男子厨房に入る ー 独り言

近頃のシニアは元気がいいのです。まだまだ体力のある間はと動き回っていろいろと感じた事を書き綴っています。

東京物語

2012-01-11 | Weblog
戦後間もない頃に作られた、小津安二郎監督作品です。家族物映画の集大成とも言われ、海外では、このDVDが字幕スーパー見る事が出来るのです。おそらくは日本で見る事の方が難しいのではないでしょうか。血のつながった家族でも、なかなか久しぶりに再開しても、気まずさと、厄介者扱い、遠慮しながら、というのが現実なのでしょう。私も厄介者にされる年齢に近いので、身につまされる思いで鑑賞しました。モノの不自由な時代にこんな家族の繋がりならば、モノの豊富な今はどうなのでしょう?より家族の絆は弱く、脆くなってはいないでしょうか?私のこの時代は生きて行くのに精一杯だったと記憶をしています。物語だけに大げさに描かれているのかも知れませんが、親を厄介者扱いする様になれば、この世も末ではないでしょうか?年をとれば「宿無しか」。悲しい現実でしょう。
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1 コメント

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それぞれ ()
2012-01-12 18:00:58
人それぞれではないでしょうか?
こちら噺家の一家の方が書かれた本【子の世話になりながら死にます】と言う本がでています。 因みに意味合いが逸れるかも、地名に【姥捨】があります。楢山節こう
昨年の漢字一文字は【絆】
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