36℃の経年優化

日々一歩一歩自然体で成長し、経年優化を実現するための奮闘ブログ

目標は即ち自己発見の道しるべ(その1)

2018-11-24 17:52:48 | 意識を整える


 年末ということで、
目標に関するコラムを続けています。
(このコラムは毎週配信しているメルマガの
メインコラムを約1年遅れで公開しているものです。
今回のコラムは2017年12月のものですのであしからず)



 みなさんは目標を立てる時、
また達成に向けて努力する時、
誰の視点を意識しているでしょうか?



 会社の営業成績であれば、
やはり会社全体の目標、
特に所属している部署の目標が関連しますので、
上司や先輩の視点は気になると思います。



 「ノルマ」という言葉あるように

 「今年の売上目標は〇〇万円!」

と言われて、それがそのまま自分の目標に
なってしまう(せざるを得ない)という
こともあるのではないでしょうか?



 今流行りの「働き方改革」であれば、
残業時間の短縮も目標の一つでしょうか?
この場合も上司の目線は意識する要素として
大きな割合を占めそうですね。



 こういった仕事上の目標の場合、
給料や昇進・昇格といったインセンティブが
示されているので、上司の目線に沿った
目標設定が多くなりがちです。

 ただ、目標が達成できるかどうか、は
その人のモチベーションが維持できるかどうか、
管理職のマネジメントが上手かどうか、
に大きく影響されるはずです。
書店のビジネスコーナーに

 マネジメント
 チーム作り
 コーチング

といった文言を含む本がたくさん並ぶのは
その証拠でしょう。


 ただ、Ozakiは仕事のモチベーションを
大きく向上させる目標の立て方が
あり得るのではないか、
ということを最近考えています。



 プライベートの目標ではどうでしょう?

 ○冊本を読む
 〇回山に登る
 〇キロ痩せる
 〇円貯金する
 〇人と会食する

などなどいろいろな目標があると思います。

 ただし、皆さんも
恐らく経験されている通り、
目標を立てても達成できるかは別の話。
達成に向けて気持ちが入る目標と
なんとなく帳尻合わせで終わってしまう、
そんな目標があるのではないでしょうか?

 こうしたプライベートの目標が

 達成しやすいものと、
 途中で挫折しがちなもの、

に分かれる理由も仕事の目標設定と
背景は似ているかもしれません。

 

 目標を達成しやすいか、しにくいか、
大きな影響を与えそうだな、
とOzakiが感じているのは

 「誰の目線を意識して目標を考えたか」

です。



 目標を達成することで、
本当に得たいものが

 結果という数字
 他人からの注目・賞賛
 周囲の人との競争勝利

といったものの場合はどちらかというと

「他人の目線を意識した目標」

と言えそうです。

 他方で、

 自分自身の可能性開拓、
 自己ベストへの挑戦、
 自分の限界への興味、

といったものの場合は文字通り

 「自分の目線を意識した目標」

でしょう。


 以前のコラムで外部の目線を取り入れて
「強制学習」モードを活用してみると
戦術的に目標達成に向けた努力ができます、
とお伝えしました。



 矛盾するようではありますが、
本当に重たい目標、どうしても達成したい目標、
の場合には恐らくですが、

 「自分の目線を意識した目標」

を立てる方が、より達成度合いが高まるように
思います。



(次回に続けます)

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