36℃の経年優化

日々一歩一歩自然体で成長し、経年優化を実現するための奮闘ブログ

ありがとうを世に生み出す

2013-06-29 16:58:06 | 意識を整える


 先週は世の中に価値を提供するための第一歩として

「人生をありがとう探しの舞台にする」

ことを提案しました。

 一週間経過して、どのくらいありがとうを言われたか、
数えてみましたが毎日大体平均して10~15回くらいでしょうか。
実際に記録を付け始めてみると想像していたよりは多かったのですが、
まだまだ「ありがとう」を集めているとは言い難いなぁと感じました。
読者のみなさんはどのくらいありがとうを集められましたか?

 決して「ありがとう」と言われるために行動する必要はないと思いますが、
世の中に価値を提供した証として「ありがとう」をもっと集めたいところです。



 さて、今週はありがとうを世に生み出すためにどんなことができるか、
を考えてみたいと思います。

 相手に喜んでもらう、感謝されるためにできることは多々あります。

 相手が何を求めているのか?を観察し、
 相手にリクエストされる前に情報を提供する
 相手の好みを探り、サプライズでプレゼントをする
 相手が困っていることを見つけ、そっと手助けする
 相手が悩んでいるときに、話を聞いてあげるもしくは見守る



などなど、その場の状況や相手の求めているものに応えることで、
「ありがとう」と言ってもらえる可能性は高くなりますよね。

 ただ、↑のようなことはこうすれば必ず成功する、という公式がありません。
相手への観察力、包容力、想像力、とっさの機転、といったものも必要です。
未熟なOzakiにはなかなかできることばかりではありません。



 では、相手から「ありがとう」と言われる以外に
「ありがとう」を世に生み出す方法があるでしょうか?



 ありますよね。
そう、それは自分から「ありがとう」を発信するという方法です。

 
 相手に喜んでもらいたい、相手の役に立ちたいという気持ちは、
大抵の人間が持っているものではないでしょうか? 
自分が誰かから何らかの価値を提供された時、「ありがとう」を伝える。
これは相手に対してあなたは価値を提供してくれました、と伝えることです。

 相手が価値を提供したことを認識してくれれば、
その相手は「ありがとう」を集め、世の中に価値を生み出したことになります。
その「ありがとう」をもとに、相手がもっと世の中に価値を生む
きっかけになるかもしれません。
そうすればどんどん「ありがとう」が世の中に増え、価値が増していきます。

 誰かに助けてもらった時、手を差し伸べてもらった時は
素直に相手に「ありがとう」と伝えたいですね。



 先週のメルマガに対する感想をいくつかいただきましたが、
その中にも

『自分に余裕があるときには色々と感謝ができて、
 小さなことにも感謝をしていたいと思うけど、
 余裕がなくなると、なかなか感謝できない自分がいます。
 できるだけ、ありがとうを言っていたいなと思います。』

 という素敵な文章がありました。

 確かに自分に余裕があると素直に感謝できるんですよね。
そして自分に余裕があると相手の行為を好意的にとらえられます。
(逆に余裕がないと、小さなことでもイライラすることがありますね)

 小さなことでも、「ありがとう」と周囲に言う。
それは、自分から世の中に価値を発信できるようになる第一歩。
そんな風にOzakiはこの一週間考えてきました。



 ちなみに、Ozakiの個人的な意見ではありますが、日本人はお礼を言う際
「すみません」という言葉をよく使うように感じています。
ただ、この「すみません」は謝罪の際に使われる言葉でもあり、
Ozakiはお礼の際には「すみません」を極力使わないようにしています。

 せっかく感謝をして、その感謝を相手に伝える機会があるならば、
やはり「ありがとう」と言って、相手に価値を伝えたいと思うOzakiです。

人生はありがとう探しの舞台

2013-06-26 21:51:35 | 人間関係

 私が尊敬し、いつも背中を追い続けている鮒谷さんのメルマガに
とても素敵な言葉が掲載されていました。

(鮒谷さんのメルマガはビジネスメルマガとして日本最大。
なんと毎日20万人!の方が読んでいるというのですからスケールが違います。
興味がある方はこちらから → http://www.2nd-stage.jp/)



