花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

白亜紀の堆積物(犬吠埼海岸)

2021-12-02 | 犬吠埼
「犬吠埼の白亜紀浅海堆積物」が見られることを初めて知りました。
「白亜紀」と言ってもはるか昔と思うだけでなんの知識もないですが
”まだ人類が登場するはるか以前の恐竜がいた時代” なのだそうです。
「その時代の岩を今見ることができる」と言われても実感はわかないけれど
「恐竜大好き」ファンとしてはそれを見るだけでワクワクしていました。




せり上がってきた白亜紀の岩を色々見ることができました。
資料から一部抜粋  
 「浅い海の海底で作られた堆積物で 浅海特有の堆積構造として
  海底の砂の表面につけられたさざ波の痕跡が観察できる。  
  この地層は化石も豊富で、付近ではアンモナイトの化石が発見されたこともある」







この一角だけはまるで舞台みたい~




はるか白亜紀から現代をつなぐ 夢の舞台を囲む岩々






白亜紀からのパワーを得て! こんなところにもツワブキ♪


犬吠埼の景色と植物と 最後に撮っておきました。
ハチジョウススキ トベラ シャリンバイ 灯台






犬吠埼のことはこれで終わりにします。次に行ってみるときには
きっと更に趣変わるのではと期待したくなります。
とても残念に思っていることひとつ 
もしかしたら「ソナレマツムシソウ」の咲き残りとか
「ソナレセンブリ」など 咲いていたかもしれないと・・・
「ソナレ(磯馴れ)」と冠した植物への思いは更に深くなりそうです。

特徴的な岩

2021-12-01 | 犬吠埼
波が打ち寄せるところへ下りて行ってみます~






足元を見るとここにもハマコウゾリナが大株になり咲いてる~


ハマボッスの葉も見えました。右のほう


波打ち際から独特の岩の眺め!  遠くの大型船もまだ見えていました。







層をなしている岩がなにかの建物みたいになってる


小さい魚は動かなかった  貝のなにかは岩に張り付き生きているようです。



この後 白亜紀の堆積物がある場所へ行ってみます!

遊歩道沿い

2021-11-30 | 犬吠埼
センニンソウの花の後♪
始め見たときに ボタンヅル? って期待してしまって・・・
冷静に考えると・・・茶色が目立つからやっぱりセンニンソウだ! 
「ボタンヅルだったらよかったのに」と何度も思って センニンソウには申し訳ない~
センニンソウ  キンポウゲ科 センニンソウ属









すごく大きくて立派なハマウド~ 堂々として花を咲かせていました。
葛西臨海公園では今頃は全く姿を見ることはないのに・・・
ここはやっぱり気候は温暖なのだと感じました。
セリ科 シシウド属











ラセイタソウも見えてる!


ラセイタソウの葉のアップ ぷくぷく感ハンパない~
葉の裏側見るのを忘れてた(-_-)





ハマウドの側にはトベラも並んで生えていました。

チョウに花に♪

2021-11-29 | 犬吠埼
犬吠埼灯台から少し離れた遊歩道に沿いながら行ってみます~
今までここを歩いたことはなかったのでした!





活発に活動していたチョウたち
キタテハ





ツバメシジミ  ボロボロになりながらも力を振り絞り!!!


可愛いのもお仲間に♪


シャリンバイが咲いていました。 丸みを帯びた葉をしています・・・
最近は「シャリンバイ」「マルバシャリンバイ」と特に区別しないとの記述がありました。







マルバアキグミ 見えます~

少し場所が変わると植生も変わり 胸がざわめきます~

遊歩道からの眺め

2021-11-28 | 犬吠埼
灯台を一周する形の遊歩道歩きも楽しいです!
カンナやスイセンの花が咲き季節の野草を見る楽しみに浸れます~







ノアザミ

犬吠埼にはノアザミの変種とされる
5月~6月に咲く「シオカゼノアザミ」
8月~11月に咲く「ハマアザミ」があるそうです。
花期から考えるとハマアザミの可能性も無きにしも非ず
でもハマアザミの葉はすごく特徴あるのですぐに分かりそう これは「ノアザミ」でいいでしょう


遊歩道をずっと歩き別の角度から海を眺められる場所へ行ってみると 光る海!!!


