(庭のタイル洗いに使いたいブラシノキ)
昨日学校から帰ってきた娘が家の前で
すずめが飛べなくて地面で弱っているのを見つけ
友達とふたりでどうしたものかと悩んでいると
すずめは側溝のグレーチング蓋の隙間から
溝に落ちたという
高校生の女子二人はますますほっとけなくて
蓋を動かそうとしたが重くて動かない
悩んでいると通行人がどうしたと
数人がかりで蓋を上げて、すずめを助け出したが
弱っていて飛べない様子
結局近くの動物病院へ連れて行ったという
獣医さんはすずめを無料で見てくれたそうだ
怪我はしていないようだけど栄養不良?じゃないかと
薬をくれて、結局娘の友達が家に持ち帰ったらしい
まあうちにつれてこられても
天敵が庭にうじゃうじゃ・・・。
「ふ~ん?すずめがね・・・もしかして猫にやられたんとちゃう?」
とるる
「猫・・・といえば・・・あいつらか?」
「でも怪我はしてないとよ」
と娘
「ふ~んでも猫が一回飛びついたら弱るかもね」
とるる
「まさか・・・・ちがうよ」
と娘
「やりかねん、なんせ野生のジャングルブックさ、やつらは」
てな会話がジャングル亭でかわされた夜
自転車男の誕生日だった
ケーキよりビールを買ってくれという自転車男の願いを
かなえることにしたら
「ケーキは?」と娘
「ケーキはビールに・・・変身。」
「・・・・。」
そして
娘はコンビニで小さなシフォンケーキをかってきた
ロウソク3本たてて、ハッピィバースデイを歌った
以外に美味しいコンビニの紅茶シフォンであった
はたして今まで払い込んだ年金は戻ってくるのか
すずめの涙も枯れる老後のことを鑑みる夜でもあった
(3本って?一本何年分?)
庭ではジプシー猫6匹寝息をたてている
次の朝
空気を入れ替えようと窓を開けると
新鮮な空気の変わりに
猫くさい空気が部屋に流れ込む・・・。
やっぱり6匹分の野生の香りは強烈だ
庭のタイル洗いをせねばなあ
ほんまにほんまによういわんにゃあ~
明日
6月9日はロックの日だ
六訓路~る。いやロックンロ~ルの日だ
でもテレビでは
ロック=鍵の日=セキュリティの日である
などとレポーターの女は言う
ロックってえのは
政府は人民の信託によって生じ、
政府が自然権を守らない時は人民は抵抗権を持つと説き
名誉革命を正当化した人のこと
娘のプリントにそうあったぞ
アメリカ独立宣言、フランス人権宣言に影響を与えた
ジョン・ロックのことだ
彼の権力分立制がモンテスキューの3権分立につながっていく
ふ~む
がんばりや
今度の政治経済の期末テスト
とりあえずロックの日に
岩の如く不動でいるか
転がる石になるか
じっくり考えてみよう
ブラシで庭洗いをしながら
ころがるロックキャットたちに
邪魔されつつ
イエ~イベイビィ~
ほんまに疲れる毎日です。