんぎつねを想像できそう

10/23 追記
昨日(10/22)は富士山の初冠雪が観察されたそうでした。
今朝の富士山 ぼんやりながら見ることができました。


国営ひたち海浜公園(9/20)

2019-10-16 | お出かけ
同窓会のとき宿のバスで連れていってもらえた観光地
あっちこっちと寄り道したり みんなで大いに盛り上がってきました。
笠間稲荷神社では枝垂れカツラの大木とオニグルミの木に出会ってきました。









みんなに知られているあの国営ひたち海浜公園
パンパスグラスもたくさん植えられていました。



コキアの向こうにもパンパスグラス


園内何か所も乗り降りできる電車もあり 遊園地もあり とにかく広さはハンパない♪
小高い山になっているところもなにもかもすべて人工的に作られたものだそうです。



太平洋を見渡せるのもごちそうのひとつかもしれない






「うり」はなんといっても「これ」でしょう



このときはつぼみがつき始めて間もなくといったところでした。お手玉みたい♪





作業に携わるのは大勢の人たちで雑草ひとつ見逃さないよう徹底的!
そのお陰なのか植えたものが引き立つよう保たれているようです。
コースは色々で湿地を含めたコースもありそれぞれ見ごたえはありそうです。
ここでいつかは「オオウメガサソウ」を見たいという願いがあります!

今思うに・・・図らずも8月、9月と自然災害に見舞われた地に足を伸ばしていた形になり
自分の心のうちにも重い感情を残すことになりました。
茨城県での同窓会の宿は太平洋を間近に見ることのできる場所にありました。
一晩中潮騒の心地よいリズムを聞きながら休むことができ思い出は深いです。
その海の様子はどうだったのかと思うにつけなにごともなく普通であってくれたらとただただ願うばかり

落倉自然園4(8/14)

2019-10-14 | 信州
涼しげなミズタマソウ  ほかの草と一緒だとよく分からないです。アカバナ科ミズタマソウ属


果実の周りには鉤状のトゲトゲがいっぱい

花弁は2枚で先が2裂している  
裂けている部分がハート型に見えるのにうまくいかずとっても残念



チゴユリに果実がついていました。  イヌサフラン科チゴユリ属


ツクバネソウにも果実でき始め!熟すと鮮やかな色が出るでしょう   ユリ科ツクバネソウ属






ヒメジソが咲いていました。   シソ科イヌコウジュ属




花はついていなかった ツルリンドウ


ボタンヅル 高速道路では塀にからまっているボタンヅルをよく見ます。
そのたびに「いいな♪」と思うだけでそばへ行かれないのがとても残念
自然園の入り口付近にかたまりがあるのを帰りに見つけました。 
センニンソウより出会える機会が少なく花もその後も一味違うボタンヅルは残り花でも幸せ (*^^)v
味わい深い葉も撮っておきました。    キンポウゲ科センニンソウ属









信州らしい道の駅での田園風景の眺め

信州での数々の思い出はこれで終わりにします。
長くお付き合いくださりありがとうございました。  ♪信州いいとこ何度も行きたい♪

 大型の台風のせいで美しい信州の風景が損なわれているのではと懸念されます。
 なにより気持ちの優しい人たちの心に深い傷が残ったら・・・
 とそのことに心が痛みます。ずっとずっと応援し続けていきたい! 心のふるさとだと思っていますので
 力強く耐え抜き誇らしい美しい自然を取り戻されますようお祈りしたいです。

落倉自然園3(8/14)

2019-10-11 | 信州
奥のほうまで行くとそこには神社がありました。
大山祇(おおやまづみ)神社  山の神様が祀られているそうです。





水神様も祀られ 近所の人たちと密なつながりがあるのだと感じます。
自然園から一歩外はもう民家がたくさんありました。



ヒメシロネ 咲いていました。   シソ科シロネ属




息子の嫁が「なにこれ!」と言って待っていて・・・
そこには見たいと願っていたツチアケビが立派な株となり立っていたのでした。    
ラン科ツチアケビ属  別名ヤマシャクジョウ 日本固有種 
地下茎がナラタケと共生する大型の腐生ラン 薬用になる


果実は「まるでソーセージ」とよく形容される まさにその通りだと思いました。
アケビ バナナ などにも似ているし!




