オサマビンラディン

アメリカの日曜日の夜１０時半に、オサマビンラディンが死んだとのニュースがＣＮＮで報じられています。これについてオバマ大統領が直ぐに声明発表するとも出ています。これでブッシュ前大統領が２００１年の911時に「生きて捕らえるか、殺すかテロの首謀者である、ビンラディンを捕らえる」と叫んだのが１０年後に実現したのです。パキスタンのイスラマバード郊外、アボットバードのマンションに家族と共に居る所を、アメリカ情報局（ＣＩＡ）、ネイビー秘密部隊とパキスタンの混成少数チームがヘリコプターを使った作戦により殺されたと報じられています。作戦の実行日は、先週のイギリスのウィリアムズ王子の結婚式も考慮し、先週の金曜日に、５月１日実行と決めたとも報じられています。攻撃の後建物に火がつき、それを消火後に死体を確保しました。今までは、アフガニスタンかパキンスタンの荒野か洞窟等に潜んでいると言われていたのですが、都会のマンションだったとは、我々の目を欺いていたと言うことでしょうか。深夜にも関わらず、ホワイトハウスの北西部の鉄柵沿いに多くの人が星条旗を振りながら「ＵＳＡ，ＵＳＡ」と、この事を喜んで叫んでいます。ニュースを聞き走りながら駆けつけている人もおり、その数はどんどん増えています。車でのこの地区への進入が禁止される措置も出ています。ホワイトハウスで実況中継をしているアナウンサーの声もかき消される程です。ＮＹ市のグラウンドゼロでも人が集まって来て、この出来事を祝福しています。アルカイダの連中はシリヤ、イエメン、北アフリカに散らばって今も生き延びており、いつまた、何処でどんな報復にでるかは、誰もわかりません。テロとの戦いがこれで終わったのではなく、新たな局面を迎えたのではないでしょうか。早速、ＣＮＮでも報復措置に備え、世界中のアメリカ政府関係施設（軍、大使・領事館等）のセキュリティーを最高度まで引き上げたと報じています。