 それが「人生はありがとう探しの舞台」という言葉です。
その言葉が生まれた背景を鮒谷さんの言葉で紹介したいと思います。

----------ここから引用----------

■セミナーや講演を聞いたり、
 ビジネス書を読んだりすると、

 よく、

 「成功の秘訣は価値を提供すること」

 と言われたり、
 書かれたりしています。

 私もまったく同意します。



■今日、改めて、

 「価値を提供する、
  とはどういうことなのだろう」

 と考えていたのですが、

 過去の3日間セミナーの受講生の
 ブログを読ませて頂いていて、

 「これだ!!」

 と思いました。



■その方は、

 毎日、「ありがとう」の数をどれだけ
 集められるか、チャレンジされており、

 1日にありがとう、といわれた数と、
 記録し始めてからの累積の数字を

 ずっとブログ上の記載されています。



■あくまで個人として、
 蓄積してこられた 

 「ありがとう」
 
 ですが、これは商売でも心がけたい
 ものであります。



 
■「価値の提供」

 というと難しく聞こえるかも
 しれませんが、



 「お客さまからどれだけ
  ありがとう、といってもらえるか」

 であれば分かりやすいし、
 意味もほとんど一緒ですね。

----------ここまで引用----------



「ありがとう」の数をどれだけ集められるかチャレンジする。
一日にありがとう、と言われた数を記録する。
一人でも多くの人から「ありがとう」と言われるように行動する。
そして、人生そのものを「ありがとう」探しの舞台にしてしまう。

 こんなに素敵な考え方があるんだなぁ、と感動してしまいました。



 
 「ありがとう」、と言われるとは即ち、その方に何かしらの価値を提供し、
感謝されたという証拠にほかなりません。
逆に言えば感謝されたということは世の中に価値を提供できたということ。
商売はもちろんのこと、生きがいのある人生とは価値を提供する、
価値を提供し続けることだと尾崎は考えています。



 もう一人考え方が素敵でOzakiが尊敬している鶴岡秀子さんという方も
「ビジネスとはなんですか?」という問いに対してこう答えています。

「ありがとう!助かったよって、
 『感謝の投票』が集まってきたのがが売上!
 自分らしい方法で、どれだけお役に立てるのかに挑戦する!
 それがビジネスよ」

 これも素敵な考え方だと思います。
売上=お金はありがとうの集積であり、結果。
ビジネスとはどうやって人に感謝されるか、ということですよね。



 「ワタミ」グループの渡邉美樹さんも同じようなことを語っていますね。
居酒屋チェーン「ワタミ」の創業者である渡邉さんはワタミグループを

 「世界で一番ありがとうを集める会社に」

という理念の下で育ててきています。

 食べ物の提供も、教育の場作りも、そして介護の現場でも
それぞれのお客様かだ「ありがとう」をたくさん集めたい。
そんな思いでいろいろな事業を展開されています。



 「ありがとう」を集めることは世の中に価値を提供すること。
そして、その価値の見返りとして売上(=お金)や
お金を生む評判、名声、ブランドを創り上げることなんですね。
そして、その「ありがとう」をたくさん集めることが
よりよい人生を過ごすことにつながるのではないかと思うのです。
人生そのものが「ありがとう」で埋め尽くされる、
そんな「ありがとう」探しをして生きていきたいですね。



 Ozakiもさっそくありがとうを集めるべく動きはじめました。
みなさんも明日からと言わず、今日から「ありがとう」を集めてみては
いかがでしょうか?



 実は↑で紹介したメルマガの少し前にOzakiが非常に感動して
思わず鮒谷さんにお礼のメールを送りたくなったメルマガがありました。
そのメールを鮒谷さんのメルマガで紹介してもいいか?と聞かれて
(繰り返しますが、鮒谷さんのメルマガは20万人に読まれています)

 「もちろんです」

と返信したら

 「ありがとう!ありがとう!ありがとう!」

というコメントをいただきました。
ちょうど↑で紹介したメルマガが届いた直後だったので、
(これで3つ!)、と「ありがとう」集めを始めるきっかけにもなりました。



 鮒谷さん、ネタの提供、素敵な気づきの提供、
そしてメルマガでのOzakiの感想紹介ありがとうございました!

