夏が来れば想い出す

2016-08-11 | Weblog

     『ヤマゴボウ』・・・
        

     夏の暑さなど 事も無い様子で茂っている この植物を
     どこかで目にして居られると思います。
        

     偶々 見かけた時には
     私の脳は必ず 片隅で反応します。
     
     戦中・戦後の苦しい生活がよみがえり 胸の奥もチクリと痛む・・
     立ち止まり 暫く見入ってしまうのです。


     衣・食・住の 全てが不自由の極みでしたが
     中でも食べる事に対しての関心は 強く残っています。

     《食に対する情熱》 《好き嫌い無い(言わない)習い》
     食べられる物が有るだけで 有り難い事でしたから
     鍛えられた結果 良い習慣となったのでしょう。


     では、ヤマゴボウを実際に食べたか? 記憶は無いです。
     ネットで調べると 「殆どの部分が有毒」と書いてありますから
     食べなかったのかもしれません。

     『ヤマゴボウ』 ➡ 『食物』と インプットされたので
     「反応するのかなぁ~ 」と 思っています。


     
     『アカザ』・・・
     今は、ほとんど見かけませんが 実際に食べた記憶がアリ。。
     (ネットで調べると 食用と書いてありました)
     「二度とはご免だ!」と 子供心に思ったのが忘れられません
     ザラザラと舌触りが悪く ひどい物でした。

     それでも食べない訳にはゆかず 育てていました。



     「その様なこと 聞きたくない!」って思われるでしょうか
     あの時代、粗末な物でも食べてこそ 生き残り 
     何んとかここまで来られました。

     今でも、地球上に大勢が居られるでしょう。
     戦いの中で生まれ・亡くなってしまう子供たち・・・