今日の晩ご飯は親子丼だ。
淡路島の甘い玉ねぎと、ヘルシーな国産ささみで作るさっぱりした親子丼。
三つ葉も青ネギもがなかったので、緑色のアクセントがないけれど、これは致し方ない。
代わりに、ゴーヤの佃煮を箸休めとして添えておいた。
鶏肉と玉子で作るから親子丼とは、誰が言い始めたのか知らぬが、なかなかのセンスだと思う。
もっとも、ぎくしゃくした親子関係に悩んできたので、親子丼を食べる際には少なからず躊躇する。
今宵も、親子丼を作りながら、忘れていたあれこれを思い出す。
きっと一生、屈託なく親子丼を口にすることは出来ないのだろうと思った。