 これからもよろしくお願いいたします。

周囲をコントロールしない。怒りをコントロールする

2013-06-22 12:32:31 | 意識を整える


 皆さんは怒りを感じることはありますか?
仏様でも神様でもないので、怒りを感じる瞬間はあると思います。
決して望んで怒っているわけではないと思いますが、
どうしても怒りを抑えきれない、そんなこともあるのではないでしょうか?

 そして、怒りを爆発させてしまった後は自分も相手も傷ついている、
そんな状況になることも多いはずです。
ただただ感情を爆発させたいがために怒るなんてことは、
読者の皆様はされないはずですので、怒るということは相応の理由があるはず。
それだけに、怒った後は相手を傷つけ、自分も傷つき、自己嫌悪に陥ることも。



 怒りのエネルギーは負のエネルギーの代表例ですよね。
自分がネガティブになることはもちろんのこと、
怒った相手もネガティブな気持ちにさせますし、
怒号が周囲に周辺に聞こえていれば、
周辺の人もネガティブな渦に巻き込んでしまいます。



 今回はできる限り怒りをコントロールするための考え方をご紹介。

 たとえば上司や先輩に小言を言われたり怒られた時。
まずはそういう行動は彼らが真剣に自分に向き合ってくれている証拠、
と受け止めるようにするという方法があります。

 特に怒るというのは↑でも書いたように、非常にエネルギーがいること。
怒った後は必ず負のエネルギーに対処しなければなりません。
それだけのエネルギーを使ってなお、怒っているのですから、
これはもう、怒ってくれたこと、小言を言ってくれたことに感謝です。



 問題はこの対処法で怒りが収まらない場合。

 なんで怒られているのかわからない。
 さっきの指示と今の指示は逆じゃないか。
 あなたのイライラをぶつけられるのは納得がいかない。
 
などなど、どうしても怒りが収まらない場面もあるはずです。
そういう時はどうすればいいのでしょうか?

 上司や、先輩やはたまた友人や恋人の意見を否定しようとすると
どんどん怒りが増していってしまいます。
怒りのスパイラル、負のエネルギーのスパイラルのスタートです。
こういうときにはまず自分の中で対立を止めることをオススメします。

 「相手が間違っているのか、自分が間違っているのか?」

と考えるから苦しくなるし、反論したくなるのだと尾崎は思います。
そうではなく、「どちらが間違っているか?」という対立の思考方法から
脱却してみてはどうでしょうか?

 相手の間違いを正してやろう
 納得のいかない相手の行動を裁いてやろう
 感情をぶつけてくる相手に感情でぶつかってやろう

という対立の思考軸を止め、自分一人の考え方に立ち返るのです。



 Ozakiが何度かこのコラムでも触れている通り
相手の考え方、行動を無理やり変えることはできません。
そして、自らを取り巻く環境を一気に変えることもできません。
さらに言えば、過去に発生してしまった出来事を変えることもできません。

 しかしながら、自分の行動と考え方を変えることはできます。
こうすれば怒りが次々に湧いてくることはないはず。
現在のルールやしきたり、上司、先輩の考え方の見方を少し変え、
自分の考え方を少し変える。
こうした発想の転換、対立軸の解消は非常に重要なのではないでしょうか?



 すでに前半でお話した通りではありますが、怒りのエネルギーは
相手を傷つけるだけにとどまりません。
怒りの感情、そして悪口や恨みといった負のエネルギーを伴う行動は
相手以上に自分自身を傷つけることにつながります。
そしてその負のエネルギーはどんどん大きくなり、周りにも感染します。

 相手を含めて周囲をコントロールしようとすると負のエネルギーは拡散します。
自らを傷つけないためにも、そして傷口を広げないためにも、
怒りをコントロールし、負のエネルギーをコントロールすることは大切でしょう。



 Ozakiもしばしば怒りのエネルギーの対処に困ることがあります。
そんな時には↑で説明したような考え方を心がけているのです。

 「成長過程こそ共感、応援の源(その3)」

2013-06-16 11:14:32 | 意識を整える


 このシリーズでは成長する人に共感、応援が集まるというお話をしています。
共感、応援が集まるのは単に現在能力を発揮している人ではありません。
たとえ、今悩んでいたり、次のステージに向けてもがいていたとしても、
前に進もうとしている人、成長しようとしている人に応援が集まります。