先の方に咲き残りの花が!  花も実も見られ大満足でした。






ウバユリ  花と若い果実と!     ユリ科ウバユリ属





落倉自然園2(8/14)

2019-10-09 | 信州
ツリフネソウ     ツリフネソウ科 ツリフネソウ属


ニガクサでいいかもしれない      シソ科ニガクサ属




うん? これは・・・アケボノソウ! お久しぶりの出会い~     リンドウ科センブリ属




花が咲いていたのは流れのある一か所のみ 後はほとんどまだつぼみでした。


サワギキョウも咲いていました。     キキョウ科ミゾカクシ属




サワギキョウの花の造りは複雑難解 一筋縄ではいかない
先端に葯の毛束が写っているのがありました。



サワギキョウは雄性先熟  右の花は雌しべが出ているみたいですが・・・


始めから子房みたいなのがついてるし・・・不思議がまた増えました。
謎のこと教えていただいて分かりました。
※キキョウ科植物は、子房下位なので花弁・萼片よりも子房の位置は下にある。
だから蕾の頃からも子房部分が見える。チョウジタデ等のアカバナ科や、キュウリ、ナス等も子房下位※



なにかの蛾が! カメラを構えているうちに動いてしまう・・・



後ろ 前 上下 どっちがどっちって分かりにくいです。
下が顔でお尻を上に上げているのかしら


落倉(おちくら)自然園(8/14)

2019-10-07 | 信州
落倉自然園へようやく到着~
大小の湿原が形成されている地の一部  初期低層湿原の代表的なところだそうです。



小さいながら駐車場もトイレもあり便利でした。駐車場付近から山野草が色々♪
ツリガネニンジンではないかと思っているのですが・・・
右に写っているのはまだ咲いていなかったハクサンシャジン 葉だけ写っています



コマツナギが秋を思わせます




ちょっと雰囲気のあるコマツナギ (*^。^*)


コマツナギの上の方にはヤマハギが!






湿原の中に入ると・・・湿った空気に包まれあたりはうっそうとしています。
巨大化したミズバショウの葉がいっぱい!





名前に「オチクラ」と冠した苞が2枚の「オチクラミズバショウ」はここが発端♪
美しい2枚の苞にくるまれたミズバショウを見てみたいものです。
画像は拝借させていただきました。

ミズバショウの葉茎にぴったりサイズのカエルがいます( ^)o(^ )


せっかくランが出てきたのに・・・まるでうまくいかず全く処置なし(-_-;)
多分・・・元のサイズで見たら 「茎には陵がなく丸い」のでオオヤマサギソウではないかと!
茎に陵のあるオオバノトンボソウとも似ていて混乱します。






栂池散歩コース2(8/14)

2019-10-04 | 信州
これはなんの木?






葉の形はカエデの仲間だと思い調べてみたら「ウリハダカエデ」でした!
幹肌がとにかく美しくて見とれます。
名前の由来は ”幹の色合いがマクワウリの実の色に似ている”



カッコいい木が何本も生え 翼果がいっぱいできていたのを見ることができました。
ムクロジ科 カエデ属 雌雄異株 あるいは雌雄同株









ウリハダカエデの幼木


この実はなんでしょう♪ 調べたら「キブシ」 キブシ科キブシ属
花は見ることはあっても果実になったところは初めてでした。
ごちゃごちゃの小さな花から太っちょの実ができるなんて♪
この実は硬そうに見えますが「乾いた液果」だそうです。





地面の下の方の枝はヤマハギが色を添えて♪


シラカバの木にイワガラミ♪  こんな光景も贅沢すぎ!




アカバナ


ゲンノショウコ

この後は入り口を見落とし行ったり来たりの末 落倉自然園へ着きました。

栂池散歩コース(8/14)

2019-10-02 | 信州
落倉自然園への途中ちょっと立ち寄った場所
学生さんたちの走りのコースにもなっているようでした。



シラカバと共に歩いたり走ったり! 贅沢~


ヒカゲノカズラなんかもありました。


オトコエシかもしれない


葉が小さいのでコバギボウシでしょう


ヒヨドリバナ かたまりであちこちに咲いていました。




オトギリソウ






サルトリイバラの果実?・・・そうではなくシオデかもしれません。
サルトリイバラと比べると葉先がとがり気味


▼小さな芽だしのこんなのを始めに見て「ラン」のなにかかとワクワクしたのに
これも結局シオデみたいです。


▼こんなのもありました。どれもみんなシオデでしょう  シオデとの出会いは今期が初めてで
姫川源流から始まり何度も目にすることができたラッキーな年です~



すごい大木! なんの木? タラノキかもしれません。
美味しい山菜のタラの芽からは想像できない背高のっぽの木になっていました。





幼木も生えていました。


こんなトゲが!

トゲの生え方にびっくり!!!