36℃の経年優化

日々一歩一歩自然体で成長し、経年優化を実現するための奮闘ブログ

時間に追われるか、時間を追いかけるか(その2)

2011-09-25 20:09:50 | 仕事術
 
 先週はOzakiが時間というものをどのように捉えているかをお話しました。
今週は具体的にどのようなことを心がけて行動しているか、行動レベルのお話を始めたいと思います。


 今週はまず大前提となる行動原則、いわゆる「座右の銘」にあたるものを解説しますね。
その「座右の銘」は



『思ったら言え、言ったらやれ』。


かつてある方から、

 「Ozaki君ビジネス書出す気ない?ネタを探してる出版社の人がいるんだけど、紹介するよ。」

とオファーをいただきました。今の時点では
もし、現時点で出版が許されるのであればタイトルは『思ったら言え、言ったらやれ』になるであろう、そのくらいOzakiの根幹に位置している言葉です。

 

 先週もお話したとおりですが、Ozakiは時間術を語れるほど、時間を上手に使っている人間ではありません。
ただ、「貯蓄できない」という時間の性質を考えると思い悩む時間を「浪費」するよりはまず行動してみる。
行動の結果得られたものを、失ったものを踏まえて次どうするかを考えよう、考えてまたすぐ行動しよう・・・(以下繰り返し)を心がけたい、その心意気を示した言葉です。

b『思ったら言え、言ったらやれ』は文字通り日々の暮らしの中で頭の中に思い浮かぶ諸々をまずは誰かに話してみるところからスタートします。


 こういうことをやってみたい、
 こういうことを勉強してみたい、
 こういう場所に行ってみたい、
 こういう人と話をしてみたい 

などなど、


 そうすると、頭の中で思っている状態よりもより「実現した状態」がクリアにイメージできるようになります。
さらに、誰かに話すことによって自分以外の人もその実現に向けて動いてくれる(もちろんどのくらい尾と信頼関係がある人かにもよりますが)ので、自分ひとりで動くよりも実現度は高くなります。

 そして口だけではなくて、自分自身も実現に向けて動き出すようにします。
もちろんまず動く、というポリシーですから、失敗することも多々あると思います。
それでも挑戦した結果の失敗からは得られることがずっと多い、というのが自分のこれまでの経験から感じたことです。
うまくいくか、いかないかに関わらず「経験したこと」そのものがそこから先の人生で財産になりますからね。


 野球のバッターは打率3割打てれば上出来、競馬の騎手は1割勝てれば名ジョッキーです。
逆に言えばプロのスポーツ選手でも負ける数のほうが圧倒的に多いのが現実。
「経年優化」の途上である尾が失敗するのは当然、位にわりきって(開き直って)挑戦をはじめよう!という心意気で動くよう心がけています。



b「思い立ったが吉日」や「いい日旅立ち」(これはちょっと違う??)という言葉もあるように、まずは思ったこと、やりたいことを口に出す、そして自分自身も動き出す。
その積み重ねで結果として「貯蓄」できない時間を有効活用することができているのではないかな、と考えています。


ちょっと長くなってきたので、続きはまた次回に!

時間に追われるか、時間を追いかけるか(その1)

2011-09-22 03:26:12 | 仕事術
第一号(メルマガ発行当時)を書いたときに読者のお一人から質問をいただきました。
そのままコメントを引用すれば

『第1号と直接は関係ないかもしれないのですが(「勉強を始めてみる」というところが近いかな)、以前から思っていたことでリクエストがあります。
Ozakiは本を読んだり仕事早めに切り上げてジムに行ったり(たぶん)と、「どこからそんなに時間が?!」って感じのやりくり上手な印象があるので、そのへんの工夫をいつか教えてもらえたら嬉しいです。』

とのこと。


なるほどー。
自分自身では特に時間の作り方、やりくりの仕方が上手とは思っていないんですね。
ただ、客観的に見たり、私の話を聞いたりするとこの方のように褒め称えていただけるようなうれしい勘違い(Ozakiがお世辞を真に受けすぎ?)につながることがままあるようです。