眼下にツワブキ見えます~






大型の船らしきものが遠くに見えるけれど・・・




大きく撮れるかな~ なんとか写った大型の船!!!




犬吠埼を代表する光景  白い灯台 白いポスト

この後は灯台から離れた別の遊歩道に沿いながら海岸沿いを行ってみます~

ネコノシタ

2021-11-27 | 犬吠埼
ネコノシタの花の最盛期はは過ぎてしまって・・・
なんとか終わりごろの花を見ることができました。
ネコノシタの葉の側に丸くて赤い実が目立って見えました。 
すごく気になるのに・・・調べても全く見当つかず 分からないままになっています。
ネコノシタ  キク科 ハマグルマ属


下の写真で右のほうにある細い葉は 赤い実の葉でしょうけれど・・・
ジャノヒゲに似たような葉をしています  ▼




ネコノシタの茎 赤っぽくなっていました。


黄色いのはこれから咲きそうなつぼみ? 少し開きかけているところなど
まだ残っていてラッキーでした!







終わりごろは茶色が濃くなり・・・




葉にも花柄にも トゲトゲがいっぱいでした。
名前の由来は 葉の状態が「猫の舌」のようにざらざらしているから・・・だそうです。
葉の形も猫の舌みたい!




ハマコウゾリナ

2021-11-26 | 犬吠埼
初めての出会い~  調べてみたら 「ハマコウゾリナ」でした。
キク科 コウゾリナ属



ハイネズと混ざり合うように生えています。
コウゾリナの海岸型 見た目からしてもがっしりした感じがします。
丁度花の時期と行ってみた時期が合った! それだけで満足感味わえました。











ハチジョウススキと灯台とのコラボ!





イソギク

2021-11-25 | 犬吠埼
やっぱりイソギクには海が似合う~
右下にはゴワゴワした葉のラセイタソウも写っていました。
イソギク キク科 キク属





トベラの葉も写りました。海辺の植物の組み合わせ♪


蕾の頃からワクワク~ 白くて美しい葉の裏側も要チェック!




一緒に写っている葉は「ネコノシタ」




イソギクの花を見ていて 「あれ?」 交雑してる~
白い舌状花がついているのもあったのです♪  ハナイソギクと言っていいのかな~










長い年月を経るうちにこんなこともあるのかと 胸の内は複雑・・・

カルポブローツス・キレンシス (大型でマツバギク似)

2021-11-24 | 犬吠埼
マツバギクに似た大型の花 
「カルポブローツス・キレンシス」という名前の花で
「バクヤギク」と呼ばれたりするみたいです。
厚みのある葉は海がよく似合っているなと感じます♪
ツルナ科 カルポブローツス属


▲海を背景に一番下にはラセイタソウの群落 真ん中にカルポブローツス・キレンシス 
その上はハチジョウススキの 三者三様!!!

葉はすごく厚みがあり いかにも海浜性植物然としています。





温暖な気候のせいなのか ずっと花を咲かせているのかもしれません。
いつ行っても花が咲いている!!!



      ▼この葉 テリハノイバラ 葛西臨海公園にもあるのです                                                      











花の大きさはマツバギクよりすごく大きいです。たっぷり鑑賞できました。
マツバギク界の  🥎BIG BOSS 


左上のほうの岩 オットセイたちがみんな同じ方向を向いているみたいに見えてくる~

犬吠埼

2021-11-23 | 犬吠埼
11月13日 犬吠埼へ行ってみました!
月一で行きたいところなのに・・・希望と実現のギャップ大きすぎ・・・
広い海 どこまでもず~~~っと続いてる~ 
先ずは思いを込め 願いも込めつつ眺める!!!





サーファーたち 軽快にボード操り 遠目ながら楽しそうな雰囲気感じました。

イソギクがもういっぱい咲き始めていました。温暖な気候を感じます♪






マルバアキグミ 実が生っていました。
グミ科 グミ属



左の大きな葉は ラセイタソウ 感触はゴワゴワで張りがある


果実の表面には鱗状毛がある・・・白く見えるのがそれで 肉眼では分かりにくいです。








葉の表裏にも鱗状毛があるそうです。


ハチジョウススキでいいかもしれない 幅広の葉をしています。

行ってみるたび植物や景色など変わっていてなにを見ても興奮します~