一昨日も気温が低く、、
福岡市は早くも 年末の気配でした。
アジア美術館にて開催中の
『ジュディ・オング倩玉(せいぎょく) 木版画の世界展』 に行きました。
今年、6月の講演会 で 画像を見せて頂き
素晴しい表現力に触れてこのかた・・
この機会を待っていました。
太細な線使いで 構図を作り上げて見事です。
黒と白で効果は絶大! 控え目の彩りが効果を上げています。
光と影の微妙な表現に 参りました。
「日本画の筆使いかしら」と 見まがうばかり(?)・・・
それは 変化に富んだ線の集りでした。
下手な言葉に勝るは?
何んとかして御覧に入れるべし それでは・・・・・
「鳳凰迎祥」平等院鳳凰堂 (日展入選作)
「銀閣瑞雪」
「恩光 櫛田神社」
「祇園白川」
作品によっては 版木(はんぎ)を10枚も彫られたそうです。
一点・一点に かける情熱が伝わって
鳥肌が立つような 感動でした。
木版画展は 各地で開催されている様です
機会があれば ぜひ御覧になってください。
※ 下川端町のアジア美術館にて開催中 (12月6日まで・水曜は休館)
※ 絵葉書からの写真です。 最近はPC.がスキャンを拒否するのです(泣)