世界を股に掛け興行、活躍しているサーカス団、シルクデソレイルの最新作品”デリリュウム”を観てきました。いつもの黄色い天幕ではなく、こんどは通常アイスホッケーを主体に行なうアリーナでの公演でした。一体どのように言えば良いのか困る出し物でした。サーカスでなく、音楽ライブでもなく、ミュージカルでもなく。強いて言えば、総合舞台芸術としか表現のしようがありません。アリーナを中央で2分するステージの両サイドから観客が観賞する形でした。”Music in Motion"と謳って居ただけに、音楽を全面に打ち出し、バンドも見える形で登場していました。舞台の袖にスクリーンを配置してそこに現実の舞台とイメージ画像をダブらせて映したり、またステージを半透明の布地で幕のようにさえぎりそれに画像を映して、透けて見える舞台の内容とラップさせて見せたり、まさに観客も”デリリュウム(精神錯乱)”でした。勿論お手の物のサーカス並みパファーマンスも折り込んでいます。最後は観客全体を包み込む白い吹雪とバルーンで興奮の坩堝でした。
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1 コメント
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- 米 (河)
- 2006-02-20 13:28:25
- サーカスも一瞬気が抜けないですね。 そんなスリルを沢山味わえてよいです。
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