現代的ビルのショールームに
三味線の音と 長唄が流れて
普段とは別の世界に 浸りました
(許可を頂いて 使わせて頂きました)
滅多にない企画が催されて参加
歌舞伎座に出演されている
お師匠さんの演奏を
直に聴ける機会など 余程の事ですから
「聞き逃がさじ!」と スペースは満員
静かな熱気と 緊張が確かに感じられました。
三味線、音色はけっこう身近で
知らずに聴いているのです。
ご存知の様に 落語の出囃子にも
鐘・太鼓と共に鳴っていますね。
日本音楽の代表的な楽器です。
胴(どう)と棹(さお)で 出来ていて
胴の両面に動物の皮を張ってあります。
棹は・・ 細棹・中棹・太棹とがあり
長唄には 細棹をつかいます。
津軽三味線は 太棹で音は低いですね。
細棹に張る弦は3本・・
(他の棹のはよく見ていません)
絹を撚って出来ています
撥(ばち)で弦をはじき 演奏
弦の張りを調節して 転調します。
「二上がり・三下がり」 と言うのを
聞いた事がありませんか?
(許可を頂いて 撮らせて頂きました)
撥さばきで 強い音~
弱く・柔らかい音まで演奏されます。
音が 「自在に転がるようだった ♪」
・・・と 表現しましょうか・・・
心地よい軽やかさで
自分の琴線を 弾かれる様でした。
3人の 掛け合い(?)の息がピタリ見事
鍛えた”ノド”で高・低自在に唄う
長唄ともども
調子を取りながら
嬉しく 聴かせて頂きました
懐かしい 音色でした。