先週は世の中に価値を提供するための第一歩として
「人生をありがとう探しの舞台にする」
ことを提案しました。
一週間経過して、どのくらいありがとうを言われたか、
数えてみましたが毎日大体平均して10~15回くらいでしょうか。
実際に記録を付け始めてみると想像していたよりは多かったのですが、
まだまだ「ありがとう」を集めているとは言い難いなぁと感じました。
読者のみなさんはどのくらいありがとうを集められましたか?
決して「ありがとう」と言われるために行動する必要はないと思いますが、
世の中に価値を提供した証として「ありがとう」をもっと集めたいところです。
さて、今週はありがとうを世に生み出すためにどんなことができるか、
を考えてみたいと思います。
相手に喜んでもらう、感謝されるためにできることは多々あります。
相手が何を求めているのか?を観察し、
相手にリクエストされる前に情報を提供する
相手の好みを探り、サプライズでプレゼントをする
相手が困っていることを見つけ、そっと手助けする
相手が悩んでいるときに、話を聞いてあげるもしくは見守る
などなど、その場の状況や相手の求めているものに応えることで、
「ありがとう」と言ってもらえる可能性は高くなりますよね。
ただ、↑のようなことはこうすれば必ず成功する、という公式がありません。
相手への観察力、包容力、想像力、とっさの機転、といったものも必要です。
未熟なOzakiにはなかなかできることばかりではありません。
では、相手から「ありがとう」と言われる以外に
「ありがとう」を世に生み出す方法があるでしょうか?
ありますよね。
そう、それは自分から「ありがとう」を発信するという方法です。
相手に喜んでもらいたい、相手の役に立ちたいという気持ちは、
大抵の人間が持っているものではないでしょうか?
自分が誰かから何らかの価値を提供された時、「ありがとう」を伝える。
これは相手に対してあなたは価値を提供してくれました、と伝えることです。
相手が価値を提供したことを認識してくれれば、
その相手は「ありがとう」を集め、世の中に価値を生み出したことになります。
その「ありがとう」をもとに、相手がもっと世の中に価値を生む
きっかけになるかもしれません。
そうすればどんどん「ありがとう」が世の中に増え、価値が増していきます。
誰かに助けてもらった時、手を差し伸べてもらった時は
素直に相手に「ありがとう」と伝えたいですね。
先週のメルマガに対する感想をいくつかいただきましたが、
その中にも
『自分に余裕があるときには色々と感謝ができて、
小さなことにも感謝をしていたいと思うけど、
余裕がなくなると、なかなか感謝できない自分がいます。
できるだけ、ありがとうを言っていたいなと思います。』
という素敵な文章がありました。
確かに自分に余裕があると素直に感謝できるんですよね。
そして自分に余裕があると相手の行為を好意的にとらえられます。
(逆に余裕がないと、小さなことでもイライラすることがありますね)
小さなことでも、「ありがとう」と周囲に言う。
それは、自分から世の中に価値を発信できるようになる第一歩。
そんな風にOzakiはこの一週間考えてきました。
ちなみに、Ozakiの個人的な意見ではありますが、日本人はお礼を言う際
「すみません」という言葉をよく使うように感じています。
ただ、この「すみません」は謝罪の際に使われる言葉でもあり、
Ozakiはお礼の際には「すみません」を極力使わないようにしています。
せっかく感謝をして、その感謝を相手に伝える機会があるならば、
やはり「ありがとう」と言って、相手に価値を伝えたいと思うOzakiです。