「我が国の非常事態である。国民は政争には興味はない。議会主導の経済でなく企業主導の経済でなくてはならない。議会でのあらゆる法案が雇用促進と言う点に集中して行かなければならない。」この辺り共和党の議会抵抗に釘止しをしています。スタンディングオベーションをするのは、民主党員(身内)です。「35000の傾いている学校を救うことになる。法案を通すのが大切だ。」マケイン議員はさめた顔で聞いています。それにしても原稿を見ずによく演説しています。幾度となく、法案を通せを繰り返しています。大企業や富裕層からは税金徴収です。「税金のコードを大企業だけが、抜け穴をみつけて潤うのでなく、皆にフェアーなものに変えます。」スタンディングオベーションで立ったり、座ったり忙しい民主党員です。じっと座っているのは、オバマ大統領の後ろにいる、ベイナー下院議長(共和党)です。「我々政治家は今こそ何が最優先かを決めなければならない。」クリントン長官も寄る年波か、目をしかめながら聞いています。GE、アメリカンオンラインなどなど大企業の経営者も招待されています。数人は大切だと思う所をメモしています。「世界経済については交渉などは、無い。アメリカが世界経済の頂上にいるべきだ。安全保証、以外の規制する法は必要ない。来年、14ヶ月後には、選挙があるが失業している人は、そんなに待つことは出来ない。」時折、リンカーンの言葉を引用しての演説でした。この演説の後半に、10年を迎える911に向けて具体的なテロ報復の脅威を掴んだとの発表がありました。
今夕のアメリカはオバマ大統領が雇用対策に付いて議会で演説するということで、マスコミはその中継です。年頭の教書演説以外で演説するのは極めて珍しく、それだけ昨今の雇用状況に国民が満足していないと言う現実反応しての演説です。大統領が到着する前の議会はまるで社交場のようで議員達が握手、キス、、ハグ、おしゃべりで喧噪しています。4500億ドルの雇用対策案を示すようですが、これだけで雇用状況が改善するとは思えませんが、期待しましょう。始まるまでの議会はなかなかのしきたりがあるようで、なかなか始まりません。オバマ大統領夫人が入場の後、ただ今は、内閣のメンバーが入場しています。そしてまた握手、キス、ハグ、おしゃべりです。
アメリカに進出しているおおかたの日本企業が面している問題です。アメリカ企業と比較すると確かに勤続年数が長くなっています。平均的なアメリカ企業の勤続年数が7年くらいですが、日系企業のそれはその倍以上になります。ココに来て勤続年数だけを主張して、成果を発揮できない従業員がその長さだけを基に、昇級や昇格の高待遇要求して来ているのです。それも口だけは達者で、人当たりは良いのですが、仕事の纏めは出来ない、自分で自分の仕事をやりくりできない、だけど勤続だけは長い。俗に言う成果を極端に要求しない日系企業にある典型的なパラサイト従業員です。実力があるのなら会社を辞めて他で力を示せられると思うのですが、それはしない。やはり出来ない従業員でしょう。日系企業が舐められているのか、会社がそれをうまく使っているのか。どっちもどっちです。