36℃の経年優化

日々一歩一歩自然体で成長し、経年優化を実現するための奮闘ブログ

時間軸をひきのばす

2021-08-21 00:46:22 | 意識を整える


 前回何事もやってみないと分からない。
とりあえずやってみてはどうでしょうか、
というコラムを書きました。



 すると読者の方から

 「とりあえずやってみる、と言うのは
 頭ではわかるのですが、失敗は怖いです。
 不安を感じることはないのでしょうか?」



 という声を頂いたので、少し考えてみたのです。
Ozakiは人前で話す時や新しいことに挑戦する際、
緊張したり、頭の中でいろいろな成り行きを
シミュレートして険しい表情になることはありますが、

 失敗するのが嫌、
 不安でしょうがない、
 いっそのことやらないで終わらせたい、

と思うことは稀だなぁと思います。



 その理由を突き詰めてみたのですが、
決して失敗を恐れていないわけではなさそうです。
失敗するのはOzakiも当然ながら怖いのです。
ただ、その失敗が人生において「致命傷」には
ならないだろうな、と割り切って見ている、
というのが実態かもしれません。



 Ozakiも(こう見えて)不安を感じることはあります。
失敗への不安もさることながら、

 先行きが見通しづらいタイミングでの不安、
 自分の言動が思いがけない影響を生んだ際の不安、
 業務量の急増等で手いっぱいになった際の不安、
 
 など様々な場面で不安を感じています。
が、最終的に自分自身の中でそういった不安を
消化し、冷静に対応できることが多いのは

 この不安はごく短期的な現象であって、
長い目で見れば「いい経験」でしかない

という考え方がしみ込んでいるからかもしれません。



 Ozakiの人生が何年続くのかよくわかりませんが、
少なくとも目先の数時間、あるいは数日、数週間、
不安感が続いたとしても人生全体から見れば
ほんの一瞬の出来事ではないでしょうか。
不安が数か月や数年にわたって続くことは
少なくともこれまで経験したことがありません。
不安の原因となる事象が解決することや、
そもそも不安な状態に慣れてしまうことが
その要因でしょう。

 よしんば、数年あるいはそれ以上の期間、
次々に不安要素に襲われたとしても、
死んでしまえばそもそも不安は感じなくなるはずです。
Ozakiの一生は日本の歴史や人類の系譜全体から見れば
あるのかないのかすらわからないほどの時間です。

 
 もっと極端に考えてみましょう。
Ozakiが不安を感じる期間は、地球が誕生してから、
いずれ太陽に飲み込まれるか、
地球そのものが破壊されるまでの
極めて長い時間軸の中ではほぼ無いに等しい存在。
地球が存続していたとしても、
数万年後には恐竜のように、
人類は絶滅していてもおかしくないですしね。



 ここまで時間軸を引き延ばしてしまうと、
もはや何のために悩んでいるのか、
不安を感じているのか、Ozakiはわからなくなります。


長い目で見ればの不安や苦しみ、プレッシャーも
 
 大騒ぎすることじゃないよね、
 失敗してもまたやり直せばいいじゃない、
 何が起こっても死ぬことはない


と捉えるのが Ozakiの不安克服法である、
と言えるでしょうか。



 
 読者の多くの方に参考になるか、は
正直不安ですがOzakiなりの不安克服法、
プレッシャーへの対処法として
「ふーん」と思っていただければ幸いです。


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