前回のコラムで自分が力を発揮できる舞台を探しましょう、
と書いたところいろいろな方から反響をいただきました。
その中で一番印象に残ったのは
「自然体で6年間続けてこられているというのはすごいことですね」
というもの。
すごいという過分な評価はさておき、
Ozaki自身が一番ピンと来た言葉は「自然体」というものでした。
前回もお伝えしたようにメルマガという舞台設定は
Ozakiにとって
自分のキャラクターが活かせると感じられ、
自分がやってきたことはそう簡単に真似されないであろう自信があり、
自分自身も楽しみながら取り組むことができる、
言ってみればOzakiが「エース」になりうる舞台の一つだと感じています。
自分にしてみれば普段と変わらず自分の感じたことを
飾らず素直に文章にしてみたのですが、反響が珍しく大きかったので
もう少し突っ込んで考えてみることにしました。
そうすると、興味深い仮説に気づいたように思います。
自分が「エース」になれる舞台を探す時に最も重要なのは
先週お伝えした上述の三つの要素の奥にある
「自然体で続けられる」
というポイントではないかということがその仮説です。
自分のキャラクターを十分に活かせるということは
自分自身が無理なく演じられる、やりきることができるということ。
自分自身に自信を持てるということは
そのままの自分でいいのだ、と自分を認めてあげられるということ。
自分が楽しい、続けたいと思えるということは
変に着飾ったり、無理な背伸びをしていないということ。
長期間、継続的に歩き続け、その結果大きな成長を得ることを
理想としているメルマガの読者のみなさんには
自分が無理していると感じずに済む、「ありのまま」で
自分が輝くことができる舞台を見つけることが重要であるのは
スッと理解いただけるのではないかと思います。
言葉を換えれば、自分が「エース」になれる舞台を見つけるためには
まず自分自身とは何者なのかを理解した上で、その「何者か」に
適した取り組みを続けることが必要ということになりますね。
前回もお話したように、現在超一流として世に名前が知られている方も
少し舞台設定を変えると途端に「凡人」になってしまうことがあります。
我々もそれは同じのはず。
しかしながら、
世の中には自分自身とは何者なのか、
自分に適した舞台はどこにあるのか、
楽しみながら努力を継続できるジャンルは何か、
といった問いをすっ飛ばして自分以外の人間がセットした
舞台設定で戦っている人が多いようにも感じます。
(次回に続けます)