36℃の経年優化

日々一歩一歩自然体で成長し、経年優化を実現するための奮闘ブログ

はやぶさ2の日常(その1)

2022-02-26 14:02:04 | 仕事術

(本記事は2020年12月1日に配信した
メルマガのメイン記事を再録したものです)

日本経済新聞への寄稿記事は
メルマガ読者の皆さんからも、
また古巣の皆さんからも
いろいろと反応を頂きました。
記事をお読みいただいた皆様
ありがとうございました。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66467260Q0A121C2SHE000/



 その中でも特にうれしかったコメントは
古巣の先輩Tさんから頂いたもの。

 「日頃のお仕事の成果が
 広く認められてのことと思います」

とサラッとOzakiが認めてほしかったことを
ズバリお褒め頂いたこと、
大変ありがたく感じました。



 220万部以上の大新聞に掲載される、
という出来事は一大イベントです。
大勢の方に注目を頂きますし、
成果としても目立つものでしょう。



 しかしながら、日経新聞への掲載に至るまで、
少なくとも2年半以上にわたって

 コツコツと安全管理に関するニュースをつぶやき、
 安全管理ノウハウを文章や図表にまとめ、
 一定数のお客様のご期待に応えてきた、

というつながりがあって初めて
寄稿記事の内容に信頼性・信ぴょう性が生まれた
のではないか、とも思います。

 
 寄稿記事の掲載のために直接的に必要だった
Ozakiの行動は

 メールの文面に約1000文字の原稿を書いて送信、
 掲載に関したメールの交換、
 編集後原稿の確認/承認、

の三段階でしかありません。
トータルで1時間もかかっていないと思います。



 ただ、その1時間弱を生み出すために、
2年半=約2万時間の中で様々な取り組みを
行ってきたのはまぎれもない事実です。
この2万時間の一見目立たない時間の使い方が
結果として目立ったイベントにつながったのだ、
ということを考えさせられたコメントでした。
(Tさん、コメントありがとうございました!)



 来週6日、約6年ぶりに地球に戻ってくる
JAXAの「はやぶさ2」も似たような
事例と言えるかもしれません。



 日本が開発し、運用している小惑星探査機
「はやぶさ2」は人類史上初めて
小惑星(イトカワ)の地表と地中両方の
試料を採取して機関する予定です。
遠く離れた小惑星の地中の物質を露出させるため、
世界で初めて金属弾を用いて小惑星に
人工クレーターを作ることに成功したニュースは
2019年4月、世界にインパクトを与えました。



 来週いよいよそのサンプルが地球に戻ってきます。
世界中で「はやぶさ2」とJAXAの名前が
大々的に報じられる数日間を迎えることは
想像に難くありません。
ただし、「はやぶさ2」の旅は2014年から
始まっておりかれこれ6年が経過するところ。



 6年間で数回大々的に報じられるチャンスが
訪れてはいるのですが、それ以外の
「はやぶさ2の日常」とは
どんなものなのでしょうか?



(次回に続けます) 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