アジサイは”水の容器”

2009-06-29 | Weblog

梅雨の風情というと・・・

シトシトと降り続く雨、稲を植え終わった田んぼ

色鮮やかなアジサイの花、カタツムリ等

・・・でしたが 数年前からは様子が変化し

 

カンカン照り 局地的な集中豪雨

ヒューヒューと 狂ったように強風が吹く 

・・など 将来に不安を感じています。

 

龍護山 千光寺は

アジサイで有名な寺です

日照りが続き 真夏並みの暑さでしたが

 アジサイは健気に咲いて

訪れた我々を迎えてくれました

 

顔より大きい立派な花は

触ると少し張りが無いようです。

 

原産・日本  学名・Hydrangea

ハイドランジアとは「水の容器」と

言う意味だそうです。

容器の水は 満杯では無かった様

 

美しいですね~

 

境内の杉林の中を 少し登ると

 

懐良(かねよし)親王の陵墓がありました。

南北朝の頃 後醍醐天皇から

南朝の勢力固めの為に 

遣わされた皇子だそうです。

 

田中忠政の供養塔です

江戸時代、筑後柳河藩の第2代藩主だとか。

 

豪族 草野氏の供養塔も有り

由緒あるお寺なのだと知りました。

 

この地も 中央の勢力・動きと無縁ではなく

時代に応じて 様々な関係が生まれ

栄枯盛衰の歴史があり 

悲喜こもごもの人生が・・有ったと思うと

興味が出てきます。

 

うだる様に暑い中を歩き

喫茶店で 飲んだウィンナコヒーは

久し振りの本格コーヒーで

美味しかったです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


よく歩いたものだ(第3日・・2)

2009-06-23 | Weblog

伊勢市駅から 私鉄で約1時間

賢島駅に着きました もう夕方です

ホテルの車が迎えに来てくれました 「ホッ!」

 

ちょっとホテルの中も 見学したいですよね。

カメラを持ってウロウロし

 

屋上へ・・ 暮れ急ぐ様に空が変わります。

「あご湾」は 複雑に入り込んでいるので

見渡す三方を湾が囲み 絶景です。

鏡の様に穏やかな水面が

 しばし疲れを忘れさせてくれました。

 

さてと・・夕食の時刻がやってきました

少~しは ”おめかし” して

「いざ参りましょう!!」

 

新鮮です お洒落です。

 

空の胃袋に滲み込みます。

 

「ご馳走さまでした」

 

窓からは茜色の空が・・・

夢見心地の時を 過ごしました。

 

 

第3日は携帯が ”1万3千歩”と数えてます。

褒美は お洒落・美味しい料理と

心地よい眠りでした

 

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第4日は鳥羽へ そして名古屋で解散です。

 


市の職員さんに感謝

2009-06-21 | Weblog

たまに通る建物の裏口付近・・・

その度に 胸の辺りがザワザワと

騒いでいました。

 

「ゴミ置場」 散乱です

曜日別・種類別に全く関係ない様子

 

ある日通りかかると 

市のネーム入りの車が停まり

職員さんらしき若者が 2名居られます。

 

通り過ぎようとして 根っからのお節介者は

「やはり戻ろう!」と引き返し 聞きました。

 

私  「市が置いて下さるのですか

職員さん  「いいえ 個人でやっています」

私  「そうなんですか 通るたびに

    気にかかっていました」 

職員さん  「自分たちもお願いしてましたが

     この様にしてみました

 

置場の隅に直径30cm程の鉢が・・・

美しい花が丁寧に植えてありました。

 

「有り難うございます」と お礼を申し

その場を離れました

 

”お役所仕事” ”若い者は” と迂闊に言います

でも一概に言っては いけませんね。

 

独身男性が多い(らしい?)住人の皆様が

この若い職員さん達の

善意・熱意に応えて下さって

清潔な置き場になりますよう

願っています

 

 

 

 

 

 

 

 

 


よく歩いたものだ(第3日・・1)

2009-06-19 | Weblog

新宮にさようなら 伊勢・志摩へGo

約2時間30分北上し 伊勢市駅着です

[~~市」という駅名は 珍しいでしょう?

駅前からバスで30分程

伊勢神宮・内宮へすぐ詣でる積り・・・

 

・・・・「御免下され」 それはさて置き

空腹対策です おはらい町(神宮の門前町)

「てこね寿司」を注文しました。

歴史が古い有名店は 大入りで

客同士が膝を合わせんばかりです。

 

紀伊半島は海に囲まれ すぐ山地です。

新鮮・美味しい海の幸を 保存し食す為に

どの様に料理し 生かすか?

