(このコラムが掲載されたメルマガは2011年2月に配信されています)
サッカー日本代表がアジアナンバーワンになって一週間。決勝戦で完璧なアシストを決めた長友選手が世界最高峰のチームの一つ、インテル・ミラノに移籍するなどまだ盛り上がりは冷めていませんね。
せっかくサッカーで盛り上がっている時期ですので、試合を見ていて思いついたネタを取り上げたいと思います。
「誰もいない、空いたスペースに走りこむからこそチャンスは生まれる」
というテーマです。
イタリアの超一流チームに認められた長友選手はもちろん、
完全に相手の守備の裏をかいて、決勝点を決めた李選手、
大黒柱として試合をコントロールしていた本田選手、
神出鬼没な動きで相手守備陣を撹乱した香川選手
そして得点を取るために精力的に動いていた前田選手、岡崎選手
といった活躍の目立った選手にはある共通点があるように思います。
それは敵が少なく、相手の守備が薄いところに突入する動きが多いことです。得点を取るため、もしくは精度の高いパスを出すためには自由な状況でプレーしたほうが有利です。自分の周囲に敵がおらず、普段練習しているような余裕ある状況でプレーできるようにすること。そんな状況を試合中に作り出すためには空いているスペースにいくしかありません。
逆に言えば、どんなに能力のある選手でも敵味方が密集した場所では十分に力を発揮できないということでもあります。
オーストラリアの大柄な選手の攻撃を防げた一因は、日本の守備陣が体を寄せて自由な動きをさせないようにしていたからではないでしょうか?韓国のキープレイヤーに対しては二人、三人で囲んでいたからこそ、陣形を崩されることが少なく、流れの中で失点をしなかった原因だと感じます。
このアクションは仕事やキャリアプランにも適用できるのではないでしょうか?
挑戦者が少ない市場に乗り込んでいく
難しい、厳しいからみんなが避ける分野で存在感を高める
日本人が行きたがらない中東やアフリカの国に進出する
などなど、挑戦者が少ない、前例が少ない状況に自ら突っ込んでいくことで大きな成果を挙げる可能性が高くなるはずです。特に日本人が「安定志向」「内向き」と言われている今はチャンスです。なぜなら、それは同じ場所にいる人が増えているからです。これは敵味方が密集したところでサッカーをしているようなもの。
「安定志向」「内向き」を裏返せばマイノリティがより少なくなっている、空いたスペースがあちこちにある、ということを意味しているのではないでしょうか?現在は「空いたスペースに走りこむ」絶好のチャンスです。
もちろん事前の情報が少なく、トラブルや困難も多いでしょう。しかし、それらは「得点」を取るためには不可欠な苦労ではないでしょうか?
空いたスペースに走りこむためには
長友選手のように長距離を走ったり
岡崎選手のようにダッシュを繰り返したり
本田選手、香川選手のように敵の間を抜ける動きをしたり
体力的にしんどい動き、難しい動きを要求されます。(特にサッカーの場合、体力が落ちてくる後半戦はなおさら難しいそうです)
しかし、挑戦が成功すると鮮やかなシュート、アシストを決められる。それが「空いたスペースに走りこむ」ということだとOzakiは感じました。
読者の皆さんの中にはOzakiよりもサッカーに詳しい方がいらっしゃると思ます。非常に直感的な記述になっていると思いますがそのあたりはご容赦を!補足やご意見などあれば遠慮なくご連絡ください。
サッカー日本代表がアジアナンバーワンになって一週間。決勝戦で完璧なアシストを決めた長友選手が世界最高峰のチームの一つ、インテル・ミラノに移籍するなどまだ盛り上がりは冷めていませんね。
せっかくサッカーで盛り上がっている時期ですので、試合を見ていて思いついたネタを取り上げたいと思います。
「誰もいない、空いたスペースに走りこむからこそチャンスは生まれる」
というテーマです。
イタリアの超一流チームに認められた長友選手はもちろん、
完全に相手の守備の裏をかいて、決勝点を決めた李選手、
大黒柱として試合をコントロールしていた本田選手、
神出鬼没な動きで相手守備陣を撹乱した香川選手
そして得点を取るために精力的に動いていた前田選手、岡崎選手
といった活躍の目立った選手にはある共通点があるように思います。
それは敵が少なく、相手の守備が薄いところに突入する動きが多いことです。得点を取るため、もしくは精度の高いパスを出すためには自由な状況でプレーしたほうが有利です。自分の周囲に敵がおらず、普段練習しているような余裕ある状況でプレーできるようにすること。そんな状況を試合中に作り出すためには空いているスペースにいくしかありません。
逆に言えば、どんなに能力のある選手でも敵味方が密集した場所では十分に力を発揮できないということでもあります。
オーストラリアの大柄な選手の攻撃を防げた一因は、日本の守備陣が体を寄せて自由な動きをさせないようにしていたからではないでしょうか?韓国のキープレイヤーに対しては二人、三人で囲んでいたからこそ、陣形を崩されることが少なく、流れの中で失点をしなかった原因だと感じます。
このアクションは仕事やキャリアプランにも適用できるのではないでしょうか?
挑戦者が少ない市場に乗り込んでいく
難しい、厳しいからみんなが避ける分野で存在感を高める
日本人が行きたがらない中東やアフリカの国に進出する
などなど、挑戦者が少ない、前例が少ない状況に自ら突っ込んでいくことで大きな成果を挙げる可能性が高くなるはずです。特に日本人が「安定志向」「内向き」と言われている今はチャンスです。なぜなら、それは同じ場所にいる人が増えているからです。これは敵味方が密集したところでサッカーをしているようなもの。
「安定志向」「内向き」を裏返せばマイノリティがより少なくなっている、空いたスペースがあちこちにある、ということを意味しているのではないでしょうか?現在は「空いたスペースに走りこむ」絶好のチャンスです。
もちろん事前の情報が少なく、トラブルや困難も多いでしょう。しかし、それらは「得点」を取るためには不可欠な苦労ではないでしょうか?
空いたスペースに走りこむためには
長友選手のように長距離を走ったり
岡崎選手のようにダッシュを繰り返したり
本田選手、香川選手のように敵の間を抜ける動きをしたり
体力的にしんどい動き、難しい動きを要求されます。(特にサッカーの場合、体力が落ちてくる後半戦はなおさら難しいそうです)
しかし、挑戦が成功すると鮮やかなシュート、アシストを決められる。それが「空いたスペースに走りこむ」ということだとOzakiは感じました。
読者の皆さんの中にはOzakiよりもサッカーに詳しい方がいらっしゃると思ます。非常に直感的な記述になっていると思いますがそのあたりはご容赦を!補足やご意見などあれば遠慮なくご連絡ください。