ついこの前
「人生で大切なことはすべて
競馬がおしえてくれた」
というテーマでスピーチをしたばかりですが、
今回から『ドラゴンクエスト』という
ロールプレーイングゲームに
教わったことを書きたいと思います。
『ドラゴンクエスト』は
1986年に第一作が発売され、
以来30年以上(!)にわたって
メインとなる作品が合計11、
その他スピンオフ作品も多数発売されている
ゲームに関わる人なら一度は聞いたことのある
シリーズとなっています。
このゲームの凄いところは、
多々あるのですが、
「30年間一つのゲームが支持され続けている」
という点だけでも特筆すべきものです。
数多の新製品が発売されては消えていく中、
かつ食品や日用品と違って
目新しいものが好まれる業界で
30年間世代を超えて愛され続けている点は
まさに偉業という言葉がぴったりです。
(同じ1986年発売の「同級生」には
ぽたぽた焼き
午後の紅茶
ブルーレットおくだけ
などが挙げられます)
そしてまた30年間何とか耐えてきました、
というのではなく、
先ごろ7月29日に発売された
最新作、ドラゴンクエスト第11作は
発売二日で208万本売れ、
300万本の発売は確実の様子。
(この記事は2017年8月15日に配信した
メルマガのメインコラムを再録したものです)
好みが細分化している日本で
300万個(部ないし枚)売れるものは
そうそうありません。
まさに
絶大なる人気を30年維持し続けている
そんなゲームと言えるでしょう。
Ozaki自身、小学校~高校時代、
第3作~第6作くらいまでは多くの
時間を費やして楽しんだゲームです。
CMの影響もあって、
ゲームをする時間は全くないにも関わらず
約6000円で一つ購入してしまいました。
ゲーム自体は最初の敵を倒すくらいまで
しか進めていませんが、
オープニングのムービーを見るだけでも
6000円の価値があったな、
と満足しています。
オープニングムービーはこちらから。
⇒https://www.youtube.com/watch?v=KdHYS2OWYW0
さて、このドラゴンクエスト、
凄いところがたくさんある、と書きました。
タイトルで「盛りすぎた」感はありますが、
Ozakiの人生の根幹には
ドラゴンクエストから学んだことが
競馬と同じくらいあるように思います。
例えばゲームの中で経験できる
仲間づくり、役割分担、目的達成プロセスや
キャラクターの成長譚であり、
ゲームを作る側のあくなき情熱であり、
そして歴史を活かしたプロモーション活動、
マーケティング手法であったりします。
(次回に続けます)