昔の人々が 知恵を絞った結果

郷土料理として伝わったのですから

「期待しましょう」

 

”まぐろのずけ” ちょっとお行儀が悪いかな~

さて味は・・・・「ん !?」

寿司飯は蜂蜜入りか? 妙に甘いのだ

チョット私の好みではなかった 

 

おはらい町は 両側に土産物の店が並び

楽しい時間を 過ごせました

 

宇治橋は伊勢神宮への入口です

架け替え工事中でした。

 

五十鈴川です 前夜の雨で流れが強い

この美しい川も 信仰の対象でしょう

 

前日までに比べると 砂利道なんて

”楽ちん”で 歩けました 

[平地なら 平気!!」です

湿布薬も 大いに効いたようでした。

 

本宮です 何も見えません。

皇室の方・政治家などが 白い玉石を踏んで

詣でる場面を見た様な・・

垣根の横にまわっても 又もや扉です。

 

「見ぬこと清し」でなく 「見えぬこと尊し」と

納得しました。

 

 

*---*---*

 

志摩方面に向かいます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


茶会

2009-06-15 | Weblog

先日 各派合同の茶会に参加しました。

一定の費用を払うと 

好みの流派を四か所まわり

お点前を拝見、お茶とお菓子を頂けます。

 

各会場で花を活けてあります。

写真の花が綺麗でした

モャモャッとしているのは ご存じ”煙の木”

その他 アジサイ・蛍袋なども・・

配色が爽やかですね。

 

大雨にも負けず 和服姿が多く流石

「先生」 「先生」と 先生が大勢です。

わかった!!  先生には先生が・・

又その大先生が・・・・ね

 

会場に合わせて(?)机・椅子でお点前です

 今では普通なのでしょうか

 

[暖かい風が 鳥殸(ちょうせい)を砕く」

春の様子でしょうか

煎茶の流派で撮らせて頂きました。

 

女性がほとんどの中、外国男性が・・

「お作法はどんなかな?」

「和菓子は好みに合うかな?」

「お茶は苦くない?」

 

興味津々でしたが

4、5人横に居られる方を

身を乗り出して見るのは 不作法と

グッと我慢でありました。

 

外国の方が 茶道を体験して

現代の日本の中に残っている

「~~道」を 知って下さる

嬉しいことです。

 

 

 


お経は♪歌のように

2009-06-11 | Weblog

 

少人数のご法事・・・

広い本堂に

和尚様の読経が 良く通ります。

 

力強い、濁りが無い お声で

朗々と読んでゆかれます。

今まで聞いたお経の中で

一番素晴らしいです。

 

全てを無にして 

文字を追い 控え目に唱和します。

 

転調して 高音になりますと

その方の一生を思い

関わりを思い出して

心が震え 

悲しみがグッと 込みあげます。

 

読経は 歌の様に・・・

沁み込みました

 

 


よく歩いたものだ(第2日・・3)

2009-06-07 | Weblog

 

今度は熊野那智大社・那智の滝へ・・

 いったん新宮に戻ります

「さんま寿司」を 二度目の昼食に購入

酢加減・押し加減が丁度良い具合です。

 

那智駅前で バス乗り継ぎ

大門坂に着きました

いよいよ坂登りが始まります

 

那智大社への路の入口はここ。

圧力を感じる 「夫婦杉」 は

 樹齢800年、周囲8mとか・・

苔むした石畳をひたすら登り続け

 

 那智大社の参道の石段を

登りに登ること467段で

到着~~

  熊野那智大社 

新緑に朱塗りが映えて鮮やかです。

 

10m(?)も離れていない所に 

那智山青岸渡寺

もちろん分け隔てなく 参りました

 

那智の滝と三重塔は 撮影ポイントです。

ばっちり撮りまして・・・

久~し振りの舗装道路を下り

 

石段を降りると・・

 

那智の滝の下です

落差130mの迫力に圧倒されました。

 

 

第2日の予定を全て歩き通し

無人駅やワンマン電車の

お世話になって新宮へ戻りました。

 

第2日 ”2万歩” の褒美は・・

 

ベッドで眠ろうとしても 

目の裏に映って消えない 石の路と

足首の湿布でした。

 

 

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第3日は 伊勢に向かいます。

 

 


バラの香り

2009-06-04 | Weblog

 

きのう頂いたバラ・・・

 

降り続く雨の中を バスに乗って

友人が届けて下さった。

 

家に花があるって

嬉しいですね。

 

 

今朝はグンと開いた・・

 

梅雨入り真近の鬱陶しさを

忘れさせてくれる、

日向を連想する

香りを・・・

 

胸にいっぱい入れます

 

 


よく歩いたものだ(第2日・・2)

2009-06-01 | Weblog

 

熊野本宮大社から さらに奥に入り

熊野古道を歩きます。

中辺路(なかへち)のコース 全行程は

元来2~3日掛るのだそうです。

我々は 少~しだけ参加させて貰い

伏拝王子(ふしおがみおうじ)から大社に戻ります。

 

王子とは古に祠(ほこら)が有った所を

その様に呼んでいたそうです。

沢山の祠(分社)で路のりを繋いで

其処では身を清め・神を拝み・歌会なども

開かれたそうです。

厳しくも優雅 優雅でも厳しい

真剣な信仰の様子が想像されます。

 

さあ出発します!

おっと 木の根と石で足元が危ない。

路の脇の枯れ枝を選び 杖に・・・

随分と楽になります。

 

中辺路では楽なコースと??

いいえ足元注視で 景色に浸る暇はナシ。

急な路では写真を撮る余裕など とんでもない

なだらかになったらようやく パチリ!です。

 

息が上がると立ち止まり 「フ~ッ」

「あ~ぁ 靴選びに失敗したよね~」

「でも兎に角歩くべし・・」

1時間30分で再び大社に着きました。

 

古に上皇や貴族さん達

自分の足で歩いたのでしょうかねー?

もしかして 輿に乗ってだった、、なんて?

 

 茶屋で冷たい蕎麦を昼食に

腰が強く美味しい 元気を取り戻しました。

 

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まだまだ歩きますョ 第2日

バスで新宮へ戻り 那智方面に向かいます。