『ヤマゴボウ』・・・
夏の暑さなど 事も無い様子で茂っている この植物を
どこかで目にして居られると思います。
偶々 見かけた時には
私の脳は必ず 片隅で反応します。
戦中・戦後の苦しい生活がよみがえり 胸の奥もチクリと痛む・・
立ち止まり 暫く見入ってしまうのです。
衣・食・住の 全てが不自由の極みでしたが
中でも食べる事に対しての関心は 強く残っています。
《食に対する情熱》 《好き嫌い無い(言わない)習い》
食べられる物が有るだけで 有り難い事でしたから
鍛えられた結果 良い習慣となったのでしょう。
では、ヤマゴボウを実際に食べたか? 記憶は無いです。
ネットで調べると 「殆どの部分が有毒」と書いてありますから
食べなかったのかもしれません。
『ヤマゴボウ』 ➡ 『食物』と インプットされたので
「反応するのかなぁ~ 」と 思っています。
『アカザ』・・・
今は、ほとんど見かけませんが 実際に食べた記憶がアリ。。
(ネットで調べると 食用と書いてありました)
「二度とはご免だ!」と 子供心に思ったのが忘れられません
ザラザラと舌触りが悪く ひどい物でした。
それでも食べない訳にはゆかず 育てていました。
「その様なこと 聞きたくない!」って思われるでしょうか
あの時代、粗末な物でも食べてこそ 生き残り
何んとかここまで来られました。
今でも、地球上に大勢が居られるでしょう。
戦いの中で生まれ・亡くなってしまう子供たち・・・