ということで、今回からはOzakiの時間に対する考え方、やりくりの仕方をお話させていただければと思います。

 第一回目はOzakiの時間という概念に対するおおよその認識から。
文章が下手なので詳細に伝えきれないというのがなんとももどかしいですが。 
 Ozakiは時間というものが少なくとも現時点の自分が持ちうる最大の「武器」であり「資産」であると思っています。
経験や知識、人間性はまだまだ足りませんが、時間だけは多くの先人よりたくさん持っています。
これが武器としての時間認識。
 一方で、時間をどのように使うかによってその資産価値が大きく変わるということも意識しています。
お金の場合使い方は「貯蓄する」「投資する」「浪費する」の3つだと考えているのですが(そのうちお金に対する認識も書くことになるかと思います)、時間の場合「貯蓄する」は選択肢にありませんよね。
「投資」か「浪費」のどちらかを選ばなければならない、それが時間という資産なんだと思っています。


皆さんもご存知かと思いますが改めて時間というものを考えるときに、こんな話も挿入しておきたいと思います。

  「86400円/日が毎日もらえます、あなたはどう使いますか?
  何に使っても自由ですが、一日で使いきれなかった場合はその日の残金は没収されます。
  没収された後翌日分として86400円がまた支給されます。」

どうでしょうか?

もちろん毎日86400円を使うように考えますよね?
この場合どうやって使うでしょうか?
使い切れない分は「余裕資金」ですから毎日「貯蓄」してでも使い切るように行動する方が大多数かと思います。
(思いっきり浪費するという方もいらっしゃるかもしれませんが(笑))



実は86400というのは60×60×24、つまり一日の秒数です。
もう一度上の話の中に出てくる円を秒に置き換えて読んでみてください。
皆さんはどうお考えになるでしょうか?


 Ozakiは時間というものを「貯蓄」ができないけれども使い方によってはお金よりもずっと意味がある資産だととらえています。
どうせ流れていくもの、使わざるを得ないものであれば、可能な限り大きな割合を「投資」に(この投資という概念も極めて主観的なものですが)振り向けたい、ではそのために何をすべきなのか?を考えています。


その考え方を突き詰めていった先に来週以降ご紹介する様々なテクニックや日常の心がけが生まれてきたのです。
ということで、今回はここまでにして、次回以降いくつか時間に関するOzaki的ティップスをお伝えしたいと思います。

ポジティブフィードバックを作り出す(その3)

2011-09-01 01:04:30 | 意識を整える
 ファーストトピックの〆として具体的にポジティブフィードバックを始めるための行動を書き出してみます。

 これまで概念としての「ポジティブフィードバック」を語ってきたので、最後は具体的な行動案を示したいなと。
それぞれのメリット、デメリットをまとめてみたので1000分の1の成長につながる何かをはじめてもらえればいいなと思います。もちろん、これはOzakiがこれまでやってきたことでしかありませんし、このほかにもいろんな取り組みがあると思います。
こんなものあるんじゃないか?自分はこんなことをやっている、やったときに勉強になったという事例があればぜひ教えてください!


 ●本を読む
メリット  コストパフォーマンスが最も良い。
著者の考えを整理された状態で読める。
自分の都合のいい3時間で吸収可能。
何度でも繰り返し復習できる。

デメリット 書かれている以上のことはわからない。
      「はずれ」の本も当然ある。
      双方向のコミュニケーションはなりたたない。
 

 ●人と話をする
メリット  じっくりと話が聞ける。
      特定テーマ以外にも話題が広がり、学びのきっかけづくりになる。
      意見交換をして双方向のコミュニケーションが成立する。
      その後のつながり、人脈も形成可能

デメリット 投資額、投資時間はやや大きめ。
      必ずしも自分の聞きたい話のみ重点的に話せない。


 ●セミナーに出席する
メリット  特定のテーマについてしっかりと学べる。
      講師の考えを整理された状態で聞くことができる。
      他の参加者との人脈形成が可能。

デメリット 投資額、投資時間は大きい。
      双方向のコミュニケーションは成り立ちにくい。


 ●新しいことをはじめてみる
メリット  自分が主体的に動くことによって貴重な経験が得られる。
      自分が動く中で、予期せぬアドバイス、学びが得られる。

デメリット 労力、時間がかかる。
      事前にある程度準備しておかなければただの失敗のみに終わる可能性有。
      取り組みが継続しなければ無意味。


 ●観察と検索(不思議に思ったことをメモしてグーグルで検索)
メリット  投資額、投資時間共にほぼゼロ。手軽にはじめられる。
      身の回りの疑問に目を向ける習慣が身に付く。

デメリット 身に付く学びは浅く広い。
      検索結果を更なる学びにつなげるためには自分なりの行動基準が必要。
      
いかがでしょうか?

 今回で「ポジティブフィードバックを作り出せ」シリーズは終了。
次回からは「時間を追いかける」のシリーズで行こうと思います。