青春がはるか遠い昔になった、私にとってはその時代が過去の思い出さえ消してしまっていて、身近には感じない映画でした。セントエルモというバーを背景に繰り広げる、俗にいう青春グラフィティー映画です。名門大学を卒業した男4人、女3人の恋愛劇とでも言うものです。7人が卒業後も近くで生活するという設定も、ろくに就職をしていないのが数人いるというのも何かストーリーのための苦しい設定に思えました。学校を離れ遠くに職を見つけた私の青春とはまったく違うのと、その為に友人が近くに居なかったという事も大きな違いです。本当の「セントエルモの火」をネットで調べると物体に蓄積された電子が突如火を放ったように輝く現象です。この映画の青春真っ只中の若者のエネルぎーが、一瞬輝き放った瞬間を描いた作品です。映画は20数年前のものですが、この映画の主題歌は依然としてラブソングの定番としてよくラジオより聞こえてきます。
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なにか掘り出し物はと探してみましたがこれといって欲しいものはなかったです。