場所を吉相の位置に移し、お神酒を掘る場所と工具一式に振りかけいよいよ掘削に入りました。早速試練が待ち受けていました。表土を取ると赤い固い土壁のような層です。穴が崩れてくる心配はありませんが、掘るスピードは亀さんです。注水して、約1.8Mのバールを突き刺し固い底を崩しながら作業です。歳も歳ですから、休憩の合間に作業をするような感じです。まだ、初日今から飛ばしてはと、ゆっくりと掘った結果は、約1.3mの深さです。
さて、明日から掘り始めるぞと、夕食を食べながら連れ合いと話しておりました。あれほど、掘る場所に色々と言っていた人が、方角(吉相)になるとすんなりということを聞くのです。今、予定している所は使い勝手からはベストな位置ですが、吉相では少し場所が違って来ます。ネットで調べれば、いろんな情報が集まって来ます。人生経験の長い私、シニアもいろんな事を聞いたり、体験したりしています。迷信、運勢、ジンクスなどのネガティブな事は、信じず、むしろポジティブなダーマ、意志力などを信じる私です。しかし、良い事はあまり伝わらず、悪い事が広がり易いこの世の中です。私の近くにもそんな迷信的な事をよく口にする人が住んでいます。そんな人の餌食にならないよう、今回の井戸を掘る場所も変更です。幸いなのは、変更場所は以前パンザマストを埋める時に掘った穴で水を確認した位置に近くなるので、井水の期待がますます高まります。