3C三昧

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ワゴンRで車中泊、アイデアがいっぱいのブログ

フロント目隠し板を、銀マットで作成しました。

2014年02月22日 | 車中泊

現在の車中泊では夏の暑い日から冬の寒い日まで、フロントの目隠しは夏の折り畳み式の吸盤で貼り付けるタイプを使っています。
2013.08.11 フロント目隠し板の、吸盤を取替えました。

この手の目隠しでは、特に冬の寒い朝にはフロントガラスの内側全体が結露し、タオルなどでその水滴を拭き取るのが大変です。
一方、左右のドアの目隠し板は、銀マットを使ったガラスに密着するタイプなので、こちらは寒い朝でもガラスが結露する事はあり
ませんでした。やっぱり密着して無駄な空気層を作らない事が、断熱に効果があるのではないかと思いました。

そこで、「フロントも銀マットで密着する目隠し板にしたら、結露しなくなるかもしれない。また冷たい空気を遮断するので、冷え
が少ないかもしれない。」ということで、取り替えることにしました。同等品の市販品もあるようですが、高価なので自作します。
ただしフロントガラスの面積が広く、失敗すると材料の無駄が大きいので今迄のノウハウを結集して、慎重に進めることにします。

まずフロントガラスの型取りですが、新聞紙では弱いので何を使おうか迷っていた所、お米を入れる紙の袋が丈夫そうなので、その
片端を切り離して広げてみると、ガラス全体を被う大きさになりました。それをガムテープで貼り付けて動かないようにしておき、
フロントガラスの端をなぞるようにして、爪やボールペンなどで印を付けていきます。一通り出来たら、鋏で切り取ります。
なお今回使用した袋は、ホームセンターで購入しました。

次に、今は外側のガラスサイズなので、車内側のサイズを想定して再度印をつけ、それに沿って更に切り縮めます。大体の形が出来
たらこの型紙を銀マットに転写し、勇気を出して切り抜きます。型紙が外側での測定なので、まずは大きめの形になるはずです。

P1060333 P1060336 P1060343

次は、車内側から銀マットをフロントガラスに押し当て少しずつ調整していきますが、とりあえずは大きいので少し切ってみます。
そしてテーパーを付けて嵌めてみて、様子をみます。まだ大きい所があれば、またちょっと切って嵌めるを繰り返しながら、少しず
つ合わせていきます。この時あせって切り急ぐと、隙間が出来て取り返しがつかなくなってしまいますので、兎に角少しずつです。

だんだん完成に近くなってくると、嵌めたときのほんの少しの皺を縦が長いのか横が長いのか反りなのかという事を正しく判断しな
いと、ぴったり合った物になりません。更に少しずつ調整します。そして隙間も皺もなく、ぴったり嵌れば出来上がりです。

フロントガラスは内側からは凸状なので、ぴったり嵌れば銀マットはガラス面に密着し、吸盤は使わなくても外れてきませんが、念
の為に中央あたりに吸盤を取り付けた方がいいかもしれません。後は、いつものように「染めQ」で黒くする塗装処理を施します。
2013.06.26 車中泊の目隠し板を、黒くしました

半日を2回使って物は完成しましたが、しかし、これを何処に収納するかという問題が残っているんですよね。

P1060360 P1060362 P1060366_2

2月15日に白川郷ライトアップに出掛け、その日「道の駅白川郷」に泊して、フロントガラスの銀マット目隠し板を試しました。
その晩は強風雪でしたが、そんなに冷え込みはなく、朝の外気温は0℃で、車内温度は5℃でした。やはりフロントガラスからの冷
気で2℃ほど冷えていたようです。そして何よりフロントガラスの内側の結露が全然ありません。これは大変満足する効果でした。

問題の収納場所ですが、二つ折りにして天井のネットの上に置いてみたら、全体が下がってきて後方の視界が狭くなったので、後
部の荷物の上に置き場所を変えました。厳冬期だけの使用ということにして、暖かくなったら、また夏の目隠しを作りましょうか。
いや、もしかしたらコメントでも頂きましたが、夏でもこちらの方が断熱効果があって、いいかもしれないですね。試してみます。

コメント
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