36℃の経年優化

日々一歩一歩自然体で成長し、経年優化を実現するための奮闘ブログ

受信量を増やすためにはまず発信!

2011-12-27 03:17:26 | コミュニケーション
 メルマガを初めて4か月が経過しました。 (このブログは現在進行形のメルマガのバックナンバーです)今回はこの間自分の中の変化として気付いたことを共有したいと思います。 これから情報発信をしようと思う方に、少しでもヒントになればと思います。

 
 まず何より、自分の意識が変わりました。
 毎週月曜日に定期的にメルマガを送ります!という約束の重さ。 さすがに自分1人との約束は破りまくっている(汗)Ozakiですが、総勢30人(当時)、みなさんとの約束は破るわけにはいきません。

 毎週月曜日に発行することをルールとして4カ月も続けていると月曜日にメールが来ることが当たり前!と思ってもらえるようにまでなりました。そうなるとますます月曜日にメルマガを書くぞ!という気持ちになります。習慣を仕組みにする取り組みができて個人的にも満足です。



 2つ目は自分のメモの質が上がったということ。
メルマガを始める以前からメモがいつでも取れるようにということで、さまざまなメモ取り道具を試していましたし、実際に活用していました。これは社会人になるはるか前からやっていたことなので、自分オリジナルと言ってもいいかもしれません。


 ただし、誰かと共有することを目的としてメモを取りはじめたのはメルマガを始めてから。メルマガを書こうと思っているからこそ、これをメルマガで取り上げるにはどういう肉付けをしたらいいだろうか?と考えはじめるようになりました。活用方法を考え始めたメモは自分の記憶にも残るようになりました。そうなってくるとやはりメモの質も上がります。なぜもっと早くやらなかった?と思うくらいです。



 3つ目は受信量が圧倒的に増えたこと。メモを取るためにさまざまな事象や文章に気付くようになったことも原因ですが、それ以上に皆さんからいただく情報が貴重です。



 この前のメルマガの内容に関連してこういう本があるよ
 自分も恩師からこういうことを教わって印象的だった
 自分は本を大量に読むためにこういう工夫をしているよ
 あのネタの裏側ってこういうことじゃない?

などなど。
毎回コメントをいただくことが本当にありがたいところです。同じことを見ても人と違う感想を抱くことが当たり前であるように、Ozakiが書く内容も解釈が人それぞれ。(文章が下手で何通りにも取れるからかも…)



 逆説的ですが、面白い、興味深い情報をたくさん手に入れるためには、まず自分から発信してみること。これは本当に興味深い真実です。



 なにごともやってみないとわからないのでやってみよう!とかつてこのメルマガでもお話したことがありますよね。今回はOzaki自身が初挑戦となるメルマガでどんな変化が起こったか、を自分なりにまとめてみました。きっと1年間続いた時には違った風景が見える
気がしています。その時にはまた皆さんにOzakiの感想をお伝えしたいですね。

白鳥は見えないところでバタ足をする

2011-12-18 14:13:59 | 仕事術

 どんな天才でも何も努力せず、最初から結果が出せるなんてことはないはずです。
本当に「天才」であればそういう人がいるのかもしれませんが、少なくともOzakiはそういう人に遭ったことがありません。



 ではOzakiが知っている「すごい人」はどういう人か?
ほとんどが、卓越した専門性を持っておられる方ですが、Ozakiがすごい!と感じる人に共通しているのは「努力する才能」が突き抜けていること。周囲から見ればすでにあの人に任せておけば大丈夫!と言われるレベルにあるにも関わらず、おごらず、自分が納得できるまで技術や知識を積み重ねていく、そんな人です。
 

 わかりやすい具体例を挙げるとするならば、野球のイチロー選手や将棋の羽生さん。
このお二人の名前は野球にも将棋にも興味がなくても名前くらいは知っているはずです。そのくらい大多数の日本人(もちろん世界でも名前が知られているはずですが)が認める「すごい」存在にも関わらず、彼らはまだまだ勉強することがあると言って努力を続けています。周囲がうらやむようなスター性を持った白鳥が水面下ではかなり激しくバタ足をしているのと同じです。



 しかも彼らをはじめとするOzakiが尊敬するすごい人たちは目に見えないところで努力を続けています。ものすごく忙しいであろう経営者の方や、仕事が忙しいのに勉強を続ける同世代の仲間たち。月に1度必ず海外に出ると決めていて、ただでさえ時間がないはずなのに仕事もプライベートも充実している小学校の同級生。

 どこでそんな時間を!と感じる以上に彼らの見えないところでの努力にはいつも敬意を持っています。Ozakiも当然負けないようにいろいろ頑張っているところですので、同世代の仲間たちにはお互いいい刺激になっているのではないかと思います。

 

 どんな世界でも、やり始めた瞬間からうまくいくことなんかあり得ません。特に専門分業が進んだ現代では、1つのことを突き詰めるまでにかなりの時間が必要です。そして、1つの専門分野を突き詰めてもそれだけで一生食べていけるほど世の中甘くありません。コアとなる技術、知識、ノウハウを極めた上で、それをアップデートし、他のことにも応用していく。もしくは別のものと組み合わせて新しい付加価値を生み出していく。そういうことができなければ生き残ることができない、それが現在の社会環境だと考えています。

 そういう厳しい世界で生きていくには何が必要なのか?
アイディアや人脈(コネ)、天才的なひらめき、お金、…いろんな要素が必要かもしれません。
ただ、どんなに条件がそろっていても自分の努力が足りなければやはり時代の流れに置いていかれてしまうでしょう。みんなが見ている公の場での努力(職場での仕事ぶりなどはこちらですね)だけでなく、誰も見ていないけれども(=さぼろうと思えばさぼれる)努力を続けていくこと。



 今の日本は世界の大部分と違い、まだまだ飢えて死ぬということは稀な国です。白鳥と違って動かなければ溺死するということもありません。ただ、前に進むためには見えないところでバタ足をしなければならないことは間違いないでしょう。外見は優雅、でもその裏側ではちゃんと行動している、それが白鳥の姿だと思います。



 誰かに評価されるからではなく、自分との約束を破らないために、自分でやりたい!と感じるから、やらなければまずい!と思うから水面下で必死になって努力する。そういう努力を大切に、Ozaki自身も毎日「バタ足」を続けているところです。 

月面を歩ける!という発想

2011-12-15 01:00:21 | 意識を整える
 アポロ計画、ご存知でしょうか?
人類が月面を歩けるはずだ!という大きな大きな目標のもとに、多くの人が努力に努力を重ねて実現したあれです。トム・ハンクス主演の「アポロ13」やポルノグラフィティの曲にも登場して有名ですよね。



 今回はこのアポロ計画を題材に遠くの大きな目標を立てることでそれが実現してしまう(はず)ということを取り上げます。



 アポロ計画はもともと1960年ごろからアメリカで計画された月面有人飛行の計画です。61年になって冷戦状況も追い風となって、ケネディ大統領が「10年以内に実現させる」と表明。 そしてアームストロング船長が

「1人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」

という名言を発したアポロ11号の月面着陸が1969年。
ケネディ大統領が表明した当時はNASAの職員ですらその実現を疑っていたとも言われています。 それでも、大きな目標を立てたからこそ、およそ40万人以上の人の努力の結果、あの一歩に結びついたそうです。


 長い間人間にとって月は「眺めるもの」だったんだと思います。世界各地のあちこちで、月は見るものであり、まさか人間が降り立つなんてことを想像した人はいなかったでしょう。それが、大国同士の覇権争いという背景があったにせよ、月に行くんだ!、月面を歩けるはずだ!という目標がでてきました。

 そして、その目標は本当にたった10年で実現してしまったという事実。 これは驚異的な歴史だと感じます。

 これまで行こうなどと思ってもいなかった、
 行けたらいいな、と言っても馬鹿にされた、

そんな世界だった月の表面を同じ人間が歩いている! ある日これまでの世界観が180度変わってしまった出来事だったんだろうなと思います。



 我々も実は同じような現実に直面しているのではないでしょうか?
普段、いろんな理由をつけて

「そんな夢物語、実現できるわけないよ」
「そんな話聞いたことないし、ましてできるわけないじゃん」
「天才ならともかく、それは自分には無理だよ」

なんて、言っていませんか?



 ひょっとしたら自分が行けないと決めているからその世界に行けないのではないでしょうか?
行けると思ったら、どこかに道がある。 きっとそういうものだと尾崎は感じるのです。 人間は自分が到達できると思った範囲でしか行動できないんだと考えています。なぜなら、行けると確信したら、なんとかして行こうと工夫したり、道具を使ったりしはじめますが、行けないと確信したらなんの努力もしないままで過ごしてしまうからです。

 もちろん到達できる!と思っただけで100%実現できるとは限りません。しかしながら、少なくとも挑戦しなければ絶対に達成することはあり得ません。



 月は見るものか、歩くものか。
歩ける!と思ったからこそ歩けたという事実が人類の歴史にはあるのです。NASAの人たちは確かにものすごい精鋭だと思いますが、同じ人間です。今自分ができる、行けると思ったら実はものすごい世界まで行けてしまった、なんてことがあったらおもしろいですよね!