 このシリーズの最終回では共感者、応援者を集める秘訣を紹介します。

 1)自分ができないことは素直に認める

 過去二回お話してきた人気物語の筋書きでは主人公は必ず壁にぶつかります。
それは圧倒的に実力差のあるライバルであったり、達成不可能に思える
ミッションであったりさまざまです。

 しかしながら、主人公たちはその状態から逃げようとしません。
まして言い訳や「その気になればできる」などとうそぶくこともありません。
自分ができないこと、実力が足りないことは素直に認める。
これが後に熱狂的な人気を呼ぶ物語の出発点になります。

 出発点が偽りでは、その後の物語で誰も共感、応援してくれません。
まずは自分自身の力量、現状を素直に認めることです。
こうすることで、成長幅、進歩具合をみんなが確認できるようになります。



 2)進捗を隠さず報告する

 自分ができないことを認め、出発点を固めたら、次は進捗を報告すること。
たとえ、周囲に宣言した目標を達成できていなくても素直な報告が必須です。
出発点同様ごまかしや偽りには共感や応援は集まりません。

 逆に精一杯やって報告しても、一蹴されることもあるでしょう。

 この程度しか進んでないの?
 このポイントは見えてないの?
 あれも、これもできてないことばかりだよ。

などなど、指摘内容にムッ!となることもあるかもしれませんね。
それでも報告するのです。
人間面白いものでダメだなぁ、と思っていても、進捗報告が来るたびに
なるほど、ここは前回から進んだな、成長したなという点を見つけるもの。

 そんな「少しずつ」の成長に人は共感し、応援してくれます。
そして、共感し、応援しているからこそ、「ダメだし」するのです。
「ダメだし」は言葉を変えれば次の報告までに見たい成長ポイントなんですね。
その「ダメだし」に応えることができればさらに応援が集まるはずです。



 3)これから挑戦することを発信する

 人気物語の主人公は必ず達成する!という大きな目標を持って生きています。 
そして、強い気持ちで達成に向けてやるべきことをやりぬきます。
たいていの場合「やるべきこと」は簡単にできるものではありません。

 挑戦が失敗する可能性もあります。
挑戦するべきことは分かっていても、成功するための手がかり、足がかりが
さっぱりわからず、できるのかどうかわからないという場合もあるでしょう。
そんな状態で挑戦を公に発信するのは非常に勇気がいるもの。

 
 できなかったらかっこ悪いなぁと感じるでしょうが、発信してみましょう。
物語の主人公たちは難しいことに挑戦するからこそ応援されるのです。
できると分かっていることをやろうとしても誰も共感、応援してくれません。

 
 できなくても構わないのです。
自分はこれから挑戦しますよ!と明言してみるのです。
そうすることで、初めて応援しようと思う人が出現することになります。
ブログなりツイッターなり、Facebookなりが発達している時代です。
共感者、応援者を集めるための発信の場はいくらでもあるはず。

 自らの挑戦の場を作り、そして挑戦そのものを公開する。
これは成長過程を示し、共感者、応援者を増やす近道だと思います。
失敗したら素直に進捗を報告し、挑戦しなおせばよいのではないでしょうか?



 自分の夢を語るとき、やりたいことをやるために応援してもらいたいとき
一つのコツは↑の三点を揃えることかもしれません。

 その夢を達成したいと思ったきっかけはなにか?
 そして、その夢と自分の実力差はどのくらいか?(出発点)
 そしてこれまでどんな努力を積み重ねてきたのか?(進捗)
 現状から今後どういう能力、努力、人脈、情報等が必要なのか?(挑戦)

をはっきり示すのです。
この三つのポイントを示すということは成長過程を示すということ。
前二回でお伝えしたように、人は成長過程に共感し、応援してくれるのです。

 自分ができないことを認める。
 進捗を隠さず報告をする。
 これからの挑戦を外部に発信する。

対外的に自分のできないことや失敗を公表することは、
かっこ悪いと感じがちなことでしょう。
プライドが邪魔してやりたくないことかもしれません。

 ただ、この三つを素直にできるようになったとき、
成長が始まり、その成長過程を応援してくれる人が増えていくのではないか、
Ozakiはそんな風に思うのです。