男子厨房に入る ー 独り言

近頃のシニアは元気がいいのです。まだまだ体力のある間はと動き回っていろいろと感じた事を書き綴っています。

大さじはカレーのスプーン??

2004-05-04 | Weblog

 無知な奴とお笑い下さい。生まれてこの方50年、料理の大さじ は、カレーやスープを食べる、大きいスプーンと思っていたのです。 で小さじは、コーヒーや紅茶のスプーンだったのです。 それが何と料理教室に行けば料理用の計量スプーンだったのです。 それならそうと最初から言って欲しかった、料理用の計量スプーンと 。 料理教室に入った最初の日、私は一生懸命に私の信ずる大さじ、カレ ー用のスプーンを探したのです。すると同じグループの 彼女:”なにを、ごそごそ、探しとん?” 私 :”カレーのスプーンじゃんか?” 彼女:”今日のメニューにカレーなんかあらへんよ??” 私 :”ここに書いてあるジャンか、大さじって。” 彼女:”あっ、それは、こ~れよー。” と言って出されたのが、あの底が丸い形をした、計量スプーンだった のです。”何じゃ、これが大さじか?こんなんでカレー、食べられへ んでえ。”と、絶句。まあ、笑われはしませんでしたが、この時の 気持ちは、ずーっと自分が信じて続けて来た最愛の人にある日突然裏 切られた、という衝撃だったと言えば大袈裟でしょうが、本当にびっ くり仰天でした。 次のびっくりは、大さじが小さじの3倍であるということでした。 目の錯覚でしょうが、どう比べて見ても大さじが小さじの3倍有るな んて、見ただけで皆さん判りますか?その夜、料理教室から帰り家で こっそり、台所で確認と実験をしました。 有りました、有りました。我家にも計量スプーンが。日頃台所の引き 出しなんか開けた事が無かったので見た事が無かったのです。やっと 我家でごたいめーんという感じでした。次は実験です。薄暗い台所の 片隅でひとりでぶつぶつ、”い~っぱい、に~はい、さ~んばい” (ばんちょうさじ屋敷です。)薄暗い台所の片隅で親父がごそごそ。 家族の者に見られなかったので、良かったのですが、見られたもん には、さぞかしお互いにビックリしたでしょう。 次のビックリは、我家には2つの形の異なる計量スプーンがあること です。どうもそれは、アメリカ生活時に購入したスプーンみたいです。 通俗的な表現をすれば、デカパイ形とペチャパイ形です。どちらが日 本製でどちらがアメリカ製かは、定かではありませんが、だいたい想 像はつきますよね。私が好んでいるのはやはりアメリカンタイプです かね。なんと言うか、あの絵も言えない曲線、丸さが手に馴染むって 言う感じで。いや、これは計量スプーンの話ですよ、勘違いなさらな いで下さい。でも食欲と性欲、同じ人間の本能。まんざら関係ないわ けでもないですかねえ。 あっ、それと、前述の”彼女”とは、女性の3人称単数の一般代名詞 (SHE)でして、私の意とする特定の方をさしているのではございま せん。いくら私が博愛主義者とは言えそういうことはお互いに選択権 がございます。あらぬ噂が出ては困りますので。 失礼いたしました。


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