 こういう生き方いいなぁ、やってみたいなぁと思ったらまずは「やってやろうじゃないか!」とつぶやいてみる。(そのあとに「でどうしよう?」でもいいと思います。Ozakiはいつもそうです(笑))



 何かを始めてみるのが大変だと思うのであれば、まずはじめに目標を打ち出す!自分に対してでもいいから口に出して言ってみる。これをするだけで達成の第一歩を踏み出せるかもしれませんね。

バーチャル師匠とリアル師匠

2011-12-10 02:46:26 | 人間関係
 注)このブログは現在進行形のメルマガのバックナンバーです。今回の記事は2009年10月6日に発行されたメルマガのコラムですのであしからず。

 少し前の日経新聞朝刊のコラムでバーチャル(仮想の)師匠とリアル(現実の)師匠の比較をしているものがありました。 バーチャル師匠というのは勝間和代さんや本田直之さんのような自己啓発書の著者のこと。そういった本を読んでひそかに心の師と仰ぐ若手が増えているそうです。

 勝間和代さん http://www.katsumaweb.com/

 本田直之さん http://www.leverageconsulting.jp/


 『カツマー』(勝間さんの信奉者)という言葉は初めて知りましたが、Ozakiもお二人の著書読んだことがあります。なるほど!と思うこともありますし、それは違うんじゃないかな、でもなんでこういうこと書いているのかな?と感じたこともあります。

きっと同世代の社会人もお二人をはじめとする様々な啓発書を読んで現実には出会えない、けれども師匠として慕っているのでしょう。

 コラムの最後では現実世界の上司の影が薄いとした上で「リアルはバーチャルに勝てるか」と現実の上司世代にエールを送っています。



 さて、Ozakiには4人の人生を変えた師匠がいます。
1人目は完全にバーチャルの、漫画の世界の人。

2人目、3人目は毎日接する中で自分の生き方に多大な影響を与えてくれた人。いわゆる『恩師』です。

4人目は啓発書の筆者と読者というバーチャルな関係でしたが、現在は折々でお会いして直接刺激をいただいている方。



 こういう生き方、師匠との出会い方をしてきたOzakiはバーチャルの上司、リアルの上司、両方のバランスが大事なんじゃないかと考えています。



 確かにバーチャルの上司は完璧です。
その人の人生を通じて培ってきた勉強の仕方、成長の仕方、様々な工夫…。その人が積み重ねてきた経験や考えを煮詰めて、エッセンスにしたものを受け取るわけですからバーチャル師匠から学ぶことはすべて輝いています。しかしながら、彼らの教えは文字か音声、せいぜいTV映像を通してしか受けることができません。



 一方で現実世界のリアル上司はどうでしょうか?
毎日の暮らしの中で行動の一つ一つが完璧な、そして発する言葉はすべて含蓄のある重たい言葉、そんな上司いませんよね。Ozakiは逆にそういう上司がいると一歩、いや五歩くらい引いてしまうでしょう(笑) リアルの上司は見習うところもあれば、絶対にこういう癖はつけないぞ!と決意させてくれる対象にもなりえるんではないでしょうか?

しかしながら、毎日の自分を見てくれているからこそある瞬間に的確なアドバイスがもらえます。また、同じ時間、同じ世界を共有しているからこそ、対等な意見交換も可能です。

 
 両方のバランスを考えながら、自分の生き方を考えていくことが大切なのではないか、とOzakiは考えます。バーチャル師匠にしかできない集中したインプットもあれば、リアル師匠にしかできない体感覚を通じたインプットもあります。双方の良い部分を自分なりに吸収していくこと、それが我々世代の理想的な成長方法ではないでしょうか?





 ちなみに、Ozakiの師匠1人目は漫画「ダイの大冒険」に出てくるアバン先生というキャラクターです。

 笑われるかもしれませんが、誰しも漫画やテレビドラマや小説などの登場人物に知らず知らず影響を受けている、はずですよね?? ちょっとその影響を強く受けたと思っていただければおおっぴらにしたOzakiの恥ずかしさも若干やわらぎます(笑)。

 このアバン先生、勇者の家庭教師を名乗っているわけですが、漫画だからこそ言えるまっすぐなメッセージをたくさん発しています。週刊少年ジャンプ誌に連載されていたのは中学時代でしたが、

 生きるってどういうことだ?
 正義とはなんなんだ?
 命ってなんなんだ?
 正々堂々ってどういうことだ?

などなど

考えさせられていた気がします。

 「正義なき力が無力であるのと同時に、力なき正義もまた無力なのですよ」
というセリフは今でも時々使ってみたりしています(笑)。
 
 「ダイの大冒険」名言集⇒http://voidgray.fc2web.com/doraqdai/daibouken.html#aba

 興味があればぜひ読んでみてくださいね。

失敗するための条件を避けてみる

2011-12-06 16:34:00 | 仕事術
 今回も単発ネタでいきます。
前回は

「最悪だ・・・と思われる条件を避けるだけでも意外と平均点はクリアできますよ」

という内容でした。

 今回のテーマは前回のテーマと若干関連がありますが、「こうすれば絶対に失敗します」という条件は具体的でわかりやすいので主だった失敗する条件を避けるだけでうまく行く確率が上がりますよ、という話です。

 
 こうすれば絶対に成功する

という法則や条件ってなかなか具体化することが難しいと思うのです。
あれもこれもそれも・・・挙げはじめたらきりがありません。

 また、その挙がった条件も「成功している人の多くはこうしている」という類が多いようです。
つまり成功のために一般的に言われていることは必要条件であっても十分条件ではないということが言えそうです。
(用語の使い方、正しいでしょうか?ちょっと自信がありません…)


 さらにやっかいなことには時間をテーマにお話しした時にも書いたのですが、同じ「成功している人」でも 「手帳は使うな!」という人もいれば「手帳を最大限に使うためにこうしよう!」という人もいます。


 また「夢に日付をいれろ!」という有名なセリフもありますが、逆に「成功したいなら目標を立てるな!」という本も存在します。 どうも成功するための必要条件は必ずしも一つではなさそうですね。



 一方でこうすれば失敗するという条件は比較的明確なのではないでしょうか?

 例えば


 約束(時間や役割分担)を守らない(約束をしっかりやるだけで100%物事がうまくいくわけではない)

 人の話を素直に聞かない(素直に先輩や上司の話を聞けば100%物事がうまくいくわけではない)

 何事にもいい加減に取り組む(全力で取り組んだからといって100%物事がうまくいくわけではない)
    ・
    ・
    ・

 一つ一つの失敗する条件はちょっとした幸運や、周囲の人のカバーなどで克服できるかもしれません。しかしながら、失敗する条件が少しずつ積み重なっていくと、やはりどんな幸運に恵まれても「絶対に失敗する」ことが予想されます。

上の3つの例でも

 上司の指示を素直に受け入れず、
 しかも与えられた期限までに完成できなかった場合。
 しかも一生懸命やったけれども期限内にできなかったのではなく、瑣末なことに時間をかけて力を注がなかったがためにできなかったとしたら…。

 これはもう、良い評価を得ることのほうが難しいですよね。
(超がつく言い訳の天才であればまた別かもしれませんが、読者の皆さんは言い訳のプロを目指しているわけではありませんよね(笑))



 失敗する条件を学び、その条件を避けるように行動したとすればどうなるでしょうか?
どんなに多くの失敗要因を避けたとしても100%の成功が保証されることはないでしょう。

 競馬でも(またその例えかよ!というご指摘ごもっともです)、

 どんなに馬の調子を整えても、
 どんなに良い騎手に頼んでも、
 どんなに対戦相手が弱いレースを選んでも

 雨が降ったり、風が吹いたりするだけで勝てなくなってしまうケースが存在します。
ただ、運よく晴れた場合、風が弱かった場合、優勝に一番近い位置にいるのは上記の準備をすべてやってきた陣営です。

 現実的に100%の成功を約束する状況を準備することは不可能ですが、失敗をできる限り避けることはできます。 あまりに多くの成功の条件を整えるのは大変だ!と二の足を踏むことがあれば、逆に主だった失敗しそうな条件を排除してみる。

 最後の最後の最後は「運がなかった…」で失敗することもあるかもしれません。 成功までの「あと一歩」まで積み上げるのは「人事」であり、そこまでやってこそ「天命」を待つことができるのだと思います。

 まずは、こうすれば失敗するだろうなと思いつく具体的な条件を3つでも4つでも避けるようにがんばってみる。 これだけで物事がうまく行く状態に一歩近づきそうですね!


 ちなみに、以前オススメ本で紹介した「ビジネスで失敗する人の10の法則」も失敗の条件を学ぶためにはもってこいです。



 ここ数回はちょっと堅めの話が続きましたね。
次回は一旦Ozakiの自己紹介も兼ねて緩めの話をしてみたいと思います。