36℃の経年優化

日々一歩一歩自然体で成長し、経年優化を実現するための奮闘ブログ

買えるなら時間を買いたい(その2)

2018-02-24 11:44:13 | 仕事術


 前回はお金と時間がどちらが大切か、
それはもちろん時間ですよね、
というお話でした。

 
 今回はそれではOzakiも含め、
我々はお金よりも時間を大切に
しているだろうか?というお話です。



 必要最低限のお金を稼ぐために
自分の時間を使うのは致し方ないこと。
ただし、その時間があまりにも長く、
自分がやりたいことをやる時間が全くない、
となるとちょっと考え物です。



 以前にもお伝えしましたが、
いつ何時、どんな形で自分の人生が
終わってしまうのか、誰もわかりません。
やりたいことをやらないままに、
死んでしまう、という人生だって、
十分にあり得るわけです。



 そうとわかっているのであれば、
24時間すべて、は無理でも、
有限な人生の中で、一日少しだけでも
自分が心の底からやりたいと願うことに
取り組む時間を持ちたいとOzakiは思います。



 別の言い方をすると、
自分がやりたいことをやっていない時間は
給料というお金と引き換えに時間を
「切り売り」している、とも言えますね。
本当は大切な時間を価値の低い
お金と交換している、ということになります。



 Ozakiはなにもサラリーマン的な
仕事の仕方を貶めているわけではありません。
Ozaki自身も含め、やりたいこと、
知識・経験を積みたい分野に関われるならば、
安定的な収入を受け取り、
会社という「カンバン」を借りて、
やりたいことに取り組めるわけですから
こんなにオイシイ話はありません。

 ですから、決してサラリーマン的な
時間の使い方はアカン!ということを
いいたいわけではないのです。


 
 他方、もっと自由に時間を使いたいのに、
給料をもらうことで、
それが阻害されているとすれば、
その時には時間の価値を最優先したほうが
いいのではないか、とも思います。



 
 実際に体験してみて初めて
感覚がわかるようなことは多いもの。
関連の情報収集や文献での勉強をしても、
やってみたいことの実態がわからなければ、
とにかく身をもって体験する時間が必要です。

 既にその分野に取り組んでいる方の話を聞く、
 休暇を使って自分で体を動かしてみる、
 外部の友人と自分たちが取り組む際の
 イメージを交換してみる、

などなど、
実体験を伴う活動に時間を使う機会を
年に何度かは作ってみてはどうでしょうか?

 なにも取り組まずにある日突然人生の
幕が下りてしまう人生と、
例え最初はうまくできなかったとしても、
やりたいことの経験値を積んだ上で、
試行錯誤中に時間切れになる人生、
どちらがいいのでしょうか。



 お金がなければ生活はできません。
すべての時間をお金にならない活動に
費やしていては当然生活できません。

 ただし、お金は使わないという
選択肢がありますが、
時間は目に見えないものの、
好むと好まざるとに関わらず、
どんどん消費しているという事実を
頭の片隅に置いて日々生活したい、
と考えるOzakiです。

買えるなら時間を買いたい(その1)

2018-02-10 12:04:12 | 仕事術
 
 給料をもらって行う「仕事」が
これまでにないほど立て込んでいる中で、
何とか毎日時間を切り盛りしています。

 自分が使える時間は有限であることは
昔からわかっているつもりですが、
気づいたらあっという間に
時間が経過してしまっている、
と感じることがしばしば。

 本当に時間の使い方が下手だな、と
自分自身で毎日反省です。



 
 そんな日々でいつも思うのは、

 「少しでいいので時間を買えないか」

ということ。
どこかで時間が売られているのであれば、
少しでも買って、自分のために使いたいところ。

 ただ、現実にはそんなことは不可能ですよね。
そのため、Ozakiが少しずつ取り組んでいるのは、
他人の時間もうまくお借りしながら
成果を出すことを目指すというもの。
特にOzakiが

 これから勉強して、覚えないといけないな

と感じるようなトピックについて、
既に詳しい人が周りにいれば、
その方の時間を使わせてもらうことを
考えます。

 具体的には

 迷わずその人に質問するか、
 お金を払ってでも仕事をしてもらうか、
 サービスそのものを購入するか、

が選択肢。

 お金は使うと目に見えて減るので

 減らしたくない、
 使わないでいられないか、
 自分でやれば節約になる、

という考え方になりがちですが、
時間は目に見えないので、
「使った」ことが分かりづらいもの。
そのため、今回は数年間使ったクイズで
時間の価値を感じていただきたいと思います。



「86400円/日が毎日もらえます、
あなたはどう使いますか?
 何に使っても自由ですが、貯蓄はできず、
一日で使いきれなかった場合は
その日の残金は没収されます。
 没収された後、翌日分として
86400円がまた支給されます。
 ただし、ある瞬間がくると、
あなたにはお金が支給されなくなります。
その後は二度と支給されることはありません。」

 皆さんはどうしますか?

 もちろん支給が続く限り、
毎日86400円を使い切るように、
日々使い道を考えますよね?



 実は86400というのは

 60秒×60分×24時間

つまり一日の秒数です。

もう一度上の話の中に出てくる「円」を
「秒」に置き換えて読んでみてください。
皆さんはどうお考えになるでしょうか?



 こうして、時間の価値を考えれば、
お金よりも時間の方が貴重なことがわかります。
特に、時間がない時にはお金を払ってでも、
その分野に強みを持つ方に
協力いただいた方が圧倒的に
お得なのではないか、とOzakiは感じています。



 次回もう少し詳しく説明したいと思います。



(次回に